仕事のこと④


〜引き続きご注意〜

これはアメンバー記事としてますので、私が認めた方だけが閲覧できます

ただのオッちゃんの仕事の話ですのでないと思いますが、転載は固くお断りいたします

内容的には面白くないです。将来自分で読み返すための「備忘録」というやつですので。





今回の「転職フェア」に参加して気付いたことが一つあります。

新聞にはいろんな折込チラシが入ってますよね。大型電機量販店やアパレル関係や飲食関係、不動産関係など、様々な折込チラシがありますが、「パート・アルバイト・正社員」を募集する求人広告を誰もが目にしたことがあると思います。

実際に、スイミング時代にも、今の職場でも、人を入れたい時には、もちろん料金はかかるけど求人広告を利用してました。

それが今やネットの時代になり、パソコンやスマホで簡単に求人情報を見ることができます。

しかし、やっぱり紙の求人広告って無くならずにあるんですよね。

毎週日曜日と木曜日に一通り求人広告には目を通してましたが、今回のフェアに参加していた企業は、そんな毎週目にする求人広告には一切掲載されてないんです。

あまり深く考えてはいなかったのですが、求人広告では比較的簡単に人を集めることができますが、採用した人材が長続きするとか、思ってるより良い人材を探し当てるのは厳しいのかな?と個人的な感想です。

さて、求人にアプリ経由で応募したのが7/3(土)。

7/6(火)には、人事担当者からのメールで、「ご応募ありがとうございます。書類審査をして後日ご連絡いたします」とのこと。

7/8(木)には、「書類審査合格、及び、面接の日時を相談したい」とのメールが届きました。

今の仕事の関係もあるので、「今の現場と日程を調整して改めて連絡いたします」と返信。





ここで、チーフ大ちゃんに報告。

①転職を考えていること

②転職フェアに参加してきたこと

③某不動産会社に応募して面接の日程を調整したいこと

大はとても残念そうにしてました。彼は2010年7月に入社。8月には横ちゃんと私が入社。三人の同期で頑張ってきたけど、10年を超えるベテランは、仕事のこと①にも書いたように、新人スタッフとは違い毎月のように解約依頼が来て、毎月数万円から十数万円の額面を給料から引かれます。それは私だけに限らず、彼ら二人や二年先輩のH氏も同じです。

逆の立場でいうと、自分がみんなを管理してる立場で、彼らから「このままでは食べていけないから転職を考えてる」と言われたら返す言葉がないし、その人の為にしてあげられることがありません。

次の日、横ちゃんとH氏にも転職の件を伝えました。

大と同じで、次の職場で頑張るように励まされました。「もしうまくいったら俺たちを引き抜いてくれ」とも言われました。

皆が「明日は我が身」と思ってるのです。

結局、メールのやりとりから、7/14(水)に筆記試験&社長面接が決まりました。メールには注意事項として、「筆記試験の成績がよくない場合は社長面接まで進めないことがあるのでご了承ください」と書かれてました。

筆記試験&社長面接の日、いつもより少し早く目覚めて、いつものように朝のTV番組を見ながら朝食をとっていつものように新聞を読みました。

大臣も姫も「パパ頑張って!」と言いながら先に家を出て行きました。

髭剃って、歯磨きして、スーツに着替えて、いつものルーティーンで準備をして、車へ。

運転席のドアノブに一枚のメモが貼ってました。


パパがんばれ!!!

パパならできる!

おうえんしてます  ココ



(漢字がないのは許します、、、)


メモを見ていっそう気合が入り、「よーし、一発かましたるか❗」という気持ちで、筆記試験&社長面接のある本社へ安全運転。

本社へ到着して、「社員用出入り口」と書いてあるドアを開けると、室内には誰もいなくて薄暗い。

「ごめんください!」とちょっと大きめの声を何度か出してみるけど、反応なし。

一瞬、日を間違えてるのかと疑いました。

目の前にある階段を登ってみる。

「おはようございます。失礼します。」と声を出しながら階段を上がる。

無言で進んで行くと誰かと出くわした時にまずいかと思ったので、繰り返し「おはようございます!」

二階へ上がると、一つ目のドアに「筆記試験 9:00〜」、二つ目のドアに「面接 10:00〜」の貼り紙。

「やっぱり、今日よな」と思わず独り言が出た時に、誰かが階段を上がってくる足音。

事務員さんっぽい女性が数枚の資料を持って上がってきました。

挨拶もそこそこに、「筆記試験」と書いてあるドアを開けてくれて「こちらへどうぞ」と案内されました。

渾身の手書きで書いた「履歴書」「職務経歴書」を手渡して、二枚の筆記試験用紙っぽい紙を預かりました。

「では、時間は60分です。100点満点ですが、60点以下の場合は、このあとの社長面接へは進めませんのでご了承ください。60分後に用紙を回収にきますから頑張ってくださいね。あ、わからない問題も空白ではなくて、必ず何かを書いてください。」

