アルデバラン

最近、空が白み始める時間が早まってきた。
寒い日が続いても、
春は、そう遠くないと感じられる季節になってきました。


それでも、出勤する時間は薄暗く
ふと、南東の空を見上げると
明るく輝く星が目についた。

金星

手を伸ばして地平線に合わせて
こぶし1個が10度くらい。
理科で天体観測をする時に習いませんでしたか?

こぶし1個も無いくらいの角度なので
自然に視界に入ってくると思います。


先日、次年度の採用にむけた
オンライン面接を行いました。
面接官は私を含めて3名。

面接に参加してくださった学生の皆さんは、
「超」が付くほどの緊張されていたと思います。

さて、一人目の面接。

画面越しに分かるくらい、目が泳いでいる。
声が震えている。
言い間違えて、何度も言い直す。

自己紹介が終わっただけなのに、
極限?に緊張している事が伝わってくる。

「ストレス発散の方法はなんですか?」
「天体観測が好きです」

「天文台とか良く行くの?」
「天体望遠鏡を持っています」
(学生さんと目が合うようになった。)

「今の時期、アルデバランが見えるよね」
「そっ、そうですね!」
(おーっ、笑ってくれた。)

面接後、面接官3人で話し合い。
私「相当緊張してたね」
面接官A「星の話をした時だけ、目が輝いていましたね」
面接官B「アルデバランって何ですか?」
私「知らなないの?AIさんの歌。N●Kの朝ドラ見てないの?」

2人の面接官には、通じない話でした。
学生さん笑ってくれてありがとう。
国家試験がんばって!!

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