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ボイトレ編①【声の出し方】

ちわっす!
無償MIX師 Shiki(シキ)です!

今回は、録音編や意識の方でも口うるさく言ってきた『まずは自分の歌唱スキルを磨いてみようぜ!』という内容となっております!
言うだけ言って、「じゃあ具体的に何をすればいいの?」となってしまわないように、しっかりステップアップできるよう、やり方も詳しく書けていけたらと思います!

「無償MIX師に教わることなんて何もねぇよ。」

と、口を尖がらせる反抗的なキミ。
『だから変わらねぇままなんだよ!』
そう言うと、シキは耳元でそっと囁く。

「俺、ボイトレ講師の経験もあるぜ・・・」

まあ、めちゃくちゃ本格的にやってきたわけではないのですが、実際「お前は何を経験してきたんだよ!」と、よく分からん奴から教わっても「じゃあ実践してみよう!」なんて思わないですよね💦

まず、10代の頃に2か所のボイトレに通い、20代になって仕事を始めて余裕が出来てからまた1か所のボイトレ(全て違う場所)に通いました!
何故こんな沢山の場所に・・・。と思われるかも知れないのですが、そこは病状的な問題で通えなかったのです・・・orz

その上で、友人のツテや母校の教員、母親の福祉の仕事関連で、『歌を上手にしましょう』ってよりかは、『綺麗な声を出せるようにしよう!』を主題として、様々な場所で僕から教えることも何度かありました!
ですので、基礎ならこの俺に任せとけ・・・って感じです!!

今回だけは説得力を持たせる為に前置きが長くなってしまいましたが、適当な内容ではなく、3か所のボイトレ教室と、自身による実践、他人に教えて効果的、且つ、『これはやっといた方がいいぞ!』と言うものを、まずは初心者編として記述していきたいなと思います!

初心者~プロまで、『声を出す人全員』にオススメの内容です!

①まずは呼吸を安定させよう!

「tuu--」と言う音を出そう!

「いや分かんねぇよ!!!!」
まあ、そうですよね・・・。文字だけだと限界があるので、様々YouTubeやネットを漁ったのですが、こちらの練習法を本来はなんと呼ぶのか実は覚えていなくて・・・💦

僕がボイトレを担当する際は、まず相手を「練習」ではなく「楽しく声を出す」を目指してやってきました。
理由は、楽しい時でないといい声は出ない。

「練習辛い・・・頑張らないと・・・」って人よりも、「ボイトレだ!上手くなるぞ!楽しみだ!」って人の方が上達が段違いに変わります。

実際、カラオケとかでも、なんかモヤモヤしてる時よりも「今日調子いい!歌うの楽しい!」って時の方が、いい声が出た経験ってありませんか?

はい、すぐに脱線しちゃう許してね。
でも練習前に「楽しい時にしてね!」って伝えるのは大切なことだと思うし、その理由が明白な方がいいと思ったから!!!!

と言うわけで天才Shikiさんがお手本作りました!

こういう「ツーー」って音を出します!
本来はカウントがあって、『呼吸時のタイミング』も意識できると尚良しなのですが、一度に色んなところを意識すると結局全部が散漫になっちゃったりするので、カウントはあまり考えなくていいです!

じゃあこの「ツーー」の練習(僕は呼吸練習って呼んでる)は何を意識したらいいんですか?

  • なるべく『長く、安定!』を目指そう!

  • 声を震えないようにしよう!

  • 吐きながら徐々にお腹を凹ませるようにしよう!

まずはこの3点をしっかり意識していきましょう!

最初は大きい音から始めて、しっかり安定してきたら呼気の量を落としても安定するように順序決めて練習しましょう!

『呼吸練習』の効果とは!

  • 歌唱中、息が持たなってきて不安定になってしまうことがなくなり、安定して次のブレス(呼吸)まで持つようになります!

  • 息が持つようになると言うことは、ピッチの安定、活舌も良くなります!

