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【読書の時間】無理せずに自分らしく生きるとは?

題名:ポケット版 「のび太」という生きかた
著者:横山 泰行

▶︎この本を選んだ理由

部屋の片付けをしていたら出てきた一冊。2年前の引越しの時にほとんど処分したんですが、何冊か残していた中にありました。
前に読んだのはいつだったか忘れましたが、また読みたいと思って残していたんですね。

小中学生を対象に書かれていて当時中学生の読書感想文が話題になりました。
アラフォーになった今読んでも気付かされることがたくさんありました。

自分に自信があるわけではない、でもこの先もずっとモヤモヤを抱えて生きていくのもなんだかなって方におすすめです。

とてもわかりやすく、読みやすい一冊です。

▶︎感想

無理せずに自分らしく生きて夢まで叶えてしまう方法を学んでみませんか?

帯にこのように書いていました。

まず思ったのが、
あれ、「無理せず自分らしく」って今年の自分の目標なんだけど
です。

私は数年前にも読んでいるにも関わらず、当時は全然腹落ちしていなかったんだな〜と痛感。

そして、小学生ののび太がそれを実践しているなんて、、
という二重のショックがありました。

難しい言葉は使われていないもののここにも自分らしく、心地よく生きるための方法が示されていました。

それを「のび太メソッド」と呼び、コミックスの物語を中心に、
のび太の言動、行動から分析され、37個に分けて紹介されています。

その中の一部です。
・完璧をいきなり目指さない
・失敗することまでも楽しむ
・かっこいい自分を想像する

これまで読んできた本にもたくさんでてきた言葉に置き換えるとこんな感じです。

=完璧主義を手放す
=失敗から学ぶ  
=具体的な未来を想像する

無理せず自分らしく生きるってとても難しいように感じてしまっている(自分で複雑にしている)けど、

のび太のエピソードをみていると自分でも出来そう!ってなんとなく感じてしまうのは、やはりのび太だからだろうか。

のび太だから、
勉強も運動も苦手でぐうたらしてばかりののび太だから。

でも、映画では大活躍して、皆のアイドルであるしずちゃんと結婚したのび太だから。

自分も夢を見て、叶えたいと思うことぐらいはしてもいい。

その為に今出来ることを少しずつやっていくことぐらいはできるかも。

それが、想い描いた夢に近づけば、きっと幸せだろうし、描いてなかった素敵な未来に辿り着いたらもっと幸せなんだろうなと想像してみる。

読み終えた時、
昔、小遣いを貯めて集めたドラえもん全巻を実家に帰って読み直したいと思いました。

▶︎印象に残った言葉

ここで印象に残った箇所を3つ紹介します。

・現実と夢の間には大きなギャップが必ず介在しているものです。このギャップを一歩一歩埋めて、夢の世界に近づいていくことに、生きる意味がある。

・現実社会を生きる私たちはタイムテレビで「幸せな自分」を実際にみることはできませんが、幸せな未来を夢見ることくらいならできるはず。

・もし、今が辛いのであれば、それを乗り越えて幸せになった自分を想像しながら、今できることをひとつずつやっていけばよいのです。


今日も幸せを想い描いてみよう!!

最後まで読んで頂きありがとうございました!
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