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少年、ラベンダーを栽培する。

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北海道といえばラベンダー!ということでラベンダー栽培を始めました。ラベンダーは樹木なので林業として成立するのか...!?というチャレンジです。収穫した花でいろいろ作っていくので見… もっと読む
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2022年7月の記事一覧

遅咲きに類されるラバンジン系統ですが、さらに品種によって早咲き遅咲き傾向がわかれています。

【蒸留日記vol.44】北海道限定?謎ピンクラベンダーのPerennial Pinkを蒸留!

実は実は。 ウチにはまだピンクラベンダーがおります。 総計4品種かな? ミスキャサリン(UK)とココナッツアイス(NZ)と高橋ピンク(小樽)と、、、 Perennial Pink!! なんか正しい品種名わからんし、フラワーカードにそう書いてあるからとりあえずそう呼んでいるだけってやつです。 読みはペレンニアルピンク、と。。。 なので遺伝的な品種情報はまったくの謎!!! コレが植えられた経緯というのが、実は2年前に実践したハーフ地植えのコモンラベンダー代表として選定し

8月目前!まだ満開は遠いラバンジンたちの様子。

えーこんちはこんちは。 職場が繁忙期真っ只中のため、いよいよ更新が途切れ途切れのエフゲニーマエダです。 が、note等SNSでの更新は極小であってもスマホにはしっかり撮りためた写真が溜まっていっております。(はよブログに上げて消化しなきゃ…) さてさてこの頃、、、 というか今年は去年と違ってコモンラベンダー(真正ラベンダー・イングリッシュラベンダー)の開花シーズンに雨の日がぶつかることが多い年になっています。 7月中は全く雨が降らず、ずーーーっと干ばつだった2021年と

ラベンダーの品種を探りに恵庭市ガーデンフェスタ最終日に来て、こんな珍ドリンクを手に入れました! 当氏遅刻魔なのでフェスタにギリギリ間に合いませんでした。 #恵庭ガーデンフェスタ

【蒸留日記vol.43】英国の貴婦人ことミスキャサリンを蒸留!

はい!見ての通り、いよいよピンク品種の蒸留回となりました! このnoteでラベンダー知識に触れるのが初めてって方は少々驚くかもしれませんが、紫色ばかりを想像するラベンダーにはピンク色と白色がいるんです。 そのピンク品種の中でも有名なのが、2006年にイギリスのロンドン北東にあるノーフォークガーデンで作り出された、ミスキャサリンという園芸品種。 このピンクラベンダーがウチには7株いるんです! えー初めて植えたのが2020年なので、今年で3年目になりますね! ●ラベンダー

【蒸留日記vol.42】日本で手に入るアメリカ品種ラベンダーのイレーネドイルを蒸留!

こんちゃこんちゃ! さてさて本日ご紹介するのは、日本で唯一手に入るんじゃないか?と思っているアメリカ産ラベンダーのイレーネドイル或いはアイリーヌドエルさんです! 収穫蒸留の実施日時は12日と多少タイムトラベルするのですが、まぁオイル抽出までの様子をどうぞ! ■ラベンダーIrene Doyleってー??アメリカで作出されたコモンラベンダーで、アメリカ産ラベンダーとなるようです! ちょろっと調べたところによると、お医者さんの片手間園芸で作りだされたんだとか。。。 他にアメ

ラバンジンスーパーはラバンジングロッソよりも寒さ湿気に弱いのか?説

本日ラベンダー園を歩き回っていて、去年ラバンジンの鉢植え株を眺めててとあることに気づいたんで・す・よ。 エフゲニーマエダとした事が、まさかの 目印を施すことなくラバンジングロッソとラバンジンスーパーの鉢植えを一箇所にまとめて越冬させてしまう大失態。 去年植えて作っていたラバンジンの品種それぞれが見事に迷子になってしまいました。大問題です。 個人的には世界シェアNo.1のグロッソよりフランス古典品種スーパーの方に注目していたので、いざスーパーがどれなのかわからなくなるとた

