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療育のプロから学んだ!グレーゾーンの子どもに絵本の読み聞かせをするコツ!

発達障害がある息子。絵本の読み聞かせが教育にいいって聞いたから、読み聞かせをしてみたけど、ムシされるし絵本を破こうとしてきてツラい。どうすれば読み聞かせを聞いてくれるのー💦

こんにちわ3児のママwebライターのいずみです。
わたしには息子が3人いて、そのうちの1人が発達障害グレーゾーンです。
今回は体験をもとに上記のような疑問にお答えしていきます。


グレーゾーンの子どもに絵本の読み聞かせをするコツ!

結論は、好きなジャンルの絵本をたっぷりと感情を込めて、少しオーバーなリアクションをしながら読む!

これです。ちょっとじぶんがやると、とても恥ずかしいのですが(/ _ ; )

効果、ありです。

【グレーゾーンの子ども】知っておきたい読み聞かせの効果3つ

読み聞かせは、大事だと言われていますよね。

具体的に何にいいのかと言われると3つあります。

  • ボキャブラリーが増える

  • 聞く力が身につく

  • 想像力と感性が磨かれる

とくに言葉の遅れが気になる子には、読み聞かせをすることでボキャブラリーが増えると言われています💡

そして、

親の指示をスルーして聞いていない子でも、絵本の読み聞かせを根気よくしていたら、きちんと親の話を聞くことができるようになった!という体験談を聞いたことがあります。

読み聞かせはグレーゾーンの子にも、いいことだらけなんですよね。

療育で目をキラキラさせて読み聞かせを聞いていた息子

もともと絵本が好きだったわたしは、息子たちに絵本の読み聞かせをしていました。

定型発達の長男は楽しそうに聞いてくれていたのですが、グレーゾーン次男は無関心。

わたしに絵本を投げつけたり、絵本をちぎったりとやりたい放題…。

図書館で借りた本をビリビリに破られたときは白目になりました…💧(司書さんから厳重注意を受けました)

そんな息子ですが、

いま通っている療育では目をキラッキラ✨させて読み聞かせを聞いているんですよね。

その姿に、めちゃくちゃ驚きました。

この差はなんだ。

なぜだと。何がわたしと違うのかと。

療育のプロを観察して得た読み聞かせのコツ【絵本の選び方編】

療育の先生を観察して発見した絵本の選び方のコツはこれです。

  • 好きなジャンルの絵本

  • 赤ちゃん向けの絵本

この2つではないかと思いました。

好きなジャンルの絵本

好きなものにしか興味のない息子。当然、絵本も同じです。わたしは息子のことを考えずに、自分中心で絵本を選んでいることに気がつきました。

ジャンル選びからすでに失敗していたんです…。

療育に通う前に「息子さんの好きはものはなんですか?」「興味があるものはなんですか?」

など、こまかく色々と聞かれていた理由は、このためだったのか!と思いました。

赤ちゃん向けの絵本

息子はいま5歳です。しかし療育では赤ちゃん向けの絵本を読み聞かせていました。
赤ちゃん向けの絵本の特徴といえば

  • リズム感がある文章

  • カラフルでわかりやすい絵

もともと絵本に興味のない息子(療育の先生に事前に伝えていた)でもとっつきやすいように、あえて赤ちゃん向けの絵本から読み聞かせをスタートさせたのでは?と考えています。

息子の場合だと、

  • ガタンゴトン

  • コロコロ

  • あーん

  • ドンドン

  • ブーブ

  • バーン

などの音が好きだったので、赤ちゃん向けの本は大ヒット。ケラケラ笑いながら聞いています。

5歳だから5歳向けの絵本を!じゃなくて今の息子にあった本を選ぶといいのか!と学びました。

療育のプロを観察して得た読み聞かせのコツ【絵本の読み方編】

こちらも2つあります。

  • テンション高めに読む

  • オーバーリアクションで読む

テンション高めに読む

読み聞かせの時の先生はいつもテンションが高いなーと感心していました。でも、そのテンションの高さが大事なのでは?と思います。

それと同時に「一音、一音はっきり」と発音していることに気がつきました。

これによって息子の中では

  • なんだ?おもしろそうと興味が湧いてくる

  • 聞き取りやすい → 内容が入ってくる

この2つの要因がかさなって絵本に耳を傾けるようになったのでしょう。

発達障害・グレーゾーンの子は視覚からまず情報を得るそうです。耳で聞く能力はゆっくりと成長するそう💡

そのため、はっきりと発音してあげるのは聞く能力を育てるうえで、大事なポイントなのだそう。

色がハッキリした赤ちゃん向けの本から読み聞かせをスタートさせるのは、絵本に興味ない息子にっては理にかなっている…!と思いました。

視覚で目をひいて、ハッキリした発音で言葉の理解を促す…。療育の先生、プロだ!と感激しました。

オーバーリアクションで読む

なぜこんなにも先生のリアクションじゃ大きいのか?

気になっていたのですがそれはきっと、相手の言葉の意味と気持ちを理解しずらい息子にも、身ぶり手振りで言葉の意味・相手も感情を教えようとしているのでは?と思うようになりました。

息子は言葉によるコミュニケーションが大の苦手。母親であるわたしの声かけにもいっつも無反応です💧

しかし、療育の先生の読み聞かせを何度か経験していくうちに
それなりですが、、、わたしの「これは、嬉しい」と感情を言葉にして表現してくれるようになりました。

オーバーリアクションは、感情を教えるのにぴったりなのかも知れないです。
”話を聞いてくれないと悲しい”ということが息子なりに理解できた?のかなと思います。

家でもやってみた結果…!

テンション高めに、オーバーリアクションで…正直、家でやるのには恥ずかしい。

でも息子の成長のためだと思って実践しました。

すると、

息子は療育での読み聞かせと同じようにニコニコと絵本を聞いているではありませんか!

自宅でやっても効果を感じました。

ただ、デメリットがあります。

  • 1冊読むだけでめちゃくちゃ疲れること

普通に読み聞かせするよりも何十倍も体力を消費します💧

毎日の読み聞かせがベストだとは思うのですが、わが家では わたし の体力しだいでやったり、やらなかったりしています💧

無理をしないことが大事ですからね。

でも、息子が読んで!と言ったら読むようにしています。言葉で伝えるのが苦手な息子が、せっかく誘ってくれたので親としては、
しっかりと答えないとですよね!

【まとめ】発達障害の子どもに絵本の読み聞かせをするコツ!

この記事のまとめです💡

あなたのお子さんも読み聞かせに興味を持ってくれるはずです!

選び方のコツ

  • 好きなジャンルの絵本

  • 赤ちゃん向けの絵本(発達のレベルにあった絵本で可)

絵本の選び方はお子さんの興味関心にそったもので、お子さんの発達にあったものにしましょう。5歳だから5歳向けの方を!という決まりはありません。まずは絵本に興味を持ってもらいましょう。

読み方コツ

  • テンション高めに読む

  • オーバーリアクションで読む

高めのテンションで、一音、一音ハッキリと読んであげましょう。
理由は、発達障害の子は視覚からまず情報を得る傾向がある。耳で聞く能力はゆっくりと成長するから。

ハッキリとした発音で読めば、言葉の理解 と 聞く能力 が成長していきます。また、大きなリアクションで、感情たっぷりに読むと「感情」の理解も進むかと💡

注意点としては、このような読み方は、めちゃくちゃ体力を消費します。あなたの無理のない範囲でやりましょう!

ぜひ、試してみてくださいね。

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