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ファーストアルバム満3歳1ヶ月

7月7日。まさしく本日、保育園にて七夕会が開かれた。去年はコロナのために保護者は参加不可、園児のみで執り行われたのだが、今年は保護者一名のみ参加できるとのことで、先ほど行ってきた。昨年秋の運動会以来にファーストアルバムの保育園での姿を見ることになる。この日のために西松屋で購入しておいた水玉模様の甚平を着せて、いざ出発。

最初は授業参観のような形かと思っていたのだが、保護者も子供とペアになって遊戯に参加する内容だったので、動画は撮れず残念。織姫や彦星、神様に扮した保育士さんたち、そして何よりたくさんのパパママが部屋に入っている様子に、いつもとは違う雰囲気を察知して少しおどおどと尻込みするファーストアルバム。しかしちょっと促すと自分の膝の上に腰かけてくれた。最初は保育士さんによる織姫と彦星の七夕ストーリーの演劇から開始。今日が一年に一回だけの会える日なんだよ~めでたしめでたし~となったところで、軽く運動。ピアノの音に合わせて手を繋いで部屋内を歩き、ピアノが止むとストップ!というもの。これは普通にクリアしていた。続いてハイハイの動き。これもクリア。次は子供をおんぶして親がピアノに合わせて動く。この時点でファーストアルバムにギアが入り、キャッキャと元気に笑うようになる。

続いて、親全員がひとつずつフラフープを縦に持って座り、長いトンネルを作って、園児がその中をハイハイでくぐっていくという催し。これちゃんと指示通りにできるだろうか…ひとつひとつの催しにきちんと指示が入るのか半ば不安な気持ちがあったのだが、最初は他の園児の動きを観察して、こういうことか!とわかったら自分も実践。皆がフラフープを持っているのが面白いからか、他の親御さんに笑いかけながらフラフープをくぐるので少し渋滞を起こしかけていたが、ちゃんと他の園児と同じようにゴールまで辿り着けた。えらい!その後はピアノに合わせてぞうさんの動きやカエルの動きをする。歌うのはまだちょっと無理だが(そもそも発語がまだできない)、カエルの歌だとわかるとぴょんぴょん飛び跳ねたりはしていた。

次は部屋の真ん中に星飾りをつけた青いマットを敷き、その上に平均台を置いて、天の川を渡るといった体での運動。この辺で少しファーストアルバムの集中力が切れかかり、園児たちが平均台の方に群がるかたわら、ひとりだけ窓の外の方を眺めに行ったり、空いてるスペースをバタバタと走り回ったりし始める。うーんなんかちょっと出てきてるな…とハラハラしてしまったが、保育士さんが促すと平均台に興味を示し、最終的にはきちんと渡ってくれた。皆ががんばれ~がんばれ~と声掛けしてくれているのに気を良くしたのか、渡っている最中に周りにニコニコ手を振ったり握手したりしている。アイドル気取りか?そして最後は園長先生の紙芝居と、保育園で作った梅シロップジュースでお開き。

ということで、微妙に発達が遅れているのを気にしている最中での七夕会、どうなることかと思っていたが、そこまで明らかに正規コースから外れることもなく、グズグズもなく、ちゃんと楽しんでくれたのでひとまずは安心した。途中では他の園児とハイタッチしたり、喃語なりにキャイキャイと戯れて楽しさを共有しようとする様子も見られ、割かし普通のことが普通にできている印象はあったので、もう少しケツを叩けばなんとかなるんじゃないかなあ、という気はした。何より、伸び伸びと楽しんでいるファーストアルバムを確認できて、親としてはこれ以上に心の滋養になることはない。

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