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シミュレータードライビングレッスンを受けてみた

前回はこんな記事を書きました。

今日は番外編という感じで、シミュレータードライビングレッスンを受けてみた話を書いてみたいと思います。

レッスンの正式名称は「Bridgestone eMotorsport Institute」というもので、
ブリジストン グローバル研修センターという場所で開催されています。

開催場所はブリジストングローバル研修センター@南麻布

こういう記事を拝見し、興味を持っていたところ、都内にでかける用事ができたので、予約していってきたという感じです。
基本的には土日のみの開催だそうです。

今回の講師は樺木大河プロ(https://youtu.be/fFDLzRgDq5M)でした。
使っている機材はAccess製モーションシム(ハンドル・ペダルはFANATEC)
ソフトはPC版のASSETTO CORSAです。
使用するコースはVallelungaサーキット
車両はGR86 欧州仕様 左ハンドル
走行時間は約60分

走行ログデータを確認したり、走行中にコメントを聞いたりしながら運転を改善していくプロセスでした。
今回のレッスンでは以下のような違いを改めて感じることができました。
・普段の運転:できる限り荷重の変動を抑え、車両姿勢を乱さない
・レーシング走行:積極的に荷重移動を使い車両姿勢をコントロール

レーシング走行に求められるスキルは当然高く、それはそれで難しいのですが、私がこのNOTEで書きたいのは「普段の運転」をどのように実現するかです。
積極的に荷重移動を使わないということは管理すべき操作レンジが非常に狭く、レーシング走行よりもはるかに難しいと考えています。
そのあたりは引き続き書き綴ってみたいと思っています。

さて、61周ほど走ってみたレッスンの結果ですが、
目標タイム:1分1秒前半 に対し、1分1秒703となりました。
理論値では59秒台が狙えるらしいです…。
それはさておき、区間タイムでいうと前半ベスト+後半ベストを足すと1分1秒前半が実現できるようなレベルであることもわかりました。

ベストタイムは61周目の1:01:703 (30周目くらいにだしたタイムも同タイムでした。)
赤がプロの走行データ、白が私の走行データ(最終コーナーは失敗してます)
上からブレーキ操作、速度、アクセル操作、ギアポジション

プロの走行ログデータと比較することで自分の改善箇所が明確になります。
コメントとして「操作は全般的にスムーズで安定して走行できているが、制動力の立ち上げをもう少し高めて、その分ブレーキを遅らせるともっとタイムが上がる」とのことでした。
ブレーキを遅らせるのは5m程度(車1台分)とのことなので、0.2~0.3秒※遅らせるイメージでしょうか。※80km/hで1秒に22mm進む

左上の1コーナーのブレーキングがクルマを積極的に曲げるためには必要=トレールブレーキ
右上の2コーナーのブレーキングは踏力の立ち上げが穏やかな分、最大踏力が出せていない。

今回の収穫はプロと同様の「トレールブレーキ」や「速度管理」はできていそうだということです。
「トレールブレーキ」や「速度管理」についても追々書いてみたいと思います。

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それでは。


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