  • 低音域(小さな声での歌声)が安定します!

  • お腹を凹ませることも意識するので、腹式発声の練習にもなってます!

これはもう、基礎中の基礎、どこのボイトレ教室に通ってもやらされた練習なんですけど、この膨大な効果見てください!この滑らかなボディ!

カウントを取り入れると、もっと幅広い効果が得られるのですが、今回は基礎中の基礎ということなので割愛します!

②ハミングをしよう!

「出たハミング!」と思われる方も多いでしょう。
ハミングこそ、本当にプロがレコ―ディング前にすらやっているマジで誰がやっても効果絶大、てかこれやらんと上手くならん(言い過ぎ?)とまで言えるものが『ハミング』です。

Hey Shiki!
ハミングって名前はよく聞くけど、つまり何?

Shiki:ハミング は 鼻声 です。

厳密には違うのですが、鼻声を出すんだな!と覚えておけばOK!

こちら、Geroさんの「うどん」という楽曲の THE FIRST TAKE 動画なんですけど、まあ流石Geroさんふざけまくってますね(笑)

ただ、0:23~の部分、おふざけも入っているのですが、「ン~~、ン~~マ~~」と言っている部分ありませんか?

曲が始まってすぐも「ンオァ!」とか何か言ってますよね(笑)

はいこれ、プロもやっている証明!!!

20代越えた後に通ったボイトレの先生が、たまたまMrs. GREEN APPLEのボーカルと同じ養成所で訓練していた時期があったらしく、ミセス大好きなんで色々聞いたんですけど、大森さんはこのハミングばっか重点的に練習していたそうですよ(これ出していいのかな・・・)

あと、どこで聞いたか覚えてないんですけど、あの「ドライフラワー」の優里さんも、録音前には必ずハミングで歌声を整えるそうです。

まあ、そんな「プロ」でも当たり前にやっていることなんです!
最早、練習ではなく歌う時は当たり前にやること!と習慣付けさせていいのかなと思います!

それじゃ「ハミング」やってみよう!

はい、ハミングに関しては、僕よりもプロ講師の方にお願いしましょう!
ハミングにとって「大切」で「初心者でも分かる解説」をされている方を見つけ出してきました!(トップに出てきたけど)

「こういう動画、見るけど前置きが長い」

そんな君ちょっと待って~~~!!

『1分のとこから3分のとこだけでも見て!』

見てみてください!そして実践してみてください!
こういう動画を見てても飽きない方は、もちろんすごく参考になることをずっと言われているので、最後まで見てみてください!

しかし今回は基礎中の基礎なので、まずは綺麗なハミングを出すってことだけ意識してみましょう!
3:47でもこの人が「僕が解説してる間、ハミングずっとやっててください(笑)」なんて言ってるんですけど、出すだけで効果があるんです。

ハミングの効果とは!

と、大文字で見出しを書きましたが、出して行ったらもう、キリがないです。
本当に、そのくらい『歌だけでなく発声する(声を出す)』ことにおいて、すごくすごく大事なものだからです。

ただ、「効果を知っておかないと意識するポイントがよく掴めないってばよ・・・」という脳筋ナルト思考のアナタの為に、『最初はここ意識するといいんじゃないかな!』というポイントだけお伝えしておきます!

何度も言いますが、下記のものだけの効果ではありません!!あくまで最初に意識すべき初期のポイントのみ記載します!!

  • 喉声を解消させ、声を上に持っていくイメージ

  • ボソボソ声でなく、突き抜けるハッキリした声

  • ①呼吸練習と合わせることで、より安定感up!

他にも沢山、難しい言葉とか、発声で大事な言葉とか沢山あるんですが、まずはこの3点を意識して、習慣付けてみてください!

何故プロが録音前に、このハミングをやるか。
それは、上記項目最初の『喉声を解消させる』が1番の目的かなと思います!

普段喋る時って、野球部みたいに声は張らないですよね。うるさいしウザい!

