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kintone初心者に役立つリンク集2021

こんにちわ、プロ雑用です!
先日11月13日に、kintone Café JAPANをオンラインで開催しました。
今年も私は運営メンバーとして、また実行委員長として関わらせてもらい、この日のために準備してきました。

開催中は90〜100名のみなさんにご参加いただき、会を盛り上げていただきました!また、運営メンバーのみなさんも、強力で面白いコンテンツを用意してくださり、今年も盛況のうちに会を終えることができました。
みなさま、本当にありがとうございました😊

さて、今日は会中でもお伝えした、kintone初心者に役立つリンク集の、2021年版をこちらに解説付きで公開いたします。どうぞみなさま、日々のkintone活用にお役立ていただければ幸いです!

まずはkintone公式サイトから

kintoneの参考情報といえば、やはり公式サイトを真っ先に紹介する必要があるでしょう。意外と公式ページの存在を知らずに利用している人も多いのですが、以下に紹介する公式サイトを隅々チェックすることが、kintoneマスターへの近道かもしれません👍

kintone公式資料集
こちらのページでは、kintoneの基本から応用、業種別事例など多岐にわたって、活用に役立つ参考資料が網羅されています。特にページ中段の「もっと使いこなしたい」にある資料は、ちょっととっつきづらいルックアップやプロセス管理、アクセス権に関して個別に解説されており、kintone初心者にはもってこいの資料が揃っています。

kintoneの歩き方
kintoneの歩き方は、kintoneを契約してから一年間、お手元に冊子として届けられます。ページではそのPDFデータがダウンロードできます。
冊子の中身は、先達のkintoneユーザーたちの事例や、活用の悩み相談などが特集されており、雑誌感覚で気軽に読むことができます。

kintone公式ヘルプページ
kintoneの基本について学ぶなら、公式ヘルプは絶対外せません。活用事例ではない機能解説は、公式ヘルプにまさるもの無し!

kintone SIGNPOST
SIGNPOSTは、今年のCybozuDaysで正式リリースされた、kintoneを継続的に活用・運用していくためのヒントとなる考え方をまとめたものです。
kintoneというものの理解(STEP.0)から、kintoneを使って何を目指すか?(STEP.1 目的設定)、その目的のためにどのようにkintoneを使うか(STEP.2 プロジェクト企画)、kintoneをどのように設計し作っていけばいいのか(STEP.3 設計と構築)、アプリなどを実際にリリースした後どう定着させていけばいいのか(STEP.4 リリースと定着)、運用が始まったkintoneをどうしていけばいいか(STEP.5 運営)、kintoneを使った業務改善などの取り組みをどう継続していけばいいか(STEP.6 継続企画)、これらのステップごとのセオリーやパターンが網羅されています。

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デベロッパーネットワーク
kintoneは標準機能だけでなく、プラグインや関連サービスを利用するとかなり便利になります。しかし、それだけはどうしても対応できないことにたいしては、JavaScriptを書くことで独自のカスタマイズを加えることが可能です。そのときに頼りになるのが、このページ。”デベロッパー”の名の通り、開発したい人向けのヒントがたくさん詰まっています。

kintone CERTIFIED(キントーン認定資格試験)
kintoneを使いこなせるようになったら、認定資格にチャレンジしてみてはどうでしょう?このページではkintone認定資格に関してまとまっているページです。資格の種類やどのように試験に臨めばいいのかが掲載されています。

頼りになるぜ!公認エバンジェリスト

kintoneエバンジェリスト公式ページ
kintoneをこよなく愛している人たちは、Cybozu社からkintoneエバンジェリストとして公認されます。開発者からユーザーなど様々な人材が顔を揃えており、各々の得意分野で発信されるkintoneの情報は、まさに宝の山です💎

現在のエバンジェリストの皆さんは、公式の一覧ページで確認できます。みなさんの個人サイトやツイッター、NOTEなどのリンクも載っています。
ここでは、その中から特に初心者に参考になるエバンジェリストの情報をピックアップしていきます。

プロジェクト・アスノート
エバンジェリスト松田さんの運営するサイトです。kintoneに関する基本情報からkintoneを活用した業務改善方法、マニアックなネタまで、幅広い情報を網羅されています。また、松田さんはYou Tubeでもkintoneに関する情報発信をされており、こちらも大変に参考になります。最近では日曜日の夜に定期ライブ配信をされており、昨今のkintoneアップデート情報やTipsなどを発信されていて、とても参考になります。
プロジェクト・アスノート kintone 業務改善道場(You Tube)
またNOTEでも発信されており、総合のアウトプット量は他の追随を許しません。だいたいの問題や悩みは松田さんの発信情報で解決します😆
松田さんのNOTE

