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つれつれ通信(仮)No.1(郷土偉人編)

安井息軒について

宮崎県宮崎市清武町(平成22年宮崎市に合併)にいる偉人の紹介です。
江戸時代の儒学者、安井息軒です。
幼い頃から勉学に励み、飫肥藩(江戸時代に日南市を中心に治めていた藩)の用人格(殿様の側にいて世話をする人)までになりました。
その後当時の幕府(将軍)からお呼びがかかり、ご儒者(若年寄に属し将軍に儒学を進講する者)なり、昌平坂学問所に勤めるようになり、直参(将軍に直接仕える人)という身分になり江戸城に自由に出入りが許されることとなりました。


安井息軒像(清武文化ホール前)

※昌平坂学問所:江戸幕府直轄の学問所(今でいう東大法学部みたいなもの、全国藩のエリートが学問を修めていたそうです。)

息軒の教えを受けた人

教えを受けた人は、のべ二千人を超える。一部抜粋
○谷干城:明治維新後、西南戦争での鎮台司令官として熊本城を死守のちに農商務大臣等を務めました。
○陸奥宗光:明治維新後、外務大臣となり、外国との不平等条約の改正に努力し、一部の改正に成功した。
○平部嶠南:飫肥藩家老、明治維新後は飫肥藩大参事となって政務を指導する。県から地誌編集を委託され、宮崎県で地理、歴史を研究する人々にとっての不可欠の書を編纂する。

安井息軒旧宅にて

安井息軒旧宅について

旧宅(生家)は、現在も訪れることができる。
茅ぶきの平屋立てでしたが、台風の被害により瓦ぶきにしましたが
昭和54年に国の指定史跡となり、平成4年から5年にかけて保存のため
国の補助を受けて整備や修理がされ、再びもとの茅ぶきになりました。

安井息軒記念館・安井息軒旧宅
https://yasuisokken.jp/

あとがき

タイトルも仮のバージョンです。続けばいいなと思い書き続ける予定です。
3日坊主にならなければいいのですが…


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