【ポケモンSV】碧の仮面クリアしたので思いの丈を書き散らす※ネタバレあり

はじめに

さて、ポケットモンスタースカーレット/バイオレットのDLC第一弾にあたる碧の仮面が配信開始してから一週間が経った今この記事を書いていますが、公開されるのはもう少し後になりましょう。
※後になり過ぎて藍の円盤が来そうです。

上のものがポケットモンスターバイオレットの実況の再生リストになります。初見の反応でも見たいなという方はぜひに(もちろんDLCもあります)

それで、今回は何を書き散らすかというともちろん、あの姉弟と結局キタカミの里って何だったのか?という点とヒスイとの関連性を書いておきたいなというところです。しかし、まずは碧の仮面自体のレビューからいきましょう。ここまではネタバレ無しで書いていく予定です。

碧の仮面レビュー

まずは、良かった点として挙げられるのは
・キャラの対比
・ストーリー(後半に続くという面も含め)
・難易度(某風船割りを除く)

といったところでしょうか。あとはまあ…良かった点として挙げたくは無いですがボックスの軽量化は大きかったですね。一年も経たないと改善出来ないのかと言われても仕方ないと思いますけども。

悪かった点として挙げられるのは
・結局重い

もう本当にこのゲームは重たい。キタカミの方が酷いまであるとすら思いました。もしかしたらガラルを経由してきたからかもしれませんが。
なんなんでしょうね。

ネタバレあり感想

ネタバレありでないとDLCくらいのボリュームでは書き散らせません。私の技量不足でもあるとは思います。とりあえずはDLC本編自体の感想を書いていこうと思います。サザレさんは後で。
今回は林間学校ということで抽選?で選ばれた主人公(流石主人公補正)はキタカミの里に向かうことになります。そこで出会うのがスグリとゼイユの姉弟で、なかなか二人とも曲者です。特にゼイユは最初に「よそ者は村に入れてあげないの」とか言ってきたりします。林間学校で呼んだのはそっちだろ。
対するスグリですが、ゼイユをボコボコにした主人公にどうやら興味マシマシになったらしく、その後勝負したり、一緒に林間学校のオリエンテーリングを回ることになるのですが…。
で、今回の目玉となるのがキタカミの里の歴史になります。まあ、凄く簡単に言ったら桃太郎的な物語でして、キタカミの里で信仰?というか祀られているのがともっこと呼ばれる三匹なんですね。犬猿雉というわけです。桃太郎は?ともかく、鬼にあたるのはオーガポンですね。
そして、オリエンテーリングをペアで行けという学校あるある風習に則り、スグリと組んだ主人公は前述のキタカミの歴史を辿る看板巡りをします。その数なんと3つ。その間にオモテ祭りというともっこたちの為の祭りが開かれます。スグリは友達になった主人公と一緒に祭りに行きたいと言ってくれるので、オモテ祭りに参加します。しかし丁度スグリが居ない間に、主人公はオーガポンに出会います。しかもその後合流したのは姉であるゼイユ。そう、ゼイユと共にスグリの憧れの的である鬼と思しきオーガポンを見てしまいます。そして、人間(もしかしたら村人であるゼイユ)に見つかったことが不味いと思ったのか仮面を落とし、去って行ってしまいます。
その後、タイミング悪くスグリがやってきてゼイユは何でもないと嘘をついてしまいました。ゼイユはスグリを想って鬼を見たことを主人公と二人だけの秘密にしようと持ちかけます。もちろん、拒否権はありません。そこから色々スグリとの関係が拗れたりするわけですね。

