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仕事を辞めて時間ができたから気づけたこと

9月末に8年間勤めていた会社を辞めた。引継ぎで最後の2カ月はずっと忙しかったのもあり辞めて1カ月ほどは無気力だった。最低限の手続きに行くしか用事をつくらず家にずっといた。

勤めていたときは、朝起きるのがつらいときがあった。今は好きなときに好きなだけ寝れる。夜マンガを読んでおもしろかったらそのまま夜更かしして読んだ。お昼眠くなったらお昼寝をした。ずっと眠かったときはずっと寝た。私は今なにも強制されず時間を自由に使える♪とその時は嬉しかった。

望んでいた生活なのだが、半月経つとおかしくなった。身体がだるい。身体も心もだるかった。このままでは楽しくないと夜寝るようにしたのだが、夜眠れなくなっていた。布団に入るが心臓がバクバクしているのがわかる。全然寝れそうにない。そして結局4時ごろ寝る生活になった。

そんな日が何日か続き自律神経を整える整体院に行き、漢方を飲んだ。そうしてやっと今は夜寝て朝起きるようになった。

時間があることは変わらない。勤めていたことは休みは週1日だったので、そのころは「休みがあったら昼間に漫才を観に行って、広島に旅行に行って、病院に検診も行きたいな」と思っていた。

しかし、時間があってもしない。結局家から出るのが面倒になってしまう。明日でも行けるなと思ってしまって日にちが過ぎる。家も家で好きなのだが、あのとき望んでいたことはしていない。

仕事があるから休みがうれしいとは本当だったようだ。いやいや、休みなんかあるだけあったほうがいい。仕事をしないならばしない選択肢を絶対選ぶと思っていたが、少しは制限があったほうが、私はやりたいことへの時間を使えるようだ。

でも制限は仕事じゃなくてもいいのではないかとも思った。しかしなぜか町のボランティアのポスターを見ている自分。ずっと通っていた道で目につくようになったということは今アンテナを張っていることだ。私は人の役に立ちたいという願望もあるようだ。

実際自分が思う最高の生活は、仕事せず予定を作らず気の向くままな生活ではなかったことに気づいた。時間もあり心もフリーになった今どうしたいのか。純粋に自分の気持ちに気づける時間。自分がどうしたいか、体調はどうしたら万全か、向き合う時間がもててよかった。




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