見出し画像

遺品整理で見つかった神棚はどうすればいいのか?

遺品整理現場での知っ得シリーズ

何故か、noteへの投稿ページが正常に表示されず更新が停まってしまいましたが、久々に開いたら投稿できるようになっていたので、もう少しだけ投稿をしておこうかと思います。

さてさて、先日行った遺品整理の現場には神棚が奉られていました。遺品整理の際に悩む事のひとつとしてあるのがお仏壇や神棚の取り扱いですよね。

粗末に扱ったらまずいんじゃないかな?ゴミとして捨てたらバチが当たるんじゃないか?といった心配事がどうしも頭をよぎりますよね。

ちゃんとした遺品整理専門会社でしたらその点もフォローされているでしょうから、依頼をされる会社に仏壇の供養や神棚のお祓いなどを頼むと良いでしょう。

私の事務所ではどうしているかというと、御仏壇や思い出の品などは知り合いの住職に現地に来て頂き供養や魂抜きをしてもらったり、そのお寺でお焚き上げをしてもらったりと、依頼者の方の希望をお聞きしながら進めています。

神棚やその中に入っているお札はどうしているかというと実は当事務所は名古屋の熱田区というところにあり、車で5分も走れば「熱田神宮」に行けちゃったりします。

極端な話し歩いてもいける距離ですので御正月などはとても便利だったりします。

そんな立地なものですから、神棚やお札などは熱田神宮にてお焚き上げをお願いしています。

といっても、そんなにかしこまるような物ではないですので、今回はご自身で神棚をどうにかしたいと思っていらっしゃる方向けに簡単に手続きのご紹介をしたいと思います。

内容は熱田神宮での方法となりますが、お近くの神社に聞いて頂ければ同様に引き取ってくれる場合もあるかと思われますので参考程度に見て頂ければと思います。

各神社へ電話などで聞いてみると取り扱っているかどうかは教えてくれると思いますのでまずは電話してみるといいかもしれませんね。

この後は実際に熱田神宮へ神棚のお焚き上げをお願いしにいった時の様子を書いていきます。

画像1

はい、さっそく熱田神宮に到着。大通り側の駐車場は満車でしたので駅側の駐車場を利用です。

画像2


夏でも涼しい境内。平日ですからとっても空いてます。正月シーズンはそれこそ人の波となるのですが、スイスイと進めます。目的地は「授与所」本宮脇にあるお守りやおみくじを売っているところですね。

画像3


本宮到着。ちょっと右を向けば、

画像4


授与所です。

場所はすぐにわかると思いますので、こちらの授与所でおみくじなどの販売で受付をされている方(巫女さんなど)に「神棚のお焚きあげをお願いしたいのですが、、、」と伝えてください。

そうすると「では、こちらでお預かりします」となり、持参した神棚やお札を受け取ってもらえば手続きは完了です。

え、それだけ?ご祈祷に立ち会ったりしないの?と思われるかもしれません。

頼めばそういったご祈祷的な方法もあるのかもしれませんが、神棚やお札についてはお焚きあげをお任せするのが一般的なようですので私は全てお任せしています。

ここで、心配なのは料金は?ということですよね。神棚やお札をお渡しする際に「お焚き上げ料をお願いします」と言われると思うのですが、いくらお支払いくださいとは言われません。あくまで「お気持ち」でということです。

ただ、それだと正直いくらお支払いすればいいのか?いくらく位だったら失礼にならないのかが心配なので以前、電話で聞いてみました。

その際も「お気持ちですからいくらでも」ということだったのですが、でしたら他の皆さんはだいたいどの位納められるものなのでしょうか?と聞いたところ「1000円以上からが多いでしょうか」とのお返事でした。

お話しを聞いた感じではありますが、1,000円~5,000円くらいの間で納めれば失礼にはあたらないのではないでしょうか。(御財布に余裕のある方は沢山いれてくださいね(笑)

第八行政書士事務所は事務所で決めている金額がありますので相場よりは越えていますが、お焚き上げをお願いする際はもちろんお支払いしています。

遺品整理をご依頼頂いたお客様の料金から少しづつ供養やお祓いに回させて頂いたお金をお支払いする形ですね。

お焚き上げを依頼する際の注意点としては、受け取ってもらえる物は基本的にお札とそれを納めていた神棚本体だけということです。

神棚と一緒に供えられているお皿や榊たてなどは受け取ってもらえません。お札自体は熱田神宮で購入した物以外でも大丈夫です。

ただし、お寺などで購入した物は神社で扱う物ではないとされる可能性もあるので心配な場合は事前に電話などで確認してみるといいでしょう。

だいたいこんなところでしょうかね。恐らく思ってたほど難しくもなく、支払う費用も高くはないと思われたのではないでしょうか。

他社の遺品整理会社の話しを聞いていると神棚や仏壇などをそのまま処分されてしまうケースを耳にしますが、いままで家族や家を護ってくれていたと考えるなら粗末に扱ってほしくはないですよね。

遺品整理や死後事務のご相談は名古屋の第八行政書士事務所までどうぞ~。

画像5


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?