花屋のダチ(短歌も)

わたしに許されたお休みは、ひとまず10月末まで。お休み嬉しいなとヘラヘラしてたら8月が終わり、9月になったな〜と思ったらもう7日間経過している。
地球の調律あってる?早すぎない?

そろそろ仕事の事とか、自分の心の事とか、なんか色々な事、面倒で大切なこと考えなきゃなってやんわりと思い始めている(国をあげてまだ休めと言って欲しい)。
わたしは新しいことに挑戦するのが苦手だ。とてつもなく、異様に怖い。幽霊の正体は幽霊のままで呪われそう。くわばらくわばらしていたら、何も手元に残らなかった気がする。

心療内科にて、「将来何したい?」と聞かれた。ここは心の病院だし、正直に答えて胸のモヤモヤを取ってもらおう!いや、とりあえず無難に答えておくべきか?まずはジャブを打つべし...と脳内会議は進んでいたのに、口が頭を裏切った。
「出来るだけ早めに死にたいですね。」
先生は、ほほぉ〜と言った後にカウンセリングを薦めてきた。7500円/週の始まりである。くそぉぉ....まじありがとよ....。

基本的にわたしの心は暗い方に傾きがちである。
靴紐が解けたら白目剥くし、肩がぶつかれば小さく涙する。
でも明るい側面だってもちろんある。韓国にいる友達が花を買ったことを教えてくれたり、アイロンが綺麗に出来て皺が無くなったり、カロリーメイト(メープル味)を一箱食べたり、案外小さいことでも幸せを感じられる。

お花屋さんで働く大切な友達が教えてくれた。

〈メンタルは誰しも多面体ゆえ、いろんなことを思うもので、その中のやつってやつ⚽️
でも、多面体の特性で、転がるから、
いろんな面が日々出てきて飽きずにわるくないです〉(引用させてもらいました、ありがとう)

そんな軽やかな考え方があるのかと心にそよ風が吹いた。時田秀美もなんだか同じことを言ってた気がする。
今は暗い面が多いからそこに光が集まっているのか。でもこの鬱屈としたヤツは、いくつもの心の側面の一つに過ぎない。朝、窓を開けた時に胸いっぱいに空気を吸い込んで、空を見上げるわたしもいる。
しゃがみこんで泣いたり、腹を抱えて笑ったり忙しい程にブレンドなのか。ならば、これからどんどん角を増やして増やして、いつかは丸くしてみせたい。どこまでも自由に素直に転がる心になってみせよう。と、へっぴり腰でポーズだけは取っている。転がる心になったら、花屋のダチとキックオフだぜ!!

あとその子は、「他人のことが分からないし、自分のことを分かってほしいとも思ってない。でもそこにひねくれも悲しさもないよ。」って言ってた。この考えに辿り着くまでにどんな事があったのか、わたしには分からないけど良いと思った。分かり合えなくても、それは悲しい事じゃないんだって。すごく良い。


「さみしい」と囁く沙悟浄
ふるさとは一級河川に認定された

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