オールド・フォックス:予告

はじめに
「□□□□□:予告」とタイトルにある記事はすべて予告を見た感想です。
映画本編の感想ではなく、予告の感想です。
その短い予告を見て、勝手に想像を膨らませてしまった記事です。
ですから、ここに書かれたものは、ほとんどの場合は的外れで、映画を知るためにはなんの参考にもなりません。

予告を見るとこの映画の背景は1989年で、この年に侯孝賢は「悲情城市」でヴェネツィアで金獅子賞をとった。
侯孝賢がこの映画を見たらどう思うだろうなと考えていたら、プロデューサーが侯孝賢でした。失礼

「ビニールハウス」でもシングル家庭の親が家を持ちたいと願っていた。
おそらく、シングルの家庭にとって二人が住む家は一般的な家庭よりも大きな意味があるのだろう。
日本で家を持ちたいというシングル家庭が描かれないのは、両親が揃っていても、家を建てることはとても大変で、シングル家庭ではそもそもありえないお話になるからかもしれない。
サブタイトルに「11歳の選択」とあるように、どうやらその11歳の少年は悪い道へそそのかされようとしている。
望んでいた家を手に入れるためにその選択をしようとしているらしい。
勝手に期待するのは、どうかそんなまちがった道を選んだりせずに、その結果家を手にすることができないとしても真っ当な道を歩んでほしいと言うことだが、まさかこんなストーリーはつくづくくさいなぁと思う。
あー、でもね、いつからかそんなストーリーをくさいなんて思うようになってしまった自分は真っ当ではなくなっているのかもしれない。
まじめであることをいつから恥ずかしいと思ったり、笑いの対象にしてしまったんだろうかと考える。
さて、映画はどんな内容なんだろう?

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