見出し画像

不惑のチャレンジ、はじめます

こんにちわ、プロ雑用です。
突然ですが、わたし、今年はいわゆる男の大厄なんですよね。
41歳。数えで42歳。
昭和生まれのおっさんです😂

タイトルの通り、そんな昭和のおっさんが、いろんなきっかけがあって、ちょっとチャレンジしてみることにしました。今日はそのお話です。

じつはフクギョウしてます

あまりおおっぴらにお知らせしておりませんでしたが、今年の3月より、これまで通りアソビューには所属しつつも、MOVEDという組織にて、お仕事をすることになりました。

この組織は、Cybozu界隈の方はご存知、サイボウズ株式会社 エバンジェリストである代表渋谷さんの起こした会社です。

MOVEDでは、働き方デザインチーム(当時はIT導入支援チーム)に所属しています。クライアントの業務改善をお手伝いをするチームです。

これまたサイボウズ界隈では知らぬ人のいない、いわゆるTTコンビも同じチームに参加しており、一緒にお仕事をさせてもらうことになりました。その他もチームリーダー(事業部長)の永柳さんはじめ、百戦錬磨のツヨツヨメンバーに囲まれて、いい刺激をいただいてます。

参加した当初は、アソビューを本業として、それ以外の業務時間外にちょこっとお手伝いする、という感じから始めました。なので、この時点では複業というより副業という感じ。

しかし、MOVEDに参加したわずか一ヶ月後、コロナが原因の緊急事態宣言、いわゆるコロナショックが始まります。

コロナショックによる生活の変化

アソビューは観光旅行に関連する事業を行っていますので、もちろん直撃を受けました。売上95%減少という、とんでもない逆風、というより嵐、いや竜巻に巻き込まれ、端的にいって「やべぇ!」状況になりました。
ここらへんの詳しい話は、弊社アソビュー代表のnoteに詳しく書かれていますので、興味のある方はそちらを御覧ください。

これを受けて、4月末より、私を含めた社員の一部が、休業ということになりました。代表山野の「社員の首切りは、なんとか避けねばならぬ」という熱い想いと決断により、リストラではなく休業にしてもらったのは、いまでも本当に心から感謝しています。
私はアソビューという会社の事業がとても好きなので、これから先もきっと感謝し続けるでしょう。

休業中の社員は、従業員シェアという取り組みで順次、他の会社への出向する、という画期的な取り組みも行われました。
しかし出向先が決まるまで、ぼけっと暇してるわけにも行かないので、その間しかできないことをやろうと、積ん読になってたビジネス書を読んだり、知り合いにお仕事がないか色々聞いて回ったりしてました。
もちろん副業先のMOVEDの方でも、がっつり入ります!と宣言して、いろいろお手伝いしていました。

まぁ、もちろん合間には息抜きと称して、AmazonPrimeVIDEOで映画とか海外ドラマとか見まくってました。めちゃくちゃ見た。GOT一週間で見た。
あとメルカリで断捨離してました。小物ばっかりだったけど😂

そして出向と副業生活へ

それで、GW明けに出向先が決まり、少し空いて6月から出向先にてお仕事させてもらうことになったのです。出向期間は一年ということで、2021年の6月まで働く予定でした。
出向先は原則、社員の副業は解禁されていないため、アソビュー同様、時間外にMOVEDのお仕事をする、というような生活。

一方で、同じ頃から、副業先のMOVEDへ、チームへの案件依頼、問い合わせが増加していました。チームメンバーの手が不足する中、私もお手伝いせねばと、(出向先には申し訳ないのですが)休暇を頂いて、MOVEDのお仕事をすることも何度かありました。

そんなMOVEDのお仕事をする中で、自分の中に、危機感が芽生えていることに気づきました。

危機感、その正体

その危機感を、言葉にするのはなかなか難しいのですが、一言で簡単に行ってしまうと「ITリテラシー格差に愕然とした」です。地方と都市部の格差、ですら無い。東京でも、ハンコとFAXと電話しか無い会社が実在する。

今回のコロナショックで多くの組織団体で、ITに関する仕組みや導入の遅れが露呈しました。そういうこともあって、IT導入支援・業務改善事業を持つMOVEDへの問い合わせが増えたのは必然です。

