VR3000を買ったら凄かったって話をさせてくれ

こんにちは、ΣISAKAです。先日(そこそこ前)に投稿した自分のイヤホン遍歴(https://note.com/sigmaisaka/n/nac6e7f1bbbcd)でちょっとだけ書いたVR3000というゲームユースなイヤホンを購入してから数ヶ月使ってきたので、こちらに関する記事を書いていきたいと思います。というのも、以前作成したイヤホンに関する記事で「VR3000は少し高いから候補外」って話を書いた記憶があります。にも関わらず購入したのでレビューというか感想回をここでやっていこうという算段です。ということで早速イクゾー。

0.VR3000を買った経緯

前述の通り以前はVR3000はゲーム用としては価格が少し高いので購入していなかったのですが、今回購入に至った理由はE500の限界を感じるようになったからです。
E500とVR3000はどちらもfinal社から発売されている「音声作品(ASMRなど)やVRを筆頭とした各種ゲームのために作られたイヤホン」です。つまり音の定位感(自分から向かってどの方向から音が鳴っているかがハッキリしているか)がしっかりしていて、なおかつ制作者が意図した音を鳴らしてくれるかという部分が重要になってきます。
価格はE500が1980円、VR3000が7980円と約4倍違っていて、元々そこまでイヤホンを筆頭としたデバイス類に強いこだわりがあった訳でもない当時の僕は迷わず安い方のE500を購入。当時使っていた別のイヤホンに比べて格段に音が聞き取りやすくなったのですが、ある時期からイヤホン沼に落ち、先日の記事を書くほどまでにハマりにハマり、その中で「なんかE500って音こもりがち……?」と思ったが最後、「VR3000ってどれほどの性能なんだ……?」と気になってしまったのです……

1.本体について

本体の形状はこんな感じ↓

画像1
VR3000本体

形状としては同じfinal社のAシリーズと同じ感じで、耳にすっぽりハマる形。ケーブルは耳にかけてシュアがけみたいにする。Aシリーズはリケーブル可能なのに対し、VR3000はリケーブル不可。そのため断線したら買い換えるしかない。VR向けの音響専用の素材を使っているからなのか、それともコストカットのためか真意は不明。装着してみると本体が耳の内側の溝みたいなところ(伝われ)に引っかかっていい感じにフィットしてくれるので簡単に外れたりということはないです。ここはAシリーズと同じくとても良い。

イヤーピースは同社のEシリーズが同梱されていますが、個人的に他社製のSpinfitというイヤーピースの方が好みなので取り替えてます。耳にかけるケーブル部分を覆って耳にかけやすくしてくれる用のシリコンのケーブルカバー(?)も付属しており、これを使うとケーブルが耳から落ちてイラァ……ってすることが無くなるのでオススメ。ただフレームが厚めの眼鏡を使っている方だと耳が痛くなってしまう事もあると思うので、ここはお好みでという感じ。

2.音の傾向について

音質の傾向としては、VR3000のコンセプト通りという感じで、音が鳴っている方向が分かりやすく、その上で音質傾向もフラットになっています。フラットめではありますが、低音が埋もれているというようなこともないので、FPSゲームで足音や爆発音が聞こえないといったことはなかったです。もしかしたら低音が少し強めかもしれない……(少し迫力重視気味?)
「定位感はいい感じだけど音の鳴り方が気に入らない!」という方はサウンドカードなどを導入して、自分好みにイコライザーを調整すると良きかなと。僕はVR3000を購入してからAstro Mixampを導入して各ゲーム用にイコライザーで音を調整しています。

3.APEX LEGENDSで使ってみての感触

E500に比べて相手の居場所が分かりやすくなりました。APEXの場合、味方の足音より敵の足音が大きく鳴るようになっており、低めの音で足音が鳴るようになっています。その上でグレネードの音も爆発音で低音寄りの音が鳴るので、相手の居場所を把握するために必要なのは低音がいかに聞こえるかがポイントになってきます。

Mixampを導入してからは低音をブーストするようなイコライザー設定を行ったことで、「大体この辺に敵がいるんだなあ」と特定ができるようになりました。敵がどの方向にいて屋内外どちらにいるのかある程度分かるようになった気がします。
なお投稿者の最高ランクはプラチナ4底辺です……

4.VALORANTで使ってみての感想

VR3000導入後に5対5のタクティカルFPSであるVALORANTをプレイし始めました。VALORANTはAPEXなどの他のFPSゲームに比べて中高音を聞き取ることで相手の情報を収集することができるように制作されています。多分。
VALORANTでは足音が比較的軽快な音で鳴るようになっています。APEXが「ドスドス」「ゴツゴツ」「カンカン」みたいな音だとしたら、VALORANTは「カツカツ」「サッサッ」みたいな感じ。気になる方は各ゲームのプレイ動画から足音を聞いてみると違いが分かるかもしれません。その上、VALORANTにはグレネードのような低音を鳴らすアビリティが少ないことも挙げられます。

Mixamp導入前は購入していたマイク(4000円ほど)に付属してしたおまけ程度のオーディオインターフェースを使っていたのですが、その時は少し音による情報収集ができていませんでした。Mixamp導入後は中高音をブーストしたイコライザーを使用してそれなりに音から情報を集められるようになりました。これに関しては、VR3000の問題というよりは、使っていた安物のインターフェースが問題かもしれません。因みに先日始まったエピソード4は最底辺であるアイアン1スタートです。泣きそう。

5.まとめ

今回のまとめです。

ゲーム用のイヤホンをE500からVR3000に乗り換えてみました。E500に比べて音の聞こえ方が明瞭になった気がします。
ただイヤホンを筆頭にオーディオデバイスについては人によって好みや聞こえ方が大きく異なるので、手放しにオススメはできませんが、僕には結構合う製品でした!!

ゲームをする時にヘッドセットを使うのは嫌だけど、どんなイヤホンを選べばいいのか分からないという方のちょっとした参考になれば幸いです。イヤホンを変えるのも大事ですが、サウンドカードに関しても少し気にかけてみるのもいいかもしれませんね。

今後も僕のnoteではDJに関する話をメインに、ガジェットやデバイスの話もちょこちょこやっていきたいなと思いますので何卒。

おわり!!!

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