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stray|ゲーム紹介

Twitterでバズった猫になれるゲームがエモくて好きだったので紹介。重大なネタバレはない。

子猫の兄弟が雨宿りしてるシーンから始まる。
全ての動きがもう…本物の猫!開始数秒ですでに感動。
猫を後ろから見て操作する三人称視点で、水を飲んだり爪を研いだり細い足場をスマートに歩いたり…猫になりたいという願望と、猫をただ眺めたい願望を同時に叶えてくれる。

兄弟で平和にお散歩してた猫だが、飛び移りで失敗して落ちてしまう。
落ちた先は自然溢れる上の世界とは似ても似つかないゴミで溢れた場所、デッドシティ。
とても痛そうにしていて、可哀想で胸がギュッとなる。あんなに高いところから落ちたんだもんね、痛いよね。上からは兄弟猫が心配して声をかけてくれている。
猫には痛い思いも怖い思いもしてほしくない。あまりに可哀想で、正直に言うと買ったの間違ったかな…と考えてしまったが、猫なのでダメージは少なかったようだ。意外とすぐ回復した。
猫好きの人にはなかなか辛いシーンだと思うが、ここ以降は強制的に痛い思いするムービーはなく、プレイヤー次第だ。猫に痛い思いさせないように頑張ってほしい。

ゲームの目的は猫をデッドシティから脱出させることで、あまり難しくないアクションゲームだ。
オブジェクトを動かして進む・走る・振り払う・灯りを当てる・見つからないように進む等、チャプターによって求められる動きは違うが、コンティニューの復帰が早いのでストレスはない。繰り返せばアクションが苦手な人でもいつかは突破できるはずだ。

必要最低限のイベントだけこなして猫を走らせ続ければ2時間弱でクリアができるが、ストーリーをしっかり追いかけたり、猫を堪能したりしていたら10時間ほどかかる。音楽を聞きながら座布団で丸くなったり、本のタワーを倒したり、ピアノやパソコンのキーボードの上で歩き回ったり…
猫らしい動きと廃墟のエモさを、実際のゲームをプレイして堪能してほしい。

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