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シルク村プロジェクト、noteをはじめました!

はじめまして。シルク村プロジェクトチームです。

この度、シルク村実現までの道のりを発信し、プロジェクトに賛同してくださる皆様とのコミュニケーションの場としてnote公式アカウントを開設しました!

はじめましての今回は、シルク村プロジェクトを立ち上げた経緯、シルク村で何をしていきたいかをお伝えします。


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シルク村の“シルク”は、みなさんもご存じの蚕の繭からとれる絹のことです。

みなさんはシルクについてどれくらい知っていますか。

繊維であること、
着物や洋服に使われること、
独特の光沢感があること、
高級であること、
肌にやさしいこと・・・

いろいろ思い浮かぶと思います。

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シルクはかつて日本の一大産業であり、生産量は世界で一番多かったのです。
そして、日本で作られたシルクは「ジャパンシルク」と呼ばれ、美しさ、品質の良さを誇っていました。

絹によって日本の織や染の技術が磨かれ、またある時は海外へ輸出することで外貨を稼ぎ、日本の華やかな文化と近代化を支えてきました。

しかし、養蚕農家は昭和4年の221万戸をピークに、だんだん減少していき、令和2年にはなんと228戸まで減ってしまいました。国産生糸のシェアは0.2%まで落ち込んでいます。

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一方で、実はシルクは繊維以外のところで再注目されている素材なのです。
それは再生医療、食品、化粧品などの多分野にわたり、大学研究機関や産学連携分野において積極的な研究が進められています。

わたしたちは、シルクが人間にもたらす可能性に魅せられ、2015年にシルクを使った独自のスキンケアアイテムを開発。シルクの可能性を伝え、人も自然も健康にしたいとの想いのもと、「SILK85」事業を立ち上げました。

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シルク村プロジェクトは、そんなSILK85が養蚕とシルク素材の可能性を発信し体現する場、人と自然が循環し、健康になれる体験の場を作りたいとの想いから始まりました。


以前から構想がありましたが、昨年1年の間にご縁をいただき、たくさんの方と繋がり合えたことで、いよいよ具体的に動き始めることになったのです。


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では、シルク村で何をしていきたいか。

・スマート養蚕を通した養蚕文化の継承
・養蚕に参加しよう!桑の木オーナー制度養蚕体験
シルク工房で身体に入れても安心安全なものづくり
・心も身体も健康になるホリスティックBIOホテル
・誰一人取り残さない農福連携の推進
・自然に負荷をかけない小水力発電
・地域の食を育てて食べる地産地消
・持続可能な森林の管理

など、まだまだやりたいことはたくさんありますが、シルク村の暮らしを一言で言えば「自然と循環している暮らし」です。

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自然が豊かでないと作物は育たず、空気は汚れ、温暖化が進み、気候変動が起き、人間は食べるものも住む場所もなくなってしまいます。
自然がなくなれば、人間もまた生きていけなくなるのです。

自然と人はつながっています。
だからどちらも健康でいることが大切です。

シルク村でやろうとしている養蚕は環境負荷の少ない産業のひとつ。
地球にやさしい養蚕業を通して自然と生きることを学び、養蚕から生み出されるシルクが暮らしを豊かにすることを知っていただき、生活の中に取り入れるきっかけとなる場にシルク村がなれたら幸せです。

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始まったばかりのシルク村プロジェクトですが、このnoteでいろんな方とコミュニケーションをとり、さらに具体化していけたらと思っています。

どうぞよろしくお願いします!