KUMA ICON
広島で医療情報技師をされているエバンジェリストの前田さんは、奥様が作成されたアイコンのサイトを運営されています。kintoneではアプリのアイコンを自由に設定できますが、公式のアイコンばかりでは味気ないなと思ったときには、このサイトのアイコンがとてもかわいい、かつ実用性もあるのでおすすめです。
前田さんのNOTE
また前田さんも、NOTEで情報発信をされています。特に、認定資格アソシエイトとAppデザインスペシャリストの取得のための勉強方法についての記事は、多くの人の認定資格受験を手助けされたことで有名です。
資格勉強に煮詰まっている方、資格勉強に迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

kinbouzBLOG
エバンジェリスト瀧村さんの個人サイト。瀧村さんといえばkintoneのプラグインや関連サービスを自ら試されており、特にトヨクモ製品やカスタマインについての情報は他の追随を許さないレベルです。
また、kintone以外にも配信機材や💪kintoreグッズに関しても情報発信されており、バラエティに富んだ記事を掲載されています。

ハタデザ千本ノック
宇治市のエバンジェリスト、峠さんのサイト。kintone以外にも、さまざまなサービスに関する記事や、配信機材などに関する記事が掲載されています。その中でも「kintoneのヘルプデスクが最強のワケ」という記事では、kintoneのヘルプデスク(カスタマーサポート)が、如何に素晴らしいかを滾々と語られております。これを呼んで、自分もヘルプデスクに問い合わせしてみよう!と思った人は多いはずです。

TTの業務改善部屋
また瀧村さんと峠さんは、通称TTコンビとも呼ばれており、二人で業務改善に関するYou Tubeでも情報発信されています。

他のエバンジェリストの皆さんの発信される情報もどれも素晴らしいものばかりなのですが、ここでは初心者という視点に絞ってピックアップさせていただきました。ぜひ他のエバンジェリストのページも、公式ページからたどってみてください。きっと参考になる情報が見つかるはずです。

ユーザー事例は参考になる

kintoneを使っていると「他の人はどうしているのだろう」と思う場面ありますよね。そんなときに参考になるのがユーザー事例です。自分と同じ悩みを持ってるユーザーが一人くらいは必ずいるものです。

kintonehiveレポート
ユーザー事例といえば!ユーザー事例発表会のkintonehiveですね!わたしも2019年に登壇させていただきました。2015年からの歴代のユーザー事例をすべて見ることができます。動画でないのだけが残念です。
(過去の事例発表は動画で配信してくれいないかなーと期待しています笑)

なお、hiveの登壇内容は上記の公式サイトのほか、ASCII.jpでも「業務を変えるkintoneユーザー事例」というコーナーで掲載されています。

kintone活用情報ch キンスキ(You Tube)
kintone大好き芸人として活躍されている松井さん。サイボウズのイベントやkintone Caféでたまに見かけるkintoneの被り物をした芸人…もといサイボウズ社員の松井さんが、当初おひとりで始めたキンスキラジオ。毎回kintoneユーザーをゲストに迎えて対談されています。ユーザーの生の声が聞ける貴重な番組です。

同じ内容は、音声コンテンツとしてポッドキャストでも配信されています。

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★twitterで仕事の不満をつぶやいたら一カ月で工程計画の時間が1/500になった話~町工場のkintone導入記~
福岡県柳川市で鉄工所にお勤めのノリドミケンゾウさんが、2020年に経験された奇跡的なkintoneとの出会い、その後の活用事例をまとめられたものです。乗富さんは、これをきっかけに昨年のkintone Café JAPAN にも参加いただき、さらにkintone hive FUKUOKA 2021にもご登壇されています。

kintoneが少し便利になるプラグイン

kintoneを使っていると必ず出てくる「ここもう少し便利にしたいな…でもカスタマイズするのはハードルが高すぎる」問題。このような時に便利なのが、プラグインです。kintoneのスタンダードコースのみで、ライトコースでは利用できませんが、プラグインを一つも入れていない、というユーザーはもはやいないのでは…?
数多くあるプラグインの中から、初心者向けの”ちょっと便利になる”プラグインを載せます。

TiS kintoneプラグイン
かゆいところに手が届くkintoneプラグインの開発といえば、TiSさんのプラグイン。その数なんと108個!その中から特に初心者に便利な5種類のプラグインを紹介します。

