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中津商店街にお店を開く

 淀川の河口に中津商店街に昨年の春くらいから友人たちとボロボロになったお店を借りるようになった。長いこと閉まっていたお店でもともとはお花屋さんだったらしい。商店街のちょうど中央にあって間口が広くていい感じのところ。ここを千早赤阪村で古民家や道の駅をリノベーションしておもしろいことをやっているスガちゃんたちに手伝ってもらってみんなで直していった。私が「水の杜」に通う水曜日に千早赤阪村のスガちゃんととっくんと彼らの工具をを車に乗せて大阪市の自宅まで乗せて河口まで下る、木曜、金曜はがっつりと大工仕事して、土曜日に彼らをお山に送り届けて私は水の杜で畑や田んぼの作業をする。そんな生活が夏の終わりまで続いた。
 もともとそこにあったものをはがしていくみたいに解体し、使えるものは使って、いただける廃材や、畳をもらったり、千早の木材をつかったり、お手伝いに来てくれる人もいていろんなご縁でできあがっていった。建物は100年くらい前につくられたもので、もともと廃材でできていたようなもので、年月を経てすごーくゆがんでいたし、倒壊するかもしれないんじゃないかとスガちゃんは作業を進めていいのかと頭を抱えたこともあったみたいだけど、すごーいリノベ体験だったし、若者たちと行ったり来たりする生活はめちゃくちゃ面白かった。
 そんなこんなで中津商店街のどまんなかに私たちのお店はできあがった。冬至、春分とハナヤ通信を出し、その節目に古本市とマルシェをおこなうことができた。夏至も通信の3号が発行にむけてすすめられているし6月26日はマルシェも行う予定でいる。
 お店ができあがったことと通信が発行できていること、メンバーたちとミーティングするのもおもしろいので十分満足していただが、ふと私はハナヤで八百屋をやってみたいなーと思った。

 離れて暮らす息子が無農薬の野菜の仲卸の仕事をしていて、私はその野菜を大阪の飲食店やお店の注文をとって販売することをしていたことがあった。いろいろあって頓挫してしまったけれど、またできたらいいなあと思っていた。だけど、実はそれと同じくらいの気持ちで、また大変になったらいやだなーという気持ちもあった。なんでそんな大変だったのかということは正直まだそんなに振り返れてないけど、何かやり切ってない何かなんやろうなあ、私にとって八百屋って。
 
 ということで、今日から4日間「ハナヤでやおや」を始めてみます。やってみていい感じだったら来週も火曜~金曜やるかもしれません。


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