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Nature Remoの環境センサー情報をAutodesk Tandemで可視化(Make版)

前回前々回の続きです。今回はいよいよ、自宅の仕事部屋に設置しているNature Remoが持っている環境センサー情報をAutodesk Tandemで可視化してみます。

実際とは違っていると思いますが、環境センサー情報をTandemのBIMビューア上で可視化する場合のシステム構成は、以下のような感じです。

センサー情報をBIMビューア上で可視化する場合のシステムイメージ

Revitで仕事部屋のBIMモデル作成し、TandemにアプロードしてFacilityを作成します。BIMモデルには、環境センサーのConnectionと紐づけるHostオブジェクトと、このConnectionが所属するRoom(部屋)が必要です。

選択中のものが、センサーに見立てたHostオブジェクト
TandemにBIMモデルをアップロードし、Facilityを作成

前回、Make(旧Integromat)で作成したワークフロー(シナリオ)を、今回作成したFacilityに合わせて修正・実行したところ、「200 HTTPステータスコード(OK)」が返ってきて、正しく動作していることが確認できました。

ワークフロー(シナリオ)のオペレーション内容を確認

今回作成した、定期的に環境センサー情報を取得し、Tandemに送信するワークフロー(シナリオ)の全体イメージは、以下のようになります。

ワークフロー(シナリオ)の全体イメージ

Makeのワークフロー(シナリオ)を数日間動かしてみた結果が下図です。ちゃんと温度・湿度・照度のグラフが描かれています。

Tandemで温度・湿度・照度のグラフ表示

まあ、今回は環境センサーが1つしかないので、温度・湿度・照度のヒートマップを表示させても一色で塗りつぶされるだけなので、あまり見栄えはしませんが。。。


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