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【読書の時間】成功する変革プロセスとは?

題名:カモメになったペンギン
著者:ジョン・P・コッター


組織を変えることに成功したペンギンたちのリーダーシップがあらゆる場面で活かされる。

ペンギン?カモメ?リーダーシップ?
会社の上層部が推薦していたこともあり、手にした一冊です。

組織の変革プロセスをペンギンたちの世界に例え、物語調にわかりやすく書かれています。

・強いリーダーシップとは?
・成功する変革プロセスとは?
・自分が行動するためには?
を学びたい方におすすめです!

自分にとっての溶けかかっている氷山とは何か?

ここでいう氷山とは、問題、課題のことです。この本を読み終えたとき、そんな問いが残りました。

物語に出てくる登場人物は、自分の周りでどの人に当てはまるのか。
変革プロセスを読み返しながら、考えを深める。

そこで気づくのは、仲間と共に進めていくこと。1人よりも仲間がいることで、むしろ仲間がいなければ成し遂げないことが氷山であり、変革であるということを感じました。

自ら問題を発見し、問いを立てて、答えを導き出す。

うーん、また苦手分野、さらに人を巻き込むなんて躊躇してしまう。
でもこの躊躇が変化の時代で生き抜く術を逃してしまうことになる。
あの時ああしておけばよかったとモヤモヤを抱えて生きていくのは、心地良いから遠ざかる。

これは、会社の組織に限った話ではない。家庭でも地域でも同様の話である。

不確実で答えのない世の中を生き抜くには、変化を恐れず進み続けるしかない。

まずは自分が変わってみること。
大きな変化ではなく、ごくごく小さくていい。むしろ小さいことから始めることで成功体験が積み重なり、自信へと繋がっていく。

いつもと違うニュース番組を見てみる。
いつもと違う声かけをしてみる。
いつもと違う反応をしてみる。

そこで気づく違和感を感じとることで道はまた続いていくのだろう。

私は組織を大きく動かすことなんて到底できないけど、自分を変えることはできる。危機意識を高めることはできる。まずはそこから始めてみよう。

ここで印象に残った箇所を3つ紹介します。

・考え方を変えてみると行動も変わります。そうすると、良い結果が引き出されます。

・感じ方を変えてみると行動も大きく変わり、もっと良い結果が引き出されます。

・「彼らのやり方をそのままマネすることはできない。でも、この方法はとても興味深いわ」


今日はどんな違和感を感じるのかな♪

最後まで読んで頂きありがとうございました!!

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