失ってから気づく大切さ
ワイヤレスヘッドホンを購入した。
今までイヤホン(耳に入れるやつ)しか使ってこなかった私にとって、ヘッドホンの購入はすることはないだろうと思っていた出来事だった。なんとなく、「自分はイヤホンと共に生きていくのだろう」「ヘッドホンとは出会わない人生だろう」と、思っていた。
そんな矢先、思いもよらずヘッドホンの購入に踏み切ることになった。
キッカケは、耳の中の痛み。
オンラインで授業を受け始めてから、ほぼ毎日イヤホンをする日々を過ごしてきた。オフラインの授業になってからも、教科書の読み上げ機能は、英文を読むのが遅い私にとって必須だった。動画を観なくてはいけない場合もあり、大学内で音を出して勉強するわけにはいかない。
ここまでイヤホンが必要なのか…、と出来ない状態になって気づく。失ってから気づく耳の健康の大切さ。何度も同じような経験をしているはずなのに、毎回失ってから気づいている私はなんて傲慢なのだろう。
そんなこんなで、私の中にヘッドホン購入の選択肢が初めて現れた。
1.大学の勉強は毎日ある
2.イヤホンがないと教科書を読むスピードが遅くなる
3.音を聞いていなくても、外部音を遮断する機能で集中できる
4.今耳の痛みが治っても、今後また痛くなるかも
…いろいろと考えた末、ヘッドホンを買うという結論に至った。
決めてからは早かった。
ネットで調べ、自分が求める機能を厳選し、次の日に近くの店で付け心地や音を試し、次の日に購入した。
耳の中の痛みはまだ健全だが、ヘッドホンのおかげで勉強には支障がなくなった。ありがたい。
今の耳の痛みが治ってからも、耳が痛くないことのありがたさを忘れずに、健康に感謝しながら生きていきたい。
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