しかし、そのまま何もせず録音に向かうと、普段の喋り声の癖が抜けないままの歌唱になってしまうことが多いんです。

プロなら平気?
いやいや、人体の構造には流石に敵いません。

「発声練習で声出せばいいじゃん!」

『この脳筋が!!』

自来也ことエロ仙人も、アニメNARUTOの修行編の前にナルトに言っていたあのセリフを思い出してみてください。

『ただ声を出すだけだと、無駄に声を枯らす恐れもある。まずはジョギング感覚でハミングをすることで、口寄せの術は成功するんじゃ・・・』

ただ、ガマと契約するだけじゃダメなんです。
九尾チャクラをしっかりと感じ、繊細なコントロールが・・・。

また脱線してしまった。
こんな初期(多分通話とか対面なら10分で終わる説明)に3,500文字も使ってしまっている・・・。

まあ、なんか1回1回がボリューミーだと、「この人1回1回がすごい長くて丁寧だ!」って印象付けられるしいいか。

③クレヨンしんちゃんになろう!

怒らないでください!!!
アーーー!お客様!!物を投げないで!!

サクっと行きましょう。
もうね、クレヨンしんちゃんですから。
思いっ切りふざけてください。

「野原しんのすけ」になってみよう!

最後のやつだけ真似しないでください(あ)

この参考動画を聴いて頂ければ分かると思うのですが、「ふざけること」と「喉を開けること」が、最重要事項です。
喉を開けるだけではなく、『ふざけること』が大切なんです。

ふざけることで得られる効果

「ボイトレだ!」って考えると、どうしても脳味噌がガッチガチになってしまう人が多いのですが、ボイトレ動画の人とかもよく言います。
『リラックスして声を出す』ことが大切なんです。

脳がガッチガチだと、喉にも余計な力が入りますし、変に意識ばっかしてしまうせいでちゃんと喉を開けない要因にもなるんです。

実際、学生に指導させて頂いた際も、真面目な人ほど、力んでしまって効果を得られるまでに時間が掛かってしまっていました。

そこで、僕が取り入れたのが『クレヨンしんちゃん発声』です!

  • 「ホッホーイ」喉を開くことを意識しよう!

  • ふざけることで、大きな声を出すことに抵抗がある人も、しっかり大きな声で発声しよう!

  • ふざけることで、真面目くんな君も、リラックスして発声しよう!

今回の発声において一番大切なことは、『喉を開いて大きな声を出す』、所謂「合唱声」なんて言われ方をしますが、そこに『ふざける要素』を介入させることで、より誰でも発声しやすく工夫したものになります!

更に!!!!

ただ喉を開いて「オーイ」と発声するよりも、クレヨンしんちゃんの真似をして、最初の「ホッ!」の部分を真似することで、お腹が凹み、腹式呼吸の練習にもなっているんですShikiさん天才すぎる!!!

④そろそろ歌いてぇぜ!!

「発声練習ばっかで飽きてきた」という我儘な君。
しかし僕は紳士的メンズなので、我儘ガールのお転婆デートにも優しい笑みでエスコートします。

アカペラで歌ってみよう!

「カラオケで練習してくる!」なんて人、めちゃくちゃいます。僕もめちゃしてた(小声)
そして、悪い癖ばっかりついて、14歳から21歳まで喉声が取れませんでした。

実際、家で中途半端な声で歌うよりかは、しっかりと大きな声を出せるカラオケやスタジオに行くことはいいことなんですが・・・

人間の本能的に、カラオケやスタジオへ行くと、どうしても歌いたくなっちゃうじゃないですか・・・お金もったいないし・・・。

それだけじゃありません。
制限なく大きな声を出しても怒られないので、先程の「力む」に繋がる恐れもあるんです。

そんな中、突如としてアナタの前に天才が降臨しました。そうです。この僕です。

キーはどこでもいいので、家で出せる音域で、大きな声でなくてもいいので、①~③を意識してアカペラで歌ってみましょう!

