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✍️2021衆議院選挙 - 四條畷市(大阪12区)の結果 -

大阪12区は、寝屋川市、大東市、四條畷市の3市からなる選挙区です。
私は四條畷市の無所属市議会議員ですので、選挙期間中は大阪12区において一切の選挙活動に関わりませんでした。そこで、フラットな視点による四條畷市に限った衆議院議員選挙の結果を報告します。

当選は藤田文武氏(日本維新の会)で、他候補の比例復活はありませんでした。

見出し画像は、四條畷市の検査済証です。

小選挙区の結果

小選挙区、比例代表とも表の画像は四條畷市ホームページからで、候補者届出政党の名称は以下の通りとなります。

北川晋平氏(自由民主党)、藤田文武氏(日本維新の会)、松尾まさのり氏(日本共産党)、宇都宮ゆうこ氏(立憲民主党)

小選挙区

比例代表の結果

比例

小選挙区票と比例票との関係

簡単に数字を見てみます。

◯ 藤田文武氏(13,466票)
  維新(10,997票)より、
  2,469票(+22.4%)
◯ 北川晋平氏(7,835票)
  自民(5,135票)+公明(3,612票)より、
  912票(ー10%)
◯ 松尾まさのり氏(1,503票)

  共産(1,588票)より、
  85票(ー5%)
◯ 宇都宮ゆうこ氏(2,476票)
  立民(2,135票)+国民(512票)より、
  171票(ー6%)

◯ 残っている比例票
  れい(697票)+社民(237票)+N党(325票)より、
  1,259票

◯ 無効投票
  小選挙区(426票)
  比例代表(492票)

簡単な分析

一般的に、支持政党とその政党公認候補の票数はほぼ同じと考えます。しかし、数字を見る限りそのようにはなっていません。

支持政党から候補者が小選挙区に出ていない1,259票と、他の党のマイナス分1,168票の合計2,427票が、藤田氏に流れたことになります。

それでも藤田氏の得票数に少し足らず、その分は支持政党に投じず藤田氏にのみ投票された方がいたと言うことになります。実際、無効投票数を見ても比例代表の方が小選挙区より多くなっています。

票の流れについては、前回の衆議院選挙や統一地方選挙を含めた上で総括すれば、もっと細かいところまで見えてきます。しかし、そこまでしますと私見が入りますので記事にはできません。

簡単なまとめ

以上より、見出し画像に使った産経新聞の記事 自民党員も「比例は維新」について、あながち間違いではないと思いますが、見方によっては10%が流れたに過ぎず、許容範囲と捉えることも出来ます。

また、逆に考えますと、
藤田氏に投票された方で、22.4%の方は日本維新の会に投票しなかったとも言えます。比例代表は、大阪12区を超え近畿ブロック単位で考えるため、個々考え方も違うとの表れかも知れません。

<了>

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