Twitterのアカウントを5つに分けた時の話

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【はじめに】
絵を諦め動画編集を副業にするつもりでポートフォリオとして始めた
Youtubeのチャンネル登録が100人達成しました。
…そしてこれまでのTwitterや全てのSNS運用が根本的に間違っていたことに気づきました。

というのもチャンネル登録は100行きましたが動画編集の仕事は1件も来てません。結果的にYoutuberの道に進んでこれで良かったと思いますが目的達成の観点からいえば失敗でした。

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【失敗理由】
イラストを売りたいならイラストを描いてる人ではなくイラストを買う人に向けて、3DCGのモデルを売りたいなら3DCGのモデルを作る人ではなく3DCGのモデルが必要な人に向けて、Youtubeで動画編集の仕事を取りたいなら動画編集の仕事を振りたい人に向けて、DJや音楽的な事がしたいなら音楽を聴きたい人に向けて、VRCの日常を発信したいならVRCでつながりがある人に向けて、情報発信しないといけません。

私のTwitter運用はそもそもターゲットという概念すら無く漠然とフォロワーが増えそうな投稿をして誰にも届いてない状態でした。 そして集まってほしいフォロワー層と実際に集まる人が違ったり、発信したい情報の種類が矛盾するから発信できないなどを抱えてTwitterが辛くなって運用を辞めたり全フォローを外したりしました。

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【改善策】
・Twitterアカウントを5つに分けそれぞれのターゲット層を明確にし発信内容を整理しました。

@sig_ic イラストアカウント
ターゲット:イラストが好きなで人、絵の発注をしたい人
運用目的:イラストが好きな人、自分の絵が見たいという人に向けての情報発信
成長手順:自己肯定感系のコンテンツ→あるある、共感で人を集める→orieさん系のイラストを描く→そこから暗い系もしくは綺麗系のやりたかったイラストの方向性に進める。
何を売るか:pixivfanboxのpsdデータ、イラストのグッズ、メイキング、ノウハウ、講座の動画

@sig_ic2 Youtuberアカウント
ターゲット:クリエイターの方向け(3DCG/イラスト/グラフィックアート)
運用目的:3DCGやイラストなどのクリエイター向けのノウハウ共有
成長手順:youtubeで情報発信→BlenderやイラストレーターやVRChatユーザーなどを集める→youtubeの動画を見てもらう、ノウハウを売る→あわよくば自分の絵も見てもらう。
何を売るか:youtubeの動画、技術系のノウハウ

@sig_ic3 副業/ビジネス系アカウント
ターゲット:副業系
運用目的:クリエイターで生きる上でお金周りで困ったのでそこの情報共有
成長手順:Youtube運用の話や動画編集者に向けた情報発信→成果が出たらYoutubeの運用ノウハウを情報発信→マネタイズ後に副業系の情報発信→ビジネス系のアカウントにする
何を売るか:副業やマネタイズ系の情報、hacksシリーズのアフィリエイト

@sig_ic4 DJ/音楽共有アカウント
ターゲット:VRChatのDJや音楽が好きな方
運用目的:完全に趣味、あわよくば他のアカウントへ興味を持ってもらうための宣伝
成長手順:ひたすら好きな曲をTwitterに乗せる。たまにVRCでDJイベントを開く→出来そうなら音楽を作って販売
何を売るか:なし(他のアカウントへの宣伝効果)趣味と宣伝が目的、作れたら音楽を作って売る。

@sig_ic5 VRCアカウント
ターゲット:VRChatの友達や身内
運用目的:これも趣味、人との交流の為
成長手順:VRCに入ってスクショを上げる、商品が出来たらその画像を投稿
何を売るか:なし(VRC向けの3Dモデルの宣伝を少し)

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【アカウントを分けた後の話】

・運用目的とターゲット設定で人気絵師の見方が変わりました。
フォロワー1万超えたら凄さと劣等感を感じるだけでしたが
いまはこの辺りに需要があるのかという事を知る為の競合調査的な視点で見るようになりました。

・自由に発信できるようになりました。
アカウントがイラストとVRChat向けの2つだけだった頃は、
イラストアカウントで制作系のノウハウを発信する事への矛盾や、VRChatアカウントで良い音楽があったけどVRCのフォロワー層半分は音楽界隈ではないので共有してもTLにノイズを入れてしまうので共有出来ない。音楽をフルパワーで共有すると多分DJ界隈以外フォロー外される位TLを荒らすと思ったので発信出来ない葛藤を抱えてました。
アカウントを分けたことでターゲットが明確になりより自由に、気楽に言いたいことを言えるようになりました。

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結果かなり気が楽になったので良かったと思います。
Twitterが上手く運用できない、
という方は思い切ってアカウントを増やしてみるというのを参考にして下さい。