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新潟で再考する日本語

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日ごろ何気なく使っている日本語。そのルーツや意味をあらためて噛み締める場面に、新潟で出会っています。
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#新潟県

第10回 頭を冷やす

新潟に住んで1年半が経ち、季節も一巡半しました。よく「東京との違いは?」ときかれますが、…

しほりん
2年前
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第9回 行き違い

色とりどりの115系車両などが行き交うJR東日本の越後線。車両は愛らしく景観は美しく、駅や沿…

しほりん
3年前
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第8回 一本立ち

新潟に来てから、ダイナミックな風景、コロコロ変わる激しい気候、新鮮な素材、それらと共存し…

しほりん
3年前
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第7回 色眼鏡でみる

「新潟の冬は晴れ間が少ないから覚悟して」と言われて来ましたが、いざ住んでみると、曇天(グ…

しほりん
3年前
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第6回 臭いものに蓋をする

ラムサール条約登録湿地「佐潟」には、コハクチョウやサギなどの水鳥がいっぱい来ます。鳴き声…

しほりん
3年前
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第5回 川に水運ぶ

これまで、屋上屋を架す、高みに盛り土と似た意味で、役に立たない行動や無駄な骨折りのたとえ…

しほりん
3年前
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第4回 屋上屋を架す

【これまでの解釈】 無駄な議論、必要のないことをする。二重の手間の意味。 中国の「顔氏家訓」などに由来し「屋下に屋を架す」「屋上屋を重ねる」などと表現されることも。「川に水運ぶ」と似た意味。 霞が関などで使われることも多い。 【あたらしい解釈】 根本的な解決ではないが、当面の解決策として役立つ・必要なことがある。 屋上屋な議論は何度も見ましたが、実物を見たのは初めて! 写真は長岡市摂田屋地区の機那サフラン酒本舗。主屋修復の動きあり。

第3回 ふるさと

これまでの意味 自分にとって大切なものや場所など 今の意味 帰りたいのに帰れない人々のこ…

しほりん
3年前
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第2回 先駆者

草分け、開拓者、パイオニアの意味。 新潟に来て初めての冬は、いきなり記録的な大雪となりま…

しほりん
3年前
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第1回 砂漠に水をまく

【これまでの解釈】 無駄なこと、「焼け石に水」と似た意味。 【あたらしい解釈】 地域のス…

しほりん
3年前
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