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【読書の時間】ウィルビーイングって何?

題名:精神科医kagshunが教えるつらさを手放す方法 幸せになる超ライフハック
著者:kagshun

▶︎この本を選んだ理由

昔から苦手なことのひとつである「辛さを手放すこと」
辛さを感じていても手放し方がわからない。手放すともっと辛いことが起こるのではないかという恐怖感。
辛さを手放すと幸せになれるのか?を知りたくて手にした一冊です。

何か生きづらさを感じているけど、何をどうしたらいいのか分からないという方におすすめです!

▶︎感想

ウィルビーイング
レジリエンス
マインドフルネス
今ここ

ここ数年本当によく聞くようになった言葉です。
なんとなく意味はわかるけど、明確にはよく分からない。
結局どういうものなの?というのがこれらの言葉の印象です。

この本を読んで少しずつ自分の中で腑に落ちてきました。

これまでなんとなく抱いていたイメージは、

ウィルビーイングになるには、
常に心地よく、ハッピーな気持ちでいなければならない。

レジリエンスは
高く、質のよいものでなければならない。

マインドフルネスは、
正しいやり方で無心にならなければいけない。

今ここを意識するには、
過去にも未来にも不安を抱いてはいけない。

そんなの無理!
雑念の多い私には絶対無理だ!!

べき思考で、0-100思考で勝手にイメージして「私が手に入れられるものではない」と遠ざけていたんですね。

でもそんな存在でもなかったみたいです。

“ウィルビーイング“とは、
嬉しいや悲しいや辛いも全て含めてなんとなくいい感じかも、この状態続いてもいいかもと思えること。

そのためには、ネガティブな感情も避けるのではなく、受け入れる。

ネガティブを受け入れるには、
レジリエンス=心の回復力を高めていく。
その過程で手放すのが、
「思考=自分」という考え方。

「自分=不安な人」ではなく「自分は不安を感じている」だけ

「自分 =ダメ人間」ではなく、
「自分 =自分はダメ人間だという考えをもっている人」と捉え直す。

この「思考」=「自分自身」をしっかり分けることを「脱フュージョン」と表現されています。
世代の人にはとてもわかりやすい!

“マインドフルネス“のゴールは
「今ここ」に集中すること。

意識が別のところへ飛んだとき、それに気づいて、そのたびに引き戻せばよいだけ。
それを続けて練習していけば、今ここに集中する時間が長くなり、ネガティブ感情に巻き込まれにくくなる。

これなら少しできそうな気がする。
これらの言葉との距離が近くなった気がしました。

▶︎印象に残った言葉

ここで印象に残った箇所を3つ紹介します。

・負の連鎖を断ち切るために必要なのが、「思考」と「自分自身」をしっかり分ける「脱フュージョン」。 ACTの行動原則のひとつである「〝思考 =自分〟ではないと気づく」ことです。

・自分の価値は、自分で探すもの。答えは自分の中だけにあり、正解を教えてくれる人はいません。

・他人を受け入れるためには、自分が幸せであることが必要です。

今日も“幸せ“に一歩近づけましたか?

最後まで読んで頂きありがとうございました!
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