やりがいってなんだろう。やりたい仕事の中にあるやりたくない仕事。
「本当にやりがいを感じる最高に面白い仕事の中には、やりたくない仕事が含まれている」
デザイナーとして働く上で、これだけは覚えておいて損はない。
誰が言っていたのか忘れたけれど、誰かに学んだ僕にとって大切なマインド。
特にデザイナーやアートディレクターとして働く上では本当にこれがよく当てはまる。
めちゃくちゃワクワクするような撮影案件を受注したとして、その撮影をするには地道な工程表作成や関係各所のコーディネート作業が存在する。
撮影は本当に楽しみな仕事だけど、工程表の作成や各種許可取りや撮影チームの整備はあまり好きではない。
こんな感じで楽しい仕事には必ずやりたくない仕事も含まれる。
(もちろん、僕の感覚とは逆に工程表作りが大好きで、撮影には行きたくないって感覚の人もいるだろうね。)
最近よく「やりがい」を重視した就活をする若手が増えていると聞く。
でも若手がいうやりがいって、単なる表面的な「楽しさ」のことを指す場合も少なくないと思っている。
本当にやりがいを感じる仕事にはやりたくない仕事も内包される。
でも、自分がやりたくない仕事がちょっとでも舞い込むと、すぐに「やりがいがない」と評価してしまうのは本当にもったいないことだ。
本当に「やりがい」を求めるなら、いましているその仕事は何に役立つのかをポジティブに考えてみてほしい。
どんなにポジティブに考えても自分にとって意味がないなら仕方がない。でも、少しでも価値を感じるなら、その先のもっと楽しい仕事の準備運動だと思って頑張ってみるのがいいと思う。
おしまい🦉
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