実際、企業や地方自治体に足を運び、正直言って実情にショックを受けました。いや、知識として情報としては知っていましたが、実際その現場にいって話を聞いてみると本当に、遅れているという話ではないなと。これは周回遅れですらないぞ、そもそもスタートしてないんだ、ということを強く実感しました。

これが個人経営の人々ならまだなんとなく理解できるんです。
たとえばアソビューの体験事業者のような、本当に個人でされている方々なら、なかなか難しいのはわかるんですが、ゆうに数百人抱える規模の企業でも、実態として個人と変わらなかったり。

情シスコミュニテイでは「アンチウィルスの話題は平成に置いてきてほしいww」という冗談がたまに出るんですが、そもそもそこに届いてない、スタート地点にすらいけない実態が、この国の大多数を占めている、という実情を目の辺りにして、衝撃を受けたんですよね。

曲がりなりにもスタートアップに身を置き、これまで20年の経験の中で、たくさんの業務改善を行ってきた私。この自分の経験が、必ず役に立つ。やらねばならぬという使命感がふつふつと湧き出してきました。

衝撃をうけて、決断

と、いうわけで7月半ば、決断しました。
出向を終了し、アソビューも休業して、
期間限定ですが、MOVEDに軸足を移すことを。

もちろん休業するからには、アソビューへの復帰が前提です。出向先とMOVEDで、どちらが多くのことをアソビューへ持ち帰れるか。それを考えたときにも、やはりMOVEDでの仕事のほうが、より多くの成長と学びがあると確信してのことです。

退職も一瞬考えたんですが、可能なら辞めたくはない。
なにせアソビューの事業は好きですから。
その思いは、アソビュー側に正直にお伝えし、受け入れていただきました。
感謝。

私の行動のもっとも強い原動力になる感情は「怒り」です。
今回もそう。
格差に対する強い憤り・怒り。
怒りというとネガティブなイメージを持つ人が多いですが、歴史を振り返っても世の中の理不尽への怒りは、多くの停滞に変化をもたらしています。
一方で、怒りは人に向けるものではありません。
人に怒りを向けた行動は、例外なく失敗します。

思い立ったが吉日、それ以外はすべて凶日

ちなみにいつからですか?
ということなんですが、今日からです。

なので、今日という日に、この決意をnoteにしたためます。

まぁ、と言っても基本的に私はノーテンキなゆるい人なので、肩に力は入ってないません。肩こりは慢性化してますが😂

ノーテンキにゆるく、全力で脱力しながらやっていきます。

一方でこれまで以上にインプットも増やします。
まだまだ、たくさんのことを学びたい。
学んで経験してくことで、さらに自身をアップデートします。

(noteも下書きばっかり溜まってるんですよ!w)

ここまでお読みいただきありがとうございました。
プロ雑用のさらなる活躍をご期待ください!
あとお仕事だけじゃなく、いろんな相談事を常時受け付けておりますので、よかったらぜひお声がけください!

以上、プロ雑用でした。
それじゃ、また。

※追記

ちょっと書き漏れた事があるので追記します。
リテラリーが低い組織や団体があってもいいじゃないか、そういうのは淘汰されるよ、っていう考えもあると思います。わたしも実はそう思っています。しかし、それはバランスが取れている場合。
私は今回、周回遅れスタート地点、さらにはそれ以前の組織団体が、想像以上に多いのではないか、と感じました。これを放っといて、淘汰されてしまうと、おそらく、日本という国の根底が崩れ去るのではないか、そう感じてゾッとしました。中小企業を保護しすぎだ、という声には私も同意ですが、一方で多くの組織団体がそのような状況であることを放置していくと、平均値が下がり続けることになります。
日本が高度経済成長を得てバブル以前まで豊かであった要因の一つは、生活基盤の平均値がそれなりに高かったことがあると思います。これが格差が広がっていってるのが今現在ですが、個人のみならず、その個人を抱える組織や団体の平均値までもが下がっている。これは、ほんともう手遅れかもしれんが、結構ヤバくないですか?将来のこと考えたら。
そう思った次第です。

いいなと思ったら応援しよう!