一覧テキスト絞り込み検索プラグイン
ちょっと癖があって使いにくいkintoneの標準検索。一般的にEXCELに慣れている人なら、kintoneの「いま表示されてる一覧からテキストで検索したい」という要望は多いはず!そんな要望にドンピシャで答えてくれるプラグインです。単純だしむしろ標準でほしい🤣

一覧画面印刷プラグイン
今の一覧をそのまま印刷して、手でチェックしたい、という要望は意外なほど多いです。しかし標準のままだと印刷してもいまいち…そんなときに便利なプラグインです。

再利用レコード初期化プラグイン
定例の会議などのレコード、前回のものを再利用する場面は結構ありますよね。でもレコードの内容まで全部残ってなくていいのに…という要望に答えてくれるプラグインです。どこを残すか、消すかは設定できるのもとても便利ですね。

テーブルデータ一括表示プラグイン
kintoneのテーブル、とても便利なんですが、一覧では隠れていて表示されない!最初から全部みえててほしい…!それを叶えてくれるプラグインです。

項目選択フィールド連動各種設定プラグイン
フィールドの必須だけではなく、条件付き必須にしたい…アプリを作ってると出てくるそんな要望に、このプラグインは答えてくれます。

他にもたくさんあるので、見ているだけでも楽しいです😍

rex0220
TiSさんと並ぶ便利プラグインの雄、rex0220さん。他に類を見ないタイプのプラグインが並んでおり、使いこなすととても便利です。
その中でもタブ区切りプラグインはダントツの人気を誇ります。
ほかにも、チェックボックスレイアウトプラグインや、kintone ルックアップコピー項目編集プラグインkintone 項目入力不可プラグインなど便利なプラグインが揃っています。

かりんこラボ
kintoneのプラグイン開発や業務改善支援をされている坂本さんのサイト。坂本さんが開発された”かゆいところに手が届く”プラグインが便利なんです!

benryプラグイン
その名の通り、便利機能の詰め合わせプラグイン。標準機能に搭載してくれよ!という機能満載ですw

プロセス管理履歴記録プラグインPro
画面では見れるけど、レコードには残らないし、書き出しもできないプロセス管理のステータス遷移。記録を残すという意味ではレコードに書き込みたいという要望は多いのではないかと思いますが、このプラグインを利用すれば、ステータスの変更履歴がテーブルに自動的に書き込まれるので、ほんとに助かってます!

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デベロッパーネットワークのサンプルプラグイン
サイボウズ公式の開発者向けサイトには、開発サンプルとしていくつかのプラグインが配布されています。その中でも、よく使われている二種類を紹介します。なお、これらは開発サンプルなので、サポートなどは受けられませんので注意が必要です。

文字結合プラグイン
最近のアップデートで大概のフィールドは計算で結合できるようになりましたが、その昔はテキストと数字フィールドぐらいしか結合できませんでした。そのときに重宝したプラグインです。いちいち計算式面倒!というときには今でも重宝します。

条件書式プラグイン
kintoneは標準では文字の装飾はできません。でもステータスが変更した時など、条件で色変えたりしたいですよね。そんなときにはこれが使えます。未だに便利なのでよく使っています。

アプリのアイコン、ちゃんと変えてる?

kintoneはアプリのアイコンも変えられるのが良いところです。アプリが増えてくると標準で準備されてるアイコンだけでは不足してきますよね?特に似たような名前のアプリが増えると、アイコンが一緒だと事故が起こったり「紛らわしい!」と怒られたりすることもあるかもしれません。
そんなときに便利なアイコンのサイトを紹介します!

ICONE
サイト名はアイコーンとkintoneと似た名前ですが、まさしく「kintoneで使える無料アイコン」と銘打っております。これだけの種類があると、自社のkintoneのテイストを統一することができそうですね!
また、このサイトでは、文字入りのオリジナルアイコンの作成もできます!そして一部の人には大ウケのきとみちゃんモードが!!

