【読書の時間】頑張り過ぎてない?
題名:「私、ちゃんとしなきゃ」から卒業する本
著者:小田桐 あさぎ
▶︎この本を選んだ理由
SNSでたまたま見つけて、題名が気になり、読んでみました。
題名の通り、著者が「ちゃんとしなきゃ」から卒業し、人生が豊かになったエピソードが書かれていました。
いろんなことを頑張って少し疲れてるな〜という方におすすめです!
▶︎感想
家事、育児、仕事、恋愛などこれまで何度も言われたし、自分でも言ってる
「ちゃんとしなきゃ」
それで自分を苦しめていることが沢山あるなと思い返しました。
ちゃんとって何?
言われてみれば、明確な答えもないし、あくまで誰かの価値観であってその人のちゃんとをしたとしても世間で当たり前というわけではない。
私はどちらかと言うと〝ちゃんとしなきゃ族〝で〝べき族〝だ。
そして、きっと〝頑張る教〝に入ってる。
そこから抜け出したくて、少しずつ少しずつ動いているけど、まだまだこの思考が根付いている。
きっと育った環境も影響しているのだろう。毒親というものではなかったけど、あれはダメ、これはダメと言われることが多かったように思う。
それゆえに、何をすれば認めてもらえるのだろうと誰かの答えを見つけるようになった。
自分がしたいではなく、相手がして欲しいであろうことを探してしまう。
人の気持ちを必要以上に感じて、顔色を伺ってしまう。
時には、それが役立つときもあるが、大体の場合がストレスになり自分を苦しめている。
でも、相手が認めてくれないのも自分のしたいことが見つからないのも自分の努力が足りないからだと更に頑張ってしまう。
側からみたら、
「あの人はいったい何を頑張ってもがいているんだろう」
ってただそれだけ。
だったら、頑張らずに楽しく生きた方が自分も周りも心地いい。
そんなことを感じさせてくれる一冊でした。
すぐに実践するには過激な内容もありますが、こんなのもありなんだ!と疲れた心が少しホッとする。
それだけでも、しなきゃ族から抜け出せそうな気になりました。
▶︎印象に残った言葉
ここで印象に残った箇所を3つ紹介します。
・仕事は、自分を幸せにするためにするもの。
・唯一の夢が「せめて人並みにちゃんとすること」で、それができない自分を毎日責めていたこと。
・ちゃんとするのをやめるのは「自分と自分の周りを幸せにするため」
今日も頑張らなくていい、楽しく生きよ!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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