はい。カラオケに行くと、練習してないアマチュアが、プロの音域(つまりは原曲キー)で歌おうとしちゃいますよね。

ボカロバカな皆さんは、「優里のドライフラワー?DISH//の猫?低くね?」と仰いますが、「アレ実は十分高い音域ですよー。」

それ・・・
" しっかりした発声で歌えていますか? "

最高音が出ることは正しい発声とは限りません。
フルで歌って体力が持つことは正しい発声とは限りません。

ここに来て今更なことを話すのですが、『ボイトレ』と言うものについて説明します。

ボイトレの基本は『上手く歌うこと』ではなく『正しい発声で声を出すこと』です。
ボイトレと言う基礎をある程度身に着けて初めて『歌の練習』になります。

"ボイス" トレーニングであり、
"歌唱" トレーニングではありません。

ここマジで誤解して練習する人いるんですけど、ボイトレしている時に「上手く歌おうとしないでください。だからいつまで経っても余計な癖が抜けないんですよ。」
と、僕は言われました。(笑)

かなりキツく教えてくださいと言っていたので、キツく言われましたが、今この時こうして皆さんに伝えられるので、言われて良かったです。

歌う時は録音しよう!

「自分の下手な歌声なんて聴きたくないよ!」と言っている甘ちゃんなカスは自分の好きに歌っててください(笑)
歌うの楽しいっスよねw ボイトレなんてしないで好きに歌ってくださいw

はい、自分の歌声にすら向き合えないカス、いやド三流!は、ボイトレする必要なんてないので、好きに歌っていればいいと思います。
上手くなることに楽しみを見出した者だけが賢者の石を手にするのです。

そして、そんな野心を持ったエルリック兄弟へ。

『自分の歌の下手な部分は無視しよう。』

「え?無視していいの?」

はい、無視してください。
何故かと言うと、自分の下手な部分を直そうとすると、「下手な部分のみが耳に残って中々直ってくれない」からです。

逆に「自分のここかっこよく歌えてる!」「自分の高いこの部分、喉閉まっていない感じがする!」と言う、ポジティブな部分をしっかり耳に残し、それをもう一度、確実に出せるものにしましょう。

このアンサーを導き出したShikiさん・・・
まったく、完敗だよ。

と、思った方。すみません。

こんなドヤ顔で説明していますが、実はしらスタさんが話してて「確かに!」と、自分でも感じたから記載しましたwwwww

こちらの動画です(笑)
僕としては色々詰め込ませるのはアレかな、と思ったので、『録音してポジティブな部分を見よう!』とだけ伝えたいのですが、よかったらこちらの動画、余裕のある方は最後まで見てください!

と言うわけで、基礎中の基礎、初心者編はここまでとさせて頂きます!
これは、僕がボイトレを教える時に「ボイトレ前に自分でやっといてね!」と、『教える以前の内容』を細かに説明させて頂きました!

僕が長蛇に書いてるだけで、簡潔に言います!

  • 「ツー」って呼吸を安定させよう!

  • 「ハミング」で声を上に持っていこう!

  • 「しんちゃんの真似」で喉を開けよう!

  • 「アカペラは録音」しよう!

はい、ぶっちゃけこれだけです!(笑)
次からが『基礎編』になります。
次からが『歌』です。

めげずにやっていこう!
はいレッスン開始!(これから)

P.S
僕に対して、「この発声で合ってますかー?」って聞きに来ても大丈夫です!

ただ、メインの依頼アカウントだとDMが込み合って大変なので、情緒不安定を吐き出してるサブ垢で申し訳ないのですが、

☆Shiki ツイッターサブアカウント

こちらのDMで、ボイメでもカメラ収録でもなんでもいいので、送って頂けたら時間がある時にでも助言させて頂こうかなと思います!

一緒に頑張っていこう!あと一番大事!

楽しくやっていこう!!!!!

2022/12/12 記述

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