あの子の髪が揺れるころ【プロポ】221015

2022年10月15日 20:05

抜けのわるい方が、私の声。
端末のスピーカーだとそれが顕著に感じられた。

校庭のフェンス越しに吹く風を、寝息と表現できたところが、
特に気に入っている。

夜を迎うウィステリア　西の空　今にも消えそうで
遊びつかれ校庭は　もう寝息をたてていた

星が集うバス停には　君ひとり　少しうつむいて
僕に気付き微笑んだ　手を取り　始発に乗った

心　もっと　(どこかで)
これが　きっと　(鐘の音)
いつも　ずっと　(夜を包んでいく)
待ち続けたものなら

回れ回れループサウンド　光れひかれ　あの街明かり
ゆらりゆれ　ふりふられ　辿り着く　いまhold on me
灯る灯るトーチサインと　二人包む　この月明かり
かわるがわる覗き込む　今夜だけ　さあfall in fall in

まわるまわる今動き出す　幾千の紋様に目は眩む
二度とない同じ眺望　でも僕ら何度も出逢ってる
風向きは東　また手を伸ばし　その曖昧な熱をたしかめる
途切れかけたつながりを　無理やりに結びなおす

赤、青、白、黒、緑、見たこともない色彩
対称性なんてとうにどうでもよくなってるカレイド
ひび割れた鏡に映る　君はまた不器用に笑う
かわるがわる変わる　この世界に

心　もっと　(どこかで)
これが　きっと　(鐘の音)
いつも　ずっと　(夜を包んでいく)
待ち続けたものなら

目の前に広がるその景色に　僕たちは染められてゆく
離れてしまうその前に　一つだけ願う　いつも

回れ回れループサウンド　光れひかれ　あの街明かり

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