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日本の病巣(2017年)

現代日本は心が起因となっている問題が大変多いです。道具や建物をいくら新しく創造しても、それを使う人の心が不安定ではおかしくなってしまうと思います。その点から日本人の心の回復が急務であると判断しています。

虐待・虐め・非行・犯罪・ハラスメント・ストーカーなどの加害行為。または、それらに関する被害体験。
精神疾患・発達障害(本来の発達障害ではなく、現代は後天的な発達障害が多い印象。類似概念では情緒障害や反応性愛着障害など)・自殺や未遂やリストカットなどの自傷行為・各種嗜癖や依存による悪循環。社会不安障害や引きこもりなど人間不信。
心を養う養育環境が壊れやすくなっており、機能不全家族・アダルトチルドレン・親との離別や死別・本当に困難な人ほど救われておらず制度の隙間からこぼれ落ちている現状。
本当に助けが必要な家庭ほど、社会サービスなどの情報が耳に入りにくい。親も心に余裕がない為に、社会サービスを能動的に探す気持ちになりにくい。
軽い知的障害の人達、IQだと80~90辺りの制度の隙間からこぼれ落ちた人達が、生きる為に仕方がなく累犯障害者として軽犯罪を繰り返し、刑務所がセーフティーネットになってしまっている。
戦後のお金や物に偏重した社会形成は、心や愛を犠牲にしやすく欠乏を招いてしまっている。

日本で最優先・最重要に取り組まなくてはいけない問題は、日本人の心の回復であると思う。
敗戦から物が無い戦後を経て、努力によって経済大国になった事には一定の敬意を表しますが、より根幹である心や愛の面を疎かに犠牲にしてきてしまったと思います。
そして心が起因となる問題が多種多様な事で表面化しておりますが、これに対して法や圧力で縛って促す事は本当の意味での回復ではない。


旧ブログにて2017年07月01日に記載していたもの

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