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「子どもに発達障害がある」とママ友から告白された時にあなたにできること


ママ友から”子どもに発達障害があって…”と告白されたけど、これからどう接していいか分からないよ。言っちゃダメな言葉もある? 大好きなママ友だから、傷つけたくない。

こんにちわ3児のママwebライターのいずみです。
わたしには息子が3人いて、そのうちの1人が発達障害グレーゾーンです。
今回は体験をもとに上記のような疑問にお答えしていきます。


「子どもに発達障害がある」とママ友から告白された時にあなたにできること


それは「普段と変わらない態度で接するだけいい」これだけで充分です。

これだけで本当にうれしい。

”息子に発達障害がある”と言ったら急に態度がよそよそしくなったママ友がいます。仲良かったけど、ちょっぴり疎遠になりつつあります💧会った時も”発達障害の話題はタブー”なふんいきです。

たぶん気を使ったくれたのだと思いますが、壁を感じる…。

発達障害児を育てるって、ストレスが溜まるし、疲れる、孤独。

だから、気を使わずに、フツーのママ友のように接してくれたら涙が出るほどうれしい。

フツーに育児の愚痴を聞いてくれるだけ感謝です。

言っちゃダメな言葉ってある?

ざっくりいうと4つあります。

  • 育て方に問題があったんじゃない?

  • 気にしすぎだよ!

  • ママが頑張らないとね!

  • アドバイスをする

育て方に問題があったんじゃない?

こんなセリフをさらっと言っちゃう人はいないと思いますが念のため…。

あなたもそうだと思いますが、育児に真剣じゃないママなんていません!

それなのにどうしようもならない、脳の特性があるのが発達障害。

「育て方に問題があったんじゃない?」はママを全否定しているように聞こえるので本当に言っちゃダメな言葉です。

気にしすぎだよ!

「励ましてあげたい!」というとても優しい気持ちの言葉だと思います。その気持ちは本当に嬉しいです。

でも、申し訳ないのですが、

当事者の親としては本気で悩んでいることを「気にしすぎたよ」と言われるとちょっと複雑な気持ちになってしまうのです。

本当に本当に、申し訳ないのですが「うちの子の何を知っているの?」と思ってしまうのが本音です。

かわりに「お疲れさま。がんばりすぎないでね」というセリフを言ってもらえれば心にじーんと、しみます。

ママが頑張らないとね!

こちらの言葉も励まそうとしてくれるとても優しい言葉です。

ですが、これも本当に申し訳ないのですが…。

これ以上どう頑張ればいいの?と当事者のママは思ってしまいます。

次の通院はいつ?次の療育の日は…?発達検査の書類を用意しなきゃ💦

日常の育児にプラスしてスケジュール管理などバタバタしがち。

わたしの息子の場合は2ヶ所の療育施設に通っています。そのため本当にスケジュール管理が大変だし、めちゃくちゃ慌ただしい毎日です 笑

あなたももちろん毎日の家事・育児に奮闘していると思いますが、

おそらくあなたの1.5倍は当事者のママは忙しいし、奮闘していることを

頭の片隅にちょこんと置いておいてください。

そこで、代替えの言葉が「がんばっているね!」です。

「私なんてまだまだ…」と言いつつも、当事者ママは心の中では大喜びしてますよ♡

わたしがそうです 笑

アドバイスをする

何度も言いますが、

大好きな友達をたすけよう、励まそうそうとする優しい気持ちはうれしいです。

しかし、あなたが発達障害のプロ(医師、看護師、療育施設のスタッフなど)でなければアドバイスはやめたほうが無難。

ママ友からは「なにも知らないのに…」と思われる可能性大。

無理にアドバイスをせずに、話を聞いてくれるだけで大丈夫です。その時は、うなずく だけでいいです。

話を聞いてくれただけでも、本当にありがたいなと思います。

補足:息子の進路ついてママ友に話してみた結果


息子は年長さん。来年は小学生です。わたしの希望としては「普通学級に入れたい」と思っていました。

そのことを友人に話した時に「支援クラスの方がいいと思う!だって…(アドバイス)」と言われた経験があります。

たぶん、わたしと息子を思って言ってくれたのだと思いますがわたし的には
うーん💧と思ったことがあります。

当事者のママはいろんな情報収集をしています。発達障害についてはそれなりに詳しいです。真剣に考えて決めたことを ” 憶測 ” でアドバイスして欲しくないなぁぁ。と感じました。

もちろん、わたしたちのためになればと思っての発言なのでありがたいんですけど正直、「うーん💧」となってしまいました。

リアルに言われて嬉しかった言葉2選!

2つあります。

  • いつもがんばっているね

  • 体調には気をつけてね

このようなねぎらいの言葉は心にしみます…。

発達障害の子を育てるママには、励ますよりもねぎらいの言葉がいちばん嬉しいです。

わたしが言うのもなんですが、毎日が本当に慌ただしい 笑
心も体も疲れ切っていることが多い。

そんな時に「いつもがんばっているね」「体調には気をつけてね」と言われたら号泣するくらいうれしい。

あなたも家事・育児しているとそれが当りまえになりすぎて、だれからも感謝もされないとイライラしたり、孤独を感じることありませんか?
そんな時にふっと「いつもがんばっているね」と言われたら報われた気持ちになって、嬉しくなりますよね。

その感覚に似ているかもしれません。

【まとめ】「子どもに発達障害がある」とママ友から告白された時にあなたにできること

あなたができることは2つ。

  • フツーのママ友として接する

  • 励ましの言葉より、ねぎらいの言葉をかける

★ ねぎらいの言葉の例
・いつもがんばっているね
・体調には気をつけてね

” 子どもが発達障害 ”というカミングアウトに対して「アドバイスをしよう!」「励ましてあげよう!」と意気込む必要はないです。

フツーのママ友として接してください。

大事なのは発達障害というデリケートな悩みをカミングアウトしてくれたママ友の思いや気持ちに寄り添うこと。

ママ友を傷つけたくないとこの記事を最後まで読んでくれた心優しいあなたなら、必ずできます。

あなたとママ友の関係を維持するための参考にしてくださいね♡



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