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屋久島 千尋の滝(2014年8月28日記)

昨日と一昨日は出張で屋久島に行ってきた。
屋久島はいい島だと思った。

洋上のアルプスといわれるのも納得するぐらい、フェリーから見た屋久島は海に突然現れるアルプスのような圧倒的な雰囲気を持ってた。
ホントに仕事じゃない旅行だったらいろんなところ行きたかったけど、仕事で行くと目の前にいい景色が広がってるのになんかもったいない感じだった。

初の屋久島なのに大自然を満喫できなかったけど一応千尋の滝だけは寄った。
風景写真雑誌でよく見る滝だから実際はどんな感じなのか気になってた。


生で見ると写真で感じていた以上に雄大な風景で本当にすごいと思った。
平日だからか観光客も全くいなくて、一人で静かに眺めることができた。


今回は飛行機ではなく、なぜか高速船トッピーに乗ってきた。
飛行機よりは半分くらいの値段で来れて往復で16700円。
鹿児島港から2時間で着くけど晴れていないと景色はあまり見応え無い。

晴れていてもずっとただの海だけだとちょっとは飽きてくるかも、2時間は結構長いし。
小説を読みながらたまに窓の景色を楽しむという感じだった。
船は好きだけど席が狭くて足が伸ばせなかったから結構きつかった。
船の便によって違うみたいで、帰りの便では多少楽だった。

レンタカーは宮之浦港近くのトヨタレンタリースでシエンタって車を借りた。
1泊2日で200km走って15000円くらいだった。
屋久島の道はすごくわかりやすくて、県道78号線というしっかり舗装された立派な道が島をぐるっと一周していてちょうどいい面積だなぁという感じだった。

島の南西側の景色が特に好きだった。
仕事でなければ絶対一周してたんだけど仕事だったから残念ながら一周はできず、北西部の道が険しくなるという山道の区間は行けなかった。
一番行ってみたい区間だったのに。

宿はエアポートホテルという空港のすぐ近くのビジネスホテルで1泊朝食付きで5500円。
本土でいうとかなり安い部類に入ると思うけど、ついてみると納得のボロさ…。

まぁ風呂とトイレだけは改装されていたし、ベッドのシーツも一応きれいそうだったから特に問題はないけど、いい宿というほどではなかった。
夕食はホテルの1階にある食堂みたいなところで海老フライカレーを食べた。
900円くらいだったけど、やっぱりちょっと割高に感じた。

屋久島の星空はすごいという噂だったから見ておきたかったけど、疲れてたから夜はすぐに寝てしまった。

朝食はご飯とみそ汁(明らかに即席みそ汁)と漬物と梅干と小魚を焼いたやつと、小っちゃいオムレツと海苔。
これで500円らしく、あまりの手抜き感に少し笑ってしまう。
これだったら宿代が5500円で朝食はサービスですといった方がいいと思う。500円だと思うと高すぎる。

もうちょっと早めに予約を入れられたらもっといいホテルもあったんだけど、1週間前に予約しようとしてもいい宿はすぐ満室になってしまうみたい。


2日目の仕事も終って、17時15分のトッピーで帰る。
屋久島をほとんど何も見ないままに。
今日1日スッキリ晴れてくれたことにはありがたいと思った。
屋久島は雲に覆われている日が多くこんなにじっくり山々を眺められるのは運が良かった。

また来たい。今度は一人で。


帰りのフェリーから佐多岬が見えた。本土最南端。

自分にとってはあまり旅情を感じない地域だけど、遠くから旅してきた人にとってはきっと色々と感じる風景だと思う。

19時15分に着いて鹿児島港から鹿児島中央駅に向かうバスに乗って中央駅まで行き、20時の電車に乗るはずが道が混んでたせいか20時の電車に乗れず20時23分の電車に乗って帰った。
帰り着いたのは21時前でものすごく疲れた。

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