で、今回の要になるのが鬼であるオーガポンにまつわる本当の歴史です。スグリとゼイユの家系はもともとお面を作っていた家系らしく、そして唯一の真実の歴史を語り継ぐ家系になっていました。そしてその真実の歴史をスグリたちのおじいちゃんから聞くことになります。オーガポンとともっこの立ち位置は逆であり、オーガポンと共に隠居生活していた男からともっこたちはお面を強奪し、その報いをオーガポンから受けていました。残念ながらオーガポンの復讐現場しか見ていない村人はオーガポンを必要以上に恐れるようになります。物事は多角的に見るべし。
そんな真実の歴史をゼイユと主人公のみで聞くことになります。スグリはゼイユに追い払われます。折角できた友達が姉と仲良くなって自分が仲間外れにされるというスグリ視点からしたら最悪の状況が生まれるわけです。拗らせの始まり。

仮面を直してもらうためゼイユ達のおじいさんに託した主人公はスグリとのオリエンテーリングを行います。課題なので。最後の看板の歴史を読んだのち、スグリと会話しどちらも不正解の選択肢を示されます(このゲーム初なのでは)。バットコミュニケーション!という。スグリは主人公や姉が仲間外れにするのは自分が弱いせいだと考えます。ゼイユが弟を想って嘘をついたのが事態の悪化を生んだのか、つかなくとも憧れの鬼様に会えなかったのは弱いからだとなるのか。どちらにせよスグリ闇落ちランニング王子ルートは避けられないのかもしれません。

翌日、オーガポンの仮面は少し欠けてしまっていたことが判明。ゼイユと主人公は欠けたお面の材料となる結晶を取りにてらす池に行きます。そう、てらす池。キタカミの里でパルデア限定なはずのテラスタルを使える要因がこのてらす池だったというわけです。テラスタル結晶が溶け出しているらしいてらす池は村の水源であり飲用可能だという記述がありますが、本当か?そしてその結晶を使っているということはオーガポンのお面自体がテラスタル結晶の力を持っているということになります。だからお面によるタイプチェンジが出来るわけですね。そしてここで登場するはブルーベリー学園のブライア先生です。林間学校の引率で一緒に来てくれている先生なのですが、なんとあのスカーレット/バイオレットブックを書いたとされるヘザーの子孫なんだそうで、大穴に興味津々、テラスタルにも興味津々!だからてらす池にもひょろっと登場してくるわけです。そしてそこからテラスタルには結晶がもたらすエネルギーが必要でありキタカミの里のような原理を応用すればどこでも(イッシュでも)テラスタルが使えるようになるのではと考えます。おそらく藍の円盤のブルーベリー学園でテラスタルが使えるのも同じ原理になるのでしょう。もう一つ気になるのはブライア先生の紹介がイッシュ地方で教務主任をしているという紹介でした。ブライア先生はブルーベリー学園の先生であると考えるのが妥当(ゼイユ&スグリがブルーベリー学園の生徒)な為、ブルーベリー学園がイッシュ地方であるということになります。
ここで、急にイッシュを出してくるあたり、BWのリメイク伏線か?とも思われます。実際、BDSPの前の作品になる剣盾ではホップの部屋?にグレッグルの像が置かれていましたし、シンオウ匂わせがありました。ただ、ブルーベリー学園がイッシュ地方の場合、BWのリメイクを本当に出すのか?という疑念も生まれます。BDSPの前例とBWという作品の特異性(BW2の存在)を考えるに、リメイクを出してくれるのか?ゲーフリ…と。
それに、世代周期(RS→DP→HGSS→BW→XY→ORAS→SM→剣盾→BDSP)から考えても次にもう一作品完全新作で来るはずです。

さて、少し脱線しましたがてらす池からゼイユ家に帰るとどうやらお面をスグリが持ち出してしまったらしい。どういうこっちゃ……。とりあえず取り戻す為にスグリと一戦を交えここで飛び出すはスグリパーンチ!
おそらくこのスグリパンチが原因でともっこが復活します。意味が分からない。スグリ、何をした?

