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ファーストアルバム満2歳7ヶ月

12月21日。保育園にてクリスマスパーティー。本来なら保護者も参加するはずだったのだが、コロナの影響により園児のみの形に。夫婦ともども休みを取って楽しみにしていたのだが残念。当のファーストアルバムはというと、部屋にいきなり全然知らない真っ赤なじいさんが現れて、びっくりしてギャン泣きしてしまったらしい。その後、物陰に隠れながら慎重に様子を伺い、プレゼントのおもちゃをもらう時だけは泣き止んでいたとのこと。もらうとすぐに逃げてまたギャン泣き。現金なやつだ。

12月26日。ファーストアルバムの新しい靴を買ったのだが、どうやら保育園の同じクラスのとある女の子が「わたしもあれほしい!」となったようで、登園時に全く同じ靴を履いているところに出くわした。「ファーストアルバムくんとお揃いが良いって言うんですよ~」とお母さん。おやそれはひょっとしてモテているのか?二歳にして早くも?はは~ん?とニヤついていたのも束の間。ファーストアルバムには「自分の履いている靴が他にもたくさん製造されている」という概念がないらしく、その女の子の靴を見て自分のものを盗られた!と勘違いし、女の子の靴を無理矢理引っ掴んだり、制止しようとすると泣き喚いたりで、朝っぱらから保育園入口がカオスの状態と化していたという。せっかくお揃いにしてくれていたのに、ファーストアルバムや…。

1月1日~2日。自分の実家に帰省する。ここ3年ほどはコロナを気にして全く帰省していなかったのだが、みんなある程度抗体もできたし大丈夫かな…ということで、ファーストアルバム初の徳島上陸。三宮から高速バスで2時間半、徳島駅から電車(に見せかけた汽車)で1時間。果たしてこの移動時間をファーストアルバムは耐えてくれるだろうか…と危惧していたが、結果的には往復どちらも大きくグズることはなく、元々乗り物が大好きなのもあって、窓の外のあらゆるものを指差しして興味を示したり、車内をしげしげと観察したり、途中で昼寝したりで、自分なりに旅を楽しんでくれていたようだった。帰りは渋滞に巻き込まれたりもしたのだが、YouTubeの力を借りたりしつつで何とか凌ぎきれた。これに関しては本当にファーストアルバムは偉いと思う。よく頑張ってくれた。

実家ではじいじ、ばあば、ひいばあばがお出迎え。ここぞとばかりにおせちやお寿司、おでん、デザートなどの料理が大量に振る舞われ、ファーストアルバムはその好意に全力で答えんとばかりに、いつもの2~3倍くらいの量を食べまくっていた。いったいその小さな腹のどこに消えて行ってるんだと、人体の神秘に思いを馳せずにはいられなかった。そして実家のペットのワンワンとご対面。散歩の途中などで犬を見かけることはあったが、ダイレクトに触れ合うのはこれが初めて。ファーストアルバムはすこし物怖じしつつも興味津々で、様子を伺いながら背中をポンポン叩いたりエサを上げたりしていた。特に何も説明しなくてもジャーキーを手渡すとひょいっと食べさせていて、「エサをあげる」という行為をちゃんと理解していて少し驚く。こうして知らないところでもどんどん成長していくのだな。実家のワンワンは結構な老体で、足が悪くて走り回ったりすることができないため、ファーストアルバムにとっては逆にちょうどいい相手だったかもしれない。

ということで、本年もファーストアルバムをよろしくお願いいたします。

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