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思いだせなくなる前に【プロポ】221022

前回、酒のテレビCMについて触れたので、
そうなると、これについて語らずにはいられない。

正直、主題歌が変わってからの後半は、個人的には蛇足でしかない。

のうぜんかつら(リプライズ)を聴くためだけに、CDアルバムをTSUTAYAなどでレンタルしたのは私だけではないはずだ。

そして、リプライズじゃない原曲を聴いて驚いたのも、私だけじゃないはず。


この曲が使われている動画前半のCMは、なぜか、幸せそうな男女の様子を描写しているのに、「別れ」を想起させる切なさがあるのが好きだ。

曲の力も大きいし、あえて曖昧にしているストーリーや、キャッチコピーもすばらしい。

比較すると、曲が変更されてからのCMは、そういった深みが感じられない。
曲は悪くない、のに。

もしかしたら、制作プロデューサーが変わってしまったのかもしれない。


最近のテレビCMって、どうなのだろう。
単純なインパクト、ではない、こういう心に焼き付くような、物語性を感じられるものって、あるんだろうか。
テレビをつけないから、わからない。

大分麦焼酎二階堂のCMも、なぜかすごくノスタルジックな作りだったよな。

いいちこのポスターとか、最近でも駅とかに貼ってあった気がするが、同じような路線を感じる。


酒飲みって、みんな、ロマンチストなんだろうか。


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