ともっこが目指す先は勿論、オーガポンのもと。やることなすこと鬼の為にならない男。それがスグリ。とりあえず無抵抗なオーガポンを守るために恐れ穴に向かう主人公。そのあとともっこが持っている仮面も全部取り戻しちゃるということでともっこ三匹をゼイユと共に倒します。
あー……スグリ?スグリはあいつは……他のことをやってたよ。一人で誰も見てないところでさ。

そういうわけで仮面もぜーんぶ取り戻したオーガポンに待っていたのは、スグリ。自分のことを信じて村に行こうというスグリである。というのも、どうやら我々がともっこと対峙していた間、スグリはスイリョクタウンの人々と対峙し正しい歴史を伝えていたらしい。おかげでオーガポンは怯えて村に入れないという状況も無くなり、どこへでも行けるようになったというわけです。

最後に、スグリは主人公とバトルを望みます。賭けるのはなんとオーガポン。おそらく主人公と一緒に旅をしたいであろうオーガポン自身のことはこの際考えずにただ、鬼への憧れと主人公への嫉妬を持ち、主人公に勝負を仕掛けてきます。ただただ憐れで悲しい男。それがスグリ。
当たり前のように主人公に惨敗したスグリはどこかに去っていきます。その後どうなるのやら……。
しかし、主人公はオーガポンとの力比べもしなければなりません。そう簡単に仲間にはならない。それがオーガポン。アニポケ感ある捕獲までの経緯が今まで無い感じでとても良い。
しかし…オーガポンは4つの仮面をつけた状態と戦うので四連戦☆
オーガポンは準伝説扱いなのでそれなりの強さな挙句、タイプは毎回変わるという鬼畜仕様☆
結構苦戦したものの、無事オーガポンも捕獲したことで林間学校は終了!

といったところで、スグリですね。この碧の仮面の要……そして藍の円盤に期待がかかっている彼ですが、強くなってブルーベリー学園で待っていると信じています。もちろんボコボコにしてやるからな☆
今回のDLCではテラスタル結晶の性質と、ブルーベリー学園がどのような仕組みかというヒント。そして仮面の力(というよりはテラスタル結晶の力の一部)が明らかになりました。あとはキタカミ伝承の真実ですかね。勿論足りていない部分もありますが……。

スグリに関してもう少し。きっとおそらくブルーベリー学園で強くなっている彼ですが、ブルーベリー学園はダブルバトルらしいので彼もダブルバトルに転向するんでしょうか。それともそもそもダブルバトルだったのにシングルに変えていたとか……?あと、思春期男子とはいえあそこまで闇に突き落とさなくても良かったんじゃないのゲーフリさんとも思っています。ランニング王子とかホップ君のこともあるのでそれくらいが限度だろうと思っていた予想をスグリは越えてった。ボコボコにしようとは思っているけどした後のことは正直考えられない。スグリ君に救いあれ。

サザレさんに関しても書いておきます。サザレさんは現在スランプ中の写真家でして、おそらくヒスイにいた彼らの子孫と考えられます。おそらくね。サザレさん関連イベントとしてアカツキがあります。これはガチグマなのですが凄いことに本来のガチグマは物理特化なのにもかかわらず、アカツキは特殊特化かつ特性まで変わっています。それ、次世代に持っていけるのか?ギザみみピチューって知ってる?どうでもいい懐古厨の戯言は置いておいて。とりあえずミッションはアカツキの撮影および捕獲です。ここでアカツキを捕獲することでキタカミ図鑑のガチグマが埋まるという仕様です。
ただこのアカツキ。ガチグマなのですがとうやらヒスイから泳いできたらしい。マジで?しかも多分唯一のガチグマ族生き残り。それでキタカミで適応するために特殊型になってしまった挙句ゴースト特攻みたいな特性まで備えちゃって……。苦労したであろうアカツキも主人公のもとで幸せに暮らせるのでしょう。多分。

藍の円盤の配信も間近になってしまいましたが、以上が碧の仮面の感想でした。それでは、また藍の円盤のときにでも。