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【読書記録】『リフレクション』 熊平美香

こんにちは!
私は、長年読書に対する悩みがあります。
・読んでも記憶に残らない。
・知識として身につかない。
・新しいものばかりを追いかけて消費学習になっている。
この悩みを解消し、自分の未来につなげるために読書記録を書いていきます。

■題名:リフレクション
    自分とチームの成長を加速させる内省の技術
■著者:熊平美香

この本の題名を見たときに、内省をビジネススキルとして身につけることができるという考え方、身につけ方を学びたいと思い読みました。

■こんな人におすすめ
・部下の育成に悩んでいるリーダー
・チームへの貢献に活かしたいメンバー
・内省を技術として身につけたい人

リフレクションとは、過去の経験を未来に活かすもの
リフレクション

私が一番印象に残った言葉です。

経験だけで終わっていた過去

自分をアップデートするには、未知の世界をたくさん知ることだと思っていました。何か新しいことはないかと探し、たくさんの経験をしてきました。

例えば旅行で言えば、日本全都道府県を制覇したり、富士山に登ったり、沖縄の離島に1人旅をしたりもしました。
面白い経験や出会いはたくさんあって、とても充実した時間を過ごせたのは間違いのですが、それによって自分がアップデートされたのか?と聞かれると少し言葉が詰まってしまいます。

今思えば、経験することが目的になっていて、なぜそれをしたかったのかがごっそり抜けていたからです。経験して、あ〜楽しかった。で終わってしまっていたってことですね。そして、これで経験値が上がったぞ!と満足する。これを繰り返しているだけで、未来に活かせていませんでした。

これからの人生経験だけで終わらせない

私は、自分軸で生きることを人生のテーマにしています。今はまだ自分軸とは何かを模索して、やっと他人軸から抜け出せそうになっているところです。
これから先、自分軸で生きていくためには様々な経験が必要だと思います。ただ、経験だけで終わらせてはいけない。自分をアップデートするには、経験から感情、価値観を振り返るまでが1セットとなる。

この方法をを繰り返し実践することで、自分と向き合い、内面から成長し続けることができる。

私にとってのリフレクションとは、
経験、感情、価値観を客観視し、自分をアップデートすること
時には過去の成功体験を手放すことも必要がある

まずは日常の出来事でリフレクションしてみる

早速日常の出来事でリフレクションしてみます。

■平日朝ごはんの時の子どもに対して
・意見:なんで最後まで座ってご飯を食べてくれないの
・経験:朝ご飯を準備して食べさせていても、途中で立ち上がり最後まで食べてくれない。そのうち自分が身支度しないと間に合わない時間になった。
・感情:イライラ
・価値観:時間厳守、残さず食べる

「ご飯は時間内に残さず食べる」という価値観が自分の中にあることがわかった。それに加え栄養バランスを考えて出したものを食べてくれないという残念な気持ちもイライラの原因でもある。

この価値観からの行動としては、2パターンが考えられる
①時間内に残さず食べられる量、メニューにする 
 →メリット:時間通りに自分の身支度ができる
  デメリット:栄養面に偏りがでるかもしれない。
②食べてほしいものを時間をかけて食べてもらう 
 →メリット:自分の満足感が上がる。
  デメリット:出社時間に遅れる。
②については、得られることより失うことの方が多い。
①のデメリットは1日トータルで考えればよい。明日から①を実践してみよう。

日常の出来事で実践してみました。このように日々のリフレクションを繰り返して仕事にも活かしていきたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!!


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