FLAT ICON DESIGN
kintone専用というわけではないのですが、面白いアイコンが揃っているサイトです。アザラシや牛などはまだしも、博士の顔とかはどんなアプリに使えるのか…笑

ICON MONO
モノクロのデザインアイコンに特化したサイト。種類がかなり多いのでkintoneアプリで使えそうなアイコンもたくさんあります。落ち着いたテイストでカラーアイコンに飽きてきたらいいかもしれないですね。

flaticon
わたしがアイコン作るときにお世話になっているサイトがこちらです。すごい数のデザインが揃っているので選び放題ですが、逆に数が多すぎて選ぶのが大変ということも笑
そのままアイコンとしても使えますし、加工の素材としても利用できます。
こちらは海外のサイトなので、英語で検索する必要があります。

サイボウズOfficeカスタムアプリ用アイコン
意外に知らないひとが多いのですが、サイボウズOfficeでもアプリが作成できます。それ用にサイボウズが用意したアイコン集はダウンロードできるのでkintoneでも利用可能です。手軽でいいですね。

ちなみにアイコンの活用については、私がkintone hive TOKYOに登壇したときに力説しておりますので、よかったら参考にしてくださいね♥

もっと基礎からkintoneを勉強したい!

kintoneの独学には限界がある…そう感じている方におすすめなのは、スクールの受講と、kintoneのアソシエイト試験の受験です。

クラウドユニバーシティkintone研修コース
サイボウズの公式のスクールで、株式会社MOVEDが運営しているのが、クラウドユニバーシティです。kintoneの研修コースは充実していて、難易度5段階で計7つのコースは、本当のkintone初心者用のスペシャリストコースから、カスタマイズの実践スキルを習得する2ヶ月集中のkintone開発者養成コースまで取り揃えており、自分の習得度にあったコースが受講できます。
また、kintone関連サービスのなかでも習得難易度の高い、krewシリーズやgusuku Customine、コラボフロー、freee for kintoneの研修もあるんです。

kintone認定アソシエイト試験対策動画
kintoneの資格の基本、アソシエイトの試験を受けてみたい!と思ったら、公式テキストがあります。が、なかなかテキストだけで学習するのはきっつい…私もそうです笑。そんな時にはkintoneの公式You Tubeチャンネルにある動画コンテンツで学習できます!公式テキストの監修もされている中村さんが今節丁寧に解説されている動画なので、内容に間違いありません。
しかも50に個別分割されているので、学習時間も苦にならない!試験を受けるつもりのない人でも、基礎学習に最適なコンテンツです!

kintoneコミュニティに参加しよう!

ここまでkintone初心者に役たちそうなサイトをご紹介してきました。最初の一歩が一番むずかしいと言われるkintone。なかなか活用が進まない、導入したはいいけど全然使ってないんだ…という声も少なからず聞きます。そんなときには、ここに紹介したサイトを参考になさってくださいね。

もちろんここに紹介した以上にkintoneの裾野は広がっています。そんな事例がもっと知りたい、誰かに相談したい!と思ったときには、kintoneのコミュニティに参加しましょう!

kintone Café
kintone Caféは、利用者も管理者も開発者も、スキルや役割に関係なくフラットに参加できる、kintoneを愛する有志によって成り立っているコミュニティです。開催地域は日本全国におよび、オンラインで開催されています。住んでいるお近くの地域を探せばどこかでリアルに開催されていますし、最近ではオンラインとの併用開催なども増えていますから、どこからでも気軽に参加できます。

キンコミ
kintone Caféはサイボウズとは関係なく有志が立ち上げたコミュニティですが、こちらはサイボウズ公式のオンラインコミュニティです。
運用方法や活用ノウハウを他のユーザーとシェアしたり、気軽に質問することができます。

これら2つのコミュニティは相対するものではなく、どちらもユーザーの裾野を広げていくために共存しています。

どんな人達がどんな風にkintoneを活用しているのかリアルな話が聞きたい!とおもったらkintone Caféに参加すれば話が聞けますし、いきなりkintone Caféに参加するのは気が引ける、という方はキンコミを利用できます。そんな風に分け隔てなくユーザーを受け入れる土壌があるのが、kintoneコミュニティの良いところです。

さらに、コミュニティで忘れてはいけないのは、Twitterです!
Twitterで #kintone をつけてポツリと呟けば、必ずおせっかいな🤣人たちがわらわら寄ってきて手助けしてくれます!こまったらTwitterでつぶやこう!

そして、これらのコミュニティに参加して助かった!と思ったら、その恩返しとして自ら発信していきましょう。「私のやったことなんて…」なんて思わず、あなたの悩みは他の誰かもきっと悩んでいるはずです。

そのためには、そう、kintone hiveに登壇応募しましょう!
2022年の登壇応募、はじまっています!いますぐ!NOW ENTRY!!

ということで長文お付き合いいただきありがとうございます。
このnoteは、kintone Café JAPAN 2021 のコンテンツの一つとして作成いたしました。来年、kintone Café JAPAN 2022にもご期待くださいね。

また別の記事で、来年の運営メンバーの発表も行います。

それじゃ、また。

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