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白内障の手術のそのあとの修行

白内障の手術が始まった。
カラーフィルムの世界へ。
Sさん、右目を開けてください。
大きく開けてください。
どうですか、見えますか。
私は目を開きました。
そこには今までと違った世界が広がりました。
すっきりとした明るいくっきりとした総天然色の世界です。
今までどんなに見えてなかったんだろうかと思いました。
白内障で眼科に通うこと約10年。
ついに視力が落ちてきました。
右目が0.3、左目が0.7、強制してこれだけしか見えてない。
医者から、そろそろ手術をした方がいいかもしれませんとのこと。
お願いしたところ、3か月先まで予約が詰まっているので、それからになるとのこと。
すぐにできると思っていた私が馬鹿だった。
そうこうしているうちに、当日はやってきた。
目の手術は初めてなので不安でいっぱいだ。
最初に麻酔の目薬がさされた。
そして、手術着を着た。
そしてまた麻酔の目薬、そして腕に点滴、胸に心拍を図るパッド。
それで約1時間が過ぎた。
ついに手術室に入った。
あおむけに椅子に座りあおむけになった。
手術が開始された。
最初にイソジンがまんべんなく塗られた。
そして、手術をする目の周りに何かを貼られた。
まぶたを閉じらないようにするためだろう。
ついに、顕微鏡らしきものが目の上に設置された。
いよいよ始まるのだろうと推測した。
あとは、先生の指示のとうりに、目をなるべく動かさないようにした。
しかし、動くよね。
そしてまばたきしないでとのこと。
無理だよね。
そうこうしているうちに、手術は無事終了。
約25分のあいだでした。
体はこわばるや、怖いやでも無事終了。
そして少し休み帰ることができました。
目には保護するものが貼られていました。
少ししんどかったです。
ちょと、胸をなでおろしました。
しかし、一番しんどかったのは、頭を1週間洗えなかった事です。
もう、髪がねちゃねちゃするし、痒くなるし皮膚はだんだん汚くなり、最高に気持ち悪かったです。
でも、目がよく見えることで幸せになりました。
手術の時期は涼しい時がお勧めです。

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