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2024.05.21 #kintonehive fukuoka vol.9 観戦レポート!

プロ雑用です!
今回は先日5月21日に参加してきた、#kintonehive 福岡の観戦レポートです!実は先月に#kintonehive 札幌にも参加していましたが、そっちの観戦レポートより先に書いちゃいます!(札幌のみなさんすいません!ちゃんと後で書きます!)


kintonehiveとは?

kintoneのユーザーが活用アイデアを共有するライブイベントです。各地区代用に選ばれたユーザーは、11月のサイボウズデイズにて行われるkintoneAWARDで登壇することができます。私も2019年にアソビューの事例で東京代表として登壇しました。

福岡の観覧は3回目

福岡は今回で三度目の参加!MOVEDのkintone関係のメンバーはこの地域にはいないので今回は一人で参戦してきました。しかし当日はコミュニティ仲間の井上さん、はっしーさん、根崎さんとランチしてからの参戦!

ZeppFukuokaの入っているマークイズ福岡ももちの中にあった中華バイキングでランチしてました。ちなみに、この中で九州民は井上さんだけですw

kintonehive福岡スタート!

今回驚いたのは、福岡会場の登壇者6組のうち、なんと5組がペア登壇!これまでは2023年大阪の4組が最大なので、それを超える多さにちょっと驚きました。やっぱり一人で登壇するより気が楽なんですかね?

1組目 高橋㈱ 大江さん

高橋㈱は繊維業からスタートして、今ではスポーツクラブをはじめとした多種多様なビジネスを手掛ける角経営の企業。どうしてそうなのかは触れられていませんでしたが、登壇者の大江さんはヨガインストラター出身とのこと。つまり、ITとは全く違う分野からkintoneを使うことになったと。
きっかけは結婚による働き方の変化、社内公募に手を上げたのがきっかけだそうです。

ここで大江さんのスライドに名言が登場!

奇をてらわずしっかりと王道パターンから改善がスタート。

ガバナンスの部分はもう少し深く知りたかったと思いました。

R3さんのgusuku Customineを駆使してカスタマイズにもチャレンジ。
なんとワークフローアプリは一日2000件ものアクセスがあるそうです!
なかなかのアクセス数です。それだけ使われていると。

順調にカスタマイズできた…わけではなく、やはり苦労はされたようです。エンジニアリングの経験がないとなかなか難しいですよね。しかし、大江さんはやりきった。

kintoneを使うコツとして「とにかく早くリリース」「とにかく早く(ユーザーに)文句を言わせる」「とにかく早く修正する」という、まさにアジャイル的なスピード感で改善を繰り返した。

2組目 ㈱ソアー 野中さん・松石さん

二組目は佐賀県佐賀市からの参戦です!

エンジニアあるあるですねぇw
※松井さんと書いてますが、野中さんの間違えです。おまけに登壇されていたのは松石さんです。大変失礼しました…

SNSのバズりを例にして社内にどう広げるか?
松石さんの仕掛けが光ります。

つまり、社内システムにもマーケティングをちゃんとしないといけない
ってことで、それを仕掛けたということなのですね。

松石さんは最初にkintoneに触れたとき、あまりのそっけないデフォルトのママの画面に使いづらさしか感じなかったと…それから3年後には劇的に使いやすいポータルに生まれ変わった。そのことからも、発見されない(できない)価値を、誰でも発見できるようにした、ということですね。素晴らしい。

3組目 ㈱ネクステップ 上野さん・平井さん

私も普段から、「お客様は業務のプロ。我々伴走パートナーは業務改善のプロ」と言ってますが、早い段階から現場の方が参加されたのが功を奏したといえる事例でした。

4組目 .Noahホールディングス 河野さん・平尾さん

4組目の発表時には、私のスマホの回線が不調で全然繋がらず、かなり出遅れてしまいました。河野さん、平尾さんのお二人は単に発表するだけではなく、すこし学芸会風の発表でしたw

.Noahホールディングスは、M&Aを繰り返して急拡大してきたスタートアップ。しかし、急拡大のスピードに社内の仕組みの進化が追いつかず、規模に反して山盛りアナログ作業地獄。もともと文化の違う企業同士、だからこそアナログで非効率なやり取りは、ただでさえある不信感を増大させることになっていた。トラブルのモグラたたき状態だったそう。

お試し期間中からバリバリとアプリを作りまくり、ドキュトーンなどのプラグインも有効活用。このスピード感がすごいですね。とてもエンジニア経験が無いお二人とは思えない進化速度に驚かされました。その成果も業務量が増えてもチームの人数を増やさずに対応できるようになったばかりか、以下のような成果も。

業務改善の結果、しっかりと売上の向上にもつながっていて、まさにお手本のような事例でした。チームワークあふれる企業になったようです!

5組目 エフコープ生活協同組合 畑中さん・吉村さん

この動画が非常に面白おかしく作られていて、アナログ業務プロセスのバカバカしさを笑いに変えてるのが非常に良かったですwよくある悲壮感が全く感じられないのもめずらしいw

タイトルに「失敗しても大丈夫!」とあったのですが、まさに心理的安全性が担保されていると感じられました。逆になんでそれまで業務改善へのチャレンジがなかったのかが不思議なくらいですw
途中、何度も音響トラブルに見舞われた発表でしたが、トラブルも即興で笑いに変えられる度胸と愛嬌のあふれるお二人でした。

6組目 日本エアコミューター㈱ 臼崎さん・西上さん

なんと従業員421名全員がkintoneユーザー!
リーディングカンパニーは伊達じゃない!

これは私も目からウロコでした。慣れてない人に対しては、教育するって考えがちで、その際にももちろん基本機能を触ってもらうわけですが、アプリをアクティビティにしてしまうことで、教育コストを抑えつつ学習してもらうというのは大変参考になりました。

伴走パートナーとしてお客様の業務改善をお手伝いする立場としても非常に学ぶことが多い発表でしたね。

九州・沖縄地区の代表は!?

6組の発表も終わり、今回の福岡も札幌に続いておまけコンテンツはなしで、すぐに発表されました!

臼崎さん、西上さん、おめでとうございます!事務職で着る機会が無いのに、現場のつなぎでコスプレしたかいがありましたね!笑

観覧の感想

福岡は去年もそうでしたが、テンションとノリがすごい高い人と平常な人との落差が激しくて、今年も前半3組と後半3組のノリが全然違うのが印象的でしたw

ところで今回頻出ワードは「チームワーク」「ダイエット」でしたね〜w

これまでのhiveの登壇は、定番ストーリーとして、必ずkintone導入後の挫折を経験し、そこからの復活までの道のりに関して発表されていることが多かったのですが、本当は、挫折なんか経験する必要は無いはずなので。それを挫折させてしまっているのは我々パートナーの不甲斐なさ。もっと我々自身、お客様事例も含めてどんどん発信していかないとダメだなと思いました。今回の観覧で、伴走パートナーとして、さらに身が引き締めていきたいと思います。

ということで、観戦レポートは終わりです。
次は大阪です!その後名古屋、東京と続きます。
札幌のレポートも後ほどまとめまーす!

それじゃ、また👋

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