見出し画像

僕のクラスには陰キャ陽キャの概念が無い

 たまには高校生っぽいことを話します。タイトルの通り僕のクラスの話です。

 陰キャ、陽キャという言葉をみなさんご存知でしょうか。高校生の間ではまず知らない人はいません。それだけ若者の間に浸透した概念であるということです。おおまかに説明するなら、明るく社交的な性格の人物のことを「陽キャ」、内向的な性格な人物のことを「陰キャ」と最近の高校生はじめ若者の多くは考えているということです。同時に、陽キャの方が陰キャよりも良い、という考えも根付いています。

 陰キャと陽キャについての僕の考えはは別の記事で少し触れていますので今回は割愛します。

 そして話題は僕のクラス。
 実は、僕のクラスには陰キャ陽キャの概念がほぼ存在していません。

 あくまで僕という1クラスメンバーが見た主観ですので、実際の内情に多少のズレがある可能性はありますが、それにしても少なくとも今まで僕がいた集団の中では一番その雰囲気が薄いと思います。

 今回は、何故そうなのかということを二つの推測に基づいて深堀りします。

 まず一つ目。クラスの多くが同じ境遇であるということ。

 僕のクラスは、一年生の中から入試の成績が良かった人たちが選ばれる選抜クラスというクラスです。そしてそのクラスに居る人の多く、具体的に8〜9割は、県内一の公立進学校を受験し、落ちてやって来た人たち。

 仲間意識というか、お互いの理解度がかなり高いと思います。それ故、誰かの事を陰キャ、陽キャと区別するという風潮が弱いのではないかと。

 そして二つ目。勉強に対する姿勢です。
 先ほども述べましたが、僕のクラスは選抜クラスであり、必然的に勉強に対する姿勢というのも他のクラスに比べ真剣になります。いつもふざけているような子でも、テスト前にはみんな目の色を変えて勉強します。
 そして同時に、勉強ができること、というものに対する視線というのも他とは違うなと思います。中学校なんかでは、勉強を頑張っている子のことを所謂「ガリ勉」のような見方で捉える風潮がありました。そして、ガリ勉という概念と陰キャという概念が深く結びついていました。

 ところが私のクラスでは、勉強ができる子は単純に尊敬されます。理由は簡単で、みんな勉強を頑張る子たちなので、その凄さが分かっているからです。

 以上のことから、同じ様な境遇、特にある程度学力のある人間が集まると陰キャ陽キャの区別というのは少なくなるのではないでしょうか。これは、いじめ問題を考える際にも有効な仮説であるような気もしています。



 僕の文章にしては珍しくお堅い感じになりました。眠いのでもう寝ます。みなさん良い一日、良い夜を。
スキとフォロー、していただけると嬉しいです。

p.s 記事の総閲覧数が1000を超えていました。なんか思ったより多くてビックリしました。読んでくださっている方、本当にありがとうございますm(_ _)m
これからも精進します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?