【読書の時間】人生を変える前向き質問とは?
題名:すべては「前向き質問」でうまくいく
著者:Marilee G.Adams
「前向き」という言葉に惹かれて手にした一冊。ミーティングなどでの質問力についての話かと思いきや内省に通ずる内容でした。
最初は期待はずれ?と思ったけど読み進めるとどんどん引き込まれ、読み終わった後は付箋がいっぱいでした(気になった箇所はいつも付箋を付けています)
物事の捉え方は自分の考え方で変わり、それによって人生が変わる。
登場人物が変わっていく様を物語調に描いているのでとてもわかりやすく、客観的に読むことができました。
他人の意見や自分自身を批判的に捉えてしまう人、そんな人生を変えたい人におすすめです。
「学ぶ人」と「批判する人」
人はどちらにもなりうるがそれを選択するのは自分であり、それに気づくのも自分自身。
批判する人の道に歩めば、いづれは落とし穴に落ちてしまう。
学ぶ人の道に歩めば、未来への道が開かれる。
例え批判する人の道を歩いていても途中で学ぶ人の道へ合流することもできる。
その時にすべきこと、それが前向き質問である。質問の仕方はいくつかあるが、1番簡単なのは
「私は批判する人になっていないか?」
もしYESであれば一度立ち止まって深呼吸をする。
これが学び人への第一歩である。
・私はどんな思いこみをしているだろう?
・ほかにどんな考え方ができるだろう?
・相手はなにを考え、なにを感じ、なにを必要とし、何を望んでいるのだろう?
まずはこの3つから始めてみる。
そして、これらの質問を常にする習慣をつけていく。
ちょうどこの本を読んでいる期間に、他人に迷惑をかけるという落ち込む出来事がありました。
起こった理由は客観的にみても自己自得だったので、ひたすら自分を責めました。
お相手には謝罪をし、適切な処置をして自体は収束したのですが、自分を責める気持ちだけが残っています。
まさに「批判する人」になっていました。
これまでの自分だと
・なぜこんなことをやってしまったのか?
・何が悪かったのか?
と責めてモヤモヤを抱えたままでいたと思います。
しかし、この本に習って学ぶ人の質問を続けてみると、徐々に気持ちが前向きになり、
「今後起きないようにするためにはどうすればよいか?」と行動することができました。
本に救われた。こんな感覚は初めてです。大きな変化ではなくても日常で少し視点を変えることができる。
それが読書の醍醐味なんですね。
さあ今日もたくさん前向き質問をしていこう!
最後までお読みいただきありがとうございました!!
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