「疫病」と「スパイ」 差別はいけない、しかしなぜなくならないのか?

差別はいけない、という話に異論のある人はそんなにいないでしょう、大体の人が納得すると思います。
 しかし、実際の所なくなる気配はありません、差別反対運動をしている皆さんが必死に活動し、それが正しいことだと概ね認められているのに。
 そもそもなぜ人間には差別の機能が搭載されているのでしょうか、生まれたばかりの赤子の時点で人種差別をする理由とは?

差別は根拠のない偏見から生まれるものも多くあります。
 しかし、その中にはいくらか根拠のあるといえるものも含まれていると思います。

例えば疫病、コロナ。
 コロナ流行中の海外に居た人たちなら、何度か実際にそうした場面に出くわしたこともあるかもしれません。

人権先進国の欧米、といっても流石に自身の生命にかかわることとなるとそうも言っていられないということで、これら疫病の類は仕方がないでしょう

「外から来た人」というのは、コロナでなくともなにがしかの病を持ってくる可能性があります、耐性のないウイルスや細菌。
 物忌みや穢れの思想、というのも昔のウイルス対策だったのかもしれません。

そして今回のこれ。
外国のスパイ
正直目からうろこが落ちました・・・。
 いるだろうとは思って居ました、間違いなくいるでしょう、何のかんの言っても世界的には日本はそれなりに大きな国ですから。 
 でもまさか一般人が当局からの命令でスパイ活動をするとは・・・。
「○○のスパイ」今まではほぼすべて偏見だろうと思って居ました。
本物は警察や公安が捕まえていて表には出てこないだろうと。
しかしこれからは
「○○のスパイ」という言葉に一定の信憑性が生まれてしまいました、今そうでなくても、明日当局から連絡が来て「そうなる」可能性がある。

多分アメリカにも同じことしてるでしょう。

これは今までもあり、これからもあり続けただろう差別の問題をより難しくするでしょう。
恐らくそこまで急に変化することは無いと思いますが、それでも在日中国人の方々の就職が今までよりいくらか厳しくなるでしょう。


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