農家さんの早朝作業は正義だと感じた、なんちゃってラベンダー農家。

えーと、一昨日蒸留記事にした52株もいる3号濃紫の収穫蒸留作業がまだ終わってなかったんですよ。 でフツーに昼間っから外に出て炎天下のもと4、5時間も作業するとさすがに肉体ダメージデカすぎるな。。。 と思ったエフゲニーマエダは、アキレア蒸留で培った早朝出作業をやることにしました。 (最後の休みの日だったしね!) この記事では、とりあえずラベンダー花を1キロ分集めることだけに専念したのですよ。 なので完全刈り終え〜とまでは至っておりませんでした。 で、そのまま放置してても早

【蒸留日記vol.41-2】余ったラベンダーの葉っぱと茎を蒸留してみた!

ほいで、そんなこんなで贅沢にも紫色のお花部分だけを蒸留してやった前回。 オイルの質を下げるから、と余された彼らがいますね。 そんな彼らからも、余さずオイル採っちゃいましょう! というのが実は建前だったり。 最底辺高校出身ながらも英語を読み解いて得た知識なので、本当ならガッチリ有料部分で囲って畑の資金応援してくれた方にのみ公開したい情報なのですが、ラベンダーにおける葉っぱと茎が持つオイルの成分は、実は虫除け成分が主体。(シネオールやリモネン、ボルネオールなど) ミツバチ

【蒸留日記vol.41】北海道ラベンダーの代名詞、ラベンダー3号濃紫の蒸留!

こんちわこんちわ!! 蒸留マガジンもついに40回台へと突入しました。 そして本日はいよいよ大本命の3号濃紫ラベンダーのオイル採り回です! 2019年の春に「世界でラベンダーは穂が短いやつと長いやつの2種類しかいない」と思い込んでたくらいの無知スタートを切り、、、 初年度にこの3号濃紫ラベンダーを52株植えてからというもの、4年目の7月10日ついに初蒸留を迎える運びとなりました!! 【家の隣の空き地にいきなりラベンダーを植え始めた当時のnote⤴︎⤴︎】 まぁ述べたよう

【蒸留日記vol.40】ラベンダーブルーマウンテンの蒸留!

こんちゃこんちゃ! ラベンダーシーズンにガッツリと突入しているので、引き続きラベンダー蒸留回です! というか、うちにある50品種ほどの中でも20品種くらいのラベンダー蒸留記事が連続すると思うので、読者の方々は覚悟しといてください。。。 さて本日!というか今日は花壇造成と植え替えにひたすら徹している1日だったので、実際の蒸留日は昨日のお話となります。 次の蒸留にと選んだ品種は、最近になってニュージーランド品種だと判明した薄色コモンラベンダーのひとつ、ブルーマウンテン(L.

【蒸留日記vol.39】ラベンダーロイヤルパープルの蒸留!

ついに来ました! ラベンダー栽培歴4年目にして記念すべき初のラベンダー蒸留回です! これも農家の宿命といいましょうか、作業の開始はなななんと早朝4時半から! 山の向こうにまだ太陽が隠れている時間からの収穫作業でした! ではラベンダー収穫→蒸留→オイル採りまでの順序をリポートしていきますbb ●ラベンダーロイヤルパープルのご紹介!ラベンダーロイヤルパープル(Lavandula angustifolia 'Royal Purple')はその名の通り、英国生まれのラベンダーで

2022年の7/8朝、ついにわがラベンダー園で初の本格ラベンダー蒸留がスタートしました! 記念すべき最初の蒸留しているラベンダー品種は英国代表のロイヤルパープル(L.angustifolia ‘Royal Purple’)です! 長い穂と爽やかな甘い香りが特徴!

干ばつのあった去年との比較ですが、今年は圧倒的に開花期が早くきてしまったので、早咲き系の代表格である3号濃紫ラベンダーの収穫に入りました! 2分咲き程度ですが、開花してしまうとオイルの質が変わってしまう(論文調べ)ので、ポプリとして活用すべく開花直前に刈り取ります。