さあ、ここからが真剣勝負

一般常識と聞いてたけど、ひととおり問題を見ると、「営業」とはなんぞや?という問題ばかりでした。

数えてみると43問あり、問題の右側に43個の単語が並んでました。

わからない問題と難しい問題は後回しにして、最後の問題まで進んだのが、開始から30分。

あと30分で解けてない問題に取り組んで、あとは見直し。

皆さん、『ナンプレ』ってやります?1〜9の数字を箱のなかに入れてって、数字だけでマス目を埋めていくあれです。

間違った数字を入れてしまうと、他のマス目が噛み合わなくなってきます。

あと5分というところで、事務員さんらしい女性が様子を見にきました。「どうですか?あと約5分です。」「いくつか噛み合わないところがあって、、、。」

5分後には、わからなかった部分もなんとか埋めて終了。訳のわからない答えになってるところがあったかもです。

「では、お荷物を持ってこちらのお部屋へ移動していただけますか。」

筆記用具をカバンに入れて、隣の部屋の面接会場へ。応接室のようで、心地よくエアコンが効いてました。

「社長はこちらの席に掛けますから、正面のそちらに掛けてお待ちください。」

ソファーに掛けて、「筆記試験めちゃ難しかったよなぁ」と思いながら待つこと約20分。階段を軽やかに上がってくる足音が聞こえてきて、やがてドアをノックする音が。

ドアが開くと先ほどとは違う女性が入ってきました。

「マイナビ転職のフェアに参加していただいてありがとうございました。メールでやり取りさせていただいてた○○です。」

「あ、先日はお世話になりありがとうございました。」

「早速、フェアの日に応募いただいたんですよね。事業部長も大変喜んでましたよ。」

「あぁ、恐れ入ります。」

「大変申し訳ありませんが、、、」

「えっ?(筆記試験の結果が悪くて面接してくれないのか?)」

「社長が別件で外へ出ておりまして、こちらへの到着が遅れております。このままもうしばらくお待ちください。」

一瞬、終了かと思いましたが、ほっとしました。

「あ、それから、社長は古い人ですから結構キツイことを話の中で言うかもしれませんが、頑張ってくださいね。」

○○さんが出ていって、またひとりぼっち。立ったり座ったり、外の景色を眺めてみたり、、、

さらに30分くらい待ったでしょうか。外を走る車を眺めてると、向かいの駐車場に黒いクラウンが入ってきました。車から降りてきたのは、会社のパンフレットに載ってる社長らしき人物。

さらに10分程して、複数人の階段を上がる足音、そしてドアをノック。社長と先程の女性二人が入ってきました。

簡単に挨拶を済ませて、全員がソファーに着席。

社長は、私が提出した「履歴書」「職務経歴書」に目をやりながらいろいろ聞いてきました。

この業界は初めてだと書類に書いてるのに、よくわからない質問をいくつもしてきました。

繰り返し「相当勉強して頑張ってもらわないといけませんなぁ」と言われ、気持ちの中では「わかってるがな!」という思いでした。

多分、40分くらい話してたと思います。

最後に、「では、こちらで頑張ってもらうように前向きに検討します。追って連絡を入れますので、お待ちください。」

「ありがとうございました!よろしくお願いします!」と、体育会系のそれっぽい挨拶をして、事務員さんと階段をおりました。

「めっちゃ緊張しましたよ。テストの点数あまりよろしくなかったんじゃないですか?」

事務員さんはテストの点数には触れず、「一緒にお仕事できるといいですね。」と笑顔で送り出してくれました。

寄り道せずに帰宅し、プロレスのビデオを見まくって夕方になりました。

姫と大臣がそれぞれ学校と職場から帰ってきて、その度に「なんとか社長面接までこぎつけて、無事に終わった。結果は後日。」と、伝えました。

横浜にいる殿にもLINEを送りました。

大臣が夕飯の支度を始め、リビングのTVでニュースを見てると、手元のiphoneに知らない番号から着信がありました。

な、な、なんとこの電話が、早速「内定」の電話でした。

ただし、二週間社長の元で研修して、使い物になるかどうかをチェックするとのこと。

いやいや、二週間経過して「ダメだね。明日からはもう来なくてイイから。」と言われても困るけど、とりあえず「よろしくお願いしますっ!」(←体育会系の感じで)

つづく、、、



〜番外編〜

今の職場を探し当てた当時のお話は、こちら(←クリック)


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