好きな子に告白できなかった話。


どうも、スーパーウルトラアルティメットキュンキュン系ノベリストのみざと申します。











ごめんなさい。

今日のお話はかなり赤裸々に語らなきゃいけないので冒頭のふざけだけ許してください。


タイトルの通り、今日は現役男子高校生である僕の恋バナをしましょう。

失敗談だけどね。
 



去年の11月の暮れでした。
あんなに緊張してバスに揺られたことは無かったなぁ、って思います。市街地に行くときにはいつも使っている路線なのに、目的がいつもと違うだけであんなに胸がドキドキするなんて。

その日は僕の人生で初めて、自分から好きな女の子を誘ってデートした日でした。街はクリスマスの飾りが飾り付けられて、どこもかしこもキラキラ輝いていました。

待ち合わせしていた場所に約束の20分以上早く着いた僕は、なんとかドキドキを抑えたくて近くの本屋を見に行きました。手にとっても手にとってもあらすじはおろかタイトルすら頭に入ってこない。頭をブンブン振りながらなんとか時間をやり過ごし、5分前に待ち合わせ場所に戻ると、、、。

ほんとにビックリしました。女子校に通うその子といつも会うときは学校帰りだったりがほとんどだったので、ほとんど制服姿しか見たことがなかったのです。

髪がくるくるに巻かれていて、なんかよく分からないもこもこのコート、黒いタイツに黒いヒールが光っていて、すんごい高そうなバッグ。おまけにそれまで見たことかったお化粧。

正直圧倒されました。それまで会った時の彼女の何倍も大人びた印象で、でも僕が好きだった子供っぽい表情はそのままで。

めっっちゃ可愛かった。です。うん。めっっちゃ。綺麗で可愛かった。いやマジで、可愛かった。
今その時のことを振り返ると、きっと僕が起きた時間にはもうヘアアイロンしてたり、お化粧したり、服を選んでいたりしてくれてたのかな、と想像してしまいます。ただでさえ僕よりバス時間かかるのに。



もともと僕がその子をデートに誘ったのは、告白するためでした。出会ってから3ヶ月くらいが経っていましたし、クリスマスとか、一緒に過ごせたらいいなーなんて考えてました。


僕のへったくそなデートエスコートにも文句の一つ言わずついてきてくれて、一緒にスタバで話したり、服を見たりしました。そして、日が落ちかかってきたころ、僕たちはその商業施設の屋上に。

夕日が西の空に隠れようとしていて、市街地の灯りが燦々と輝きはじめていました。屋上には、僕たち二人と遠くに数人だけ。

 


今。今だ。面と向かって告白したことないから分からんけど、多分今だ。

好きです。付き合って下さい。

たったこれだけ。これを言うだけ。





なんで。その言葉は、どうしても声になりませんでした。喉にひっかかっているというよりも、そもそも僕の喉の通り道よりも大きくて出てこない感じ。

僕には、紅い夕陽と輝く街を眺める彼女を、後ろから呆然と見ていることしか出来ませんでした。呑気に、彼女も景色も綺麗だな、とか思ったりして。


結局その後も告白の言葉は伝えられず、明らかに彼女は不機嫌そうでした。そりゃ、絶好の告白ポイント全スルーされてる訳ですから。当然です。そして僕は、バスに乗る彼女の背中を見届けて、我に返りました。



なにしてんだ?俺。

は?え?え、なんで告白してないの??

しかも、あんなに心の中で繰り返してたのに
「可愛い」
すら言ってない。

あ、やらかした。



おしまい。

いつもは文の構成とか色々気をつけるんですけど、今回はほぼ殴り書きのままです。すみません。

かんっぜんに僕が悪いんですよ。誰よりも僕が分かってます。もうなんと言えば良いのか分からないくらい、後悔とか情けなさとか色んなものがごちゃごちゃになって。
苦みという一つの味になって今もなお残り続けています。


でですよ。なんで僕が去年の話を今になってしてるのかっていう話です。


実は、、、。

僕明日、その子に会うんですよ。5月26日ね。

今年の8月にドイツに2週間研修に行くのですが、彼女もそのメンバーなんです。明日はその事前研修第1回目。

やっっっばい。どうしよ。なんなら明日以降も3回くらい事前研修あるし挙句の果てには2週間一緒にドイツなんですけど。

一体どうすれば。僕が悪いことをしたっていうのはもちろん大前提です。其の上で、緊張なのか怖さなのかよく分からない感情が渦巻いている。


人生の先輩方のみなさん、こんな僕に対してのお叱りの言葉やその他なんでも、コメント欄にてお待ちしております。

情けない殴り書きの恋バナでした。


それでは皆さん、良い一日、良い夜を〜。

僕は良い夜にはならなさそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?