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【読書の時間】自分の頭で考えるとは?

題名:自分の頭で考える読書
著者:荒木 博行

▶︎この本を選んだ理由

「自分で考える」とはどういうことか、それを知りたくて手にしました。

本を読むことに何か課題を感じている人、これまでの読み方に疑問を感じている人におすすめです!

▶︎感想

あー、自由でいいんだ。
読み終えたあとに率直に感じました。

これまで自分は、本に正解を求めていました。でも読んでも読んでも正解はどこにもない、心は晴れない。
そんなことを繰り返し、読書量だけは増えていく。なのに何もつかめていない自分に焦りを感じる。

あ〜、こんなに読んでいるのに自分は読書に向いてないんだな〜なんて考えて少し距離を置く。
そんな過去を思い出します。

まずは「問い」を立てること。
そこから自分の頭が稼働し始める。

その問いの答えを見つけることもあれば、既存の答えを再認識するでもいい。または新たな問いを発見するでもいい。

「問い」に対して「正解」を見つけなければいけないわけではない。

正解を探すのではなく、自分で答えを導き出す。

内容に振り回されるのではなく、そこから自分にとって大切なことが何かを導き出す。

だから、焦らなくていい、時には何も得られなくてもいい。
読む速度も自分の心情やタイミングで違っていい。

そんな“読書の自由さ“を教えてくれた一冊でした。

▶︎印象に残った言葉

ここで印象に残った箇所を3つ紹介します。

・本には五感的にも時間的にも、思考できるだけの「余白」が十分にあるのです。この「余白」こそが、読書の最大の魅力です。

・本は「読む人」がその価値を決めることができるメディアなのです。

・たとえ1年に1冊でもよいのです。本当に自分にとって大切な「問い」や「答え」を発してくれている本に向かい合うことのほうが、年に300冊読むよりよほど価値のあることだからです。


今日はどんな読書をしますか?

最後まで読んで頂きありがとうございました!
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