癌にかかった時から…何もかもが忙しく学ぶことも知ることも増えた。

前回の続きになります…

「弱り目に祟り目」っていう言葉をご存知ですか?

不幸が重なる事を言いますよね。ちょっと例えとしては変ですが、今回のお話のケースも病気患者によくあるお話かと思います。癌になった過去を振り返って見ると、その節目でトラブルやアクシデント、イレギュラーが起きます。この度の「コロナ禍」により、健康体な方々よりもご年配の方々、ご年配の方々と同じく「免疫力低下の患者」も同じくです。最初はコロナウイルスを軽視されていた。勿論ここまでの事態を誰もが想像していなかったと思います。

私でさえも、5月あたりに主治医に聞かされるまで、大して怖さも考えてみませんでした。2月あたりから完全に隠居をし、療養していましたところ…「外に出なければ、感染しない…」と思い込んでいました。

そこに盲点がありました。「家族は外に出ている…」

周りが神経質になりました。そして、精神的にも限界が来ていたのだと思います。「すぐにピークが収まるからそれまでの辛抱」誰もがそう思ったのではないでしょうか?ウイルスの認識が甘かった。PCR検査を何人が受診し、何人がコロナ患者と診断されたのでしょうか?目にも見えないウイルス…どこで気を付けていたとしても、少しの気のゆるみで「触れてしまう」その恐ろしさ。知らない間に感染者が増え、そして症状でなければ誰一人気づかない。だから、病院に行くこともない。ゆえに検査を受けることもない。そういう患者が隠れているのではないか?毎日公表される患者数…私は疑問に思いました。身体に異変が出てから病院に行くのでは、「我々と同じじゃん」

癌の発見率は、「たまたま」が多いのです。体調悪く病院に行き、レントゲン、CT,、MRIなどが発見ケースが多く、血液検査もそうですが、実際に白血球の異常に気づきそこから精密検査に移行するケースが多いです。

熱が出たら風邪、腹痛起こしたら胃腸炎、足が痛くなったり動かなかったら痛風、筋肉痛…

専門医の少なく、医療器具の限られた田舎の病院では、誤審ではないですが後々に気づく病気って少なくはないと聞きます。そして痛みに襲われたときは、病状が進行している状態になっていることがほとんどかと思います。

わたしが腎臓癌の発見に至った時は、たまたまの偶然でした。その前に左腎臓癌の宣告をされた時は、極度の放射線治療に頼りました。それしか助かる道はないと医師に言われていたからです。

そして完治した時、左下半身の動脈は「ほぼ消滅」したのも同然の状態でした。じゃあ何故歩けていたのか?

「僅かな静脈だけが、最低限歩くための血液を送っていた」

そういう後遺症を残してしまいました。それでもリハビリがてらに始めたゴルフで、驚異的に回復をし走れるようになりました。

アルコールと、抗がん剤、中世脂肪過多、放射線治療…原因はもやもやにされましたが、正常な数値の半分しか脈はなかったのです。

当時の記憶では、左右の腕の肘当たりの脈数「137」右足膝当たりの脈数「136」そして、問題の左足の脈数だけ「67」でした。その時の主治医は、

「あなたの足は動脈が閉塞して、完全に静脈のみで生かされている…」と言う事でした。長い時間が経ち、今更ポンプ治療をしても遅いかもしれない。唯一の手段は「バイパス手術」しかないと言われましたが、膝を通る事により膝の関節でまたバイパス管に折れ曲がるところに血栓ができ、それまで丈夫だった静脈が人口のバイパス管で補った分、一休みをした静脈が活性化される事なければ、確実に左足指先の壊疽が始まり、左足首以下の切断に繋がる為、このまま行った方が無難と診断されました。

しかし、その判断は後々間違いだったと聞かされました。言って行くとこがないんです。その時の会話の録音もなければ、記録も残っていない。

それでも、リハビリの為にゴルフに行ったり散歩をしたり…それが今では、

「杖」を突いて歩いています。車いすの乗らないのは、更に静脈が痩せ、自分の足で歩けないようになるのが嫌だからです。今、白狼と言うかわいらしい北海道犬が我が家に北海道から授かりました。先代の「わさを」くんの子供です。白狼が来た時、既に歩行困難に陥っていましたが、何とか自分の力で散歩にと思い言っていました。しかし、白狼の成長は早く生後4か月の先月には、私の力で散歩に行くのが不可能と医師に言われて断念しました。

知識が薄ければ、医師に言われたままでしかいられない…

話はそれましたが、コロナウイルスの知識が薄かった流行り初めに、風邪tかもしれないから…そういう話は出てきていませんか?

一目で風と思われて薬を飲んでいた話を記事で見ました。

恐らく国民全員がPCR検査を受けたならば、とんでもない数字が出るのではないかとも危惧しました。

2020年での全国癌患者数は101万2000人と発表されています。私もその中の一人ですが、その数に匹敵するとしたら…恐ろしく思いました。

経済の打撃、生き抜くために経営を止めるのは死活問題。コロナワクチンの記事を見て喜んでよいのかどうかもわからなかったです。

欧米主導の3つのワクチンが70~90%の有効率を示し「緊急使用承認」を受け、世界各国に供給され大規模接種が開始されています。これらのワクチンは日本にも供給されました。
中国、ロシアで開発されたワクチンも、緊急使用承認を受け、世界各国への供給・接種が拡大しています。
これらワクチン開発の臨床試験は約2年間で計画されていましたが、中間解析の結果を受けて承認されたということです。

今後、プラセボ対照による臨床試験を継続する必要があると記事で見ました。
副反応に関しては承認後の大規模接種における情報を集積する「データ稼働型対策」が必須でしょうが、新型コロナウイルスパンデミックは地球規模の問題であり、終息のためには、地球上のあらゆる地域でワクチンを必要としている人々に届けなければ、経済全てが止まってしまう「背に腹は代えられない」判断の1択しかないのが現状です。

「ワクチンは「魔法の弾丸」ではなく、パンデミック終息に向けた一つの道標で、感染対策に万全を期し、ポストコロナ社会を展望して、学術分野を超え、患者・市民の参画を得て、協働を継続しなければならない。」

この記事を見た時、自分の事を思い浮かべてしまいました。

「もしかしたら助かるかもしれない…しかし、知識がないために従うしかない…」

そのワクチンが、癌患者にも有効なのか?

生きようとしてる多くのがん患者が、そのワクチンをどう思うのか?

私の答えは、半信半疑です。どこまでの話を飲み込み、どんだけの理解を得て、どれほどの効果があるのか?本当の安心は、「どっち」なのか?

そこまで考えられた方おられますか?医師一人の意見で、無知な状態で話を聞いていて1択を迫られた…その自分の体験談で、「また1択か…」


コロナのニュースを見るたびに、ベットの上でそう思っている自分が過去を振り返って嫌になる日々が多いです。

「元気だったら何が出来るだろうか?」

もしも、これを読まれているあなたが、あなたの身内の方、最愛の恋人、同僚、仲間の方々が、少しでも様子がおかしいと思ったら、とりあえず精密検査を一度でも良いので受けさせてあげて下さい。

確かに「人間ドッグ」は高いです。でも夢や希望を失ってから後悔しても遅いかと思います。

最近では簡易的ドッグもありますが、盲点は「大腸癌」に対応していないと言う点です。私の身体も、そのドッグで検査できなかった大腸癌…

全てがわかるわけではないですが、受けるべきだと私は思いました。

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