彼女たちの始まりの曲「Dream Believers」【蓮ノ空感想文】
スクールアイドル活動を通して、女子高生たちの青春を描いた作品「ラブライブ!シリーズ」。
現在、6作品が展開中です。
どの作品でも「始まりの曲」は物語にとって、演者にとって、そしてファンにとって大切な曲になっています。
μ'sの「僕らのLIVE 君とのLIFE」
Aqoursの「君のこころは輝いてるかい?」
虹ヶ咲の「TOKIMEKI Runners」
Liella!の「始まりは君の空」
始まりの曲が発表されるたび、どんなパフォーマンスを、どんな物語を見せてくれるのか…そんなワクワクした気持ちになりますし、期待が膨らみます。
そして、ライブでのパフォーマンスは思い出として深く心に染みわたります。
2023年春にリリースとなった、「Link!Like!ラブライブ!」。
シリーズ初のバーチャルアイドルとしてスタートした、蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ。
彼女たちの始まりの曲「Dream Believers」。
キャッチーなメロディに力強いビートで始まるイントロ。
スクールアイドルの青春を表すさわやかなポップス。
先輩たちの始まりの曲に引けを取らない、そして新しい物語への期待感を高めてくれます。
先日の「ラブライブ!シリーズ Presents ユニット甲子園」を観に行った後からずっと、この曲が収録されているデビューミニアルバムを繰り返し聴いています。
サブスクで聴いていたのですが、あまりに気に入ってしまってCDを購入してしまったほど。
蓮ノ空は「103期」から「104期」へ。
新メンバーも3人加わり、ラブライブ伝統の9人体制になりました。
それをキッカケに、私もアプリをインストールして本格的に始めることに。
ハマるまで1年かかりましたが、今全力で追いかけている蓮ノ空。
すっかり好きになってしまったミニアルバム「Dream Believers」をフィーチャーする形で語ってみようと思います。
蓮ノ空を追うキッカケ
Link!Like!ラブライブ!は、2023年4月にリリース。
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの活動を追いながら、実生活と同じ時系列で物語が進みます。
ストーリーの他に、バーチャルでファンと触れ合える「With × MEETS」と、バーチャルライブが楽しめる「Fes × LIVE」を経て、1年という時間を共に過ごすことができるというシステム。
1年前の私は、興味はあったものの、なかなか時間が取れなくて始められずにいました。
その間、評判だけはネットでチラチラ目にしていました。
最近炎上しがちだったラブライブ!のストーリーにあって、蓮ノ空の評判はかなりいい。
まったく悪い評判を聞かないのです。
そうこうしているうちに1年が過ぎ、2024年3月に予定されているユニット甲子園の初日のチケットを無事ゲットすることができました。
Aqours、虹ヶ咲、Liella!についてはずっと追い続けているので曲もパフォーマンスも把握していますが、ライブを十二分に楽しむには蓮ノ空のことも知らなくては…。
早速、サブスクサービスで予習用のプレイリストを作り、移動中に聴きながら予習を始めました。
まず曲数の多さに驚いた!
活動期間1年でも、ここまでの曲数はなかなかありません。
蓮ノ空はユニット活動が中心。
一番最近に活動を始めた「みらくらぱーく」以外の2ユニットは10曲近いレパートリーがあって、一通り聴き終えるまで時間がかかったほど。
彼女たちの活動をよく知らなかったので、その時はただ驚くばかりでしたが、月に1回「Fes × LIVE」を行っているのなら、この曲数は頷けます。
しばらく同じ曲ばかり演っていると、すぐに飽きられてしまいますからね。
何とか、各ユニットの傾向を把握できたところで、ライブの日を迎えました。
特に、トップバッターを飾るみらくらぱーくの「ド・ド・ド!」は何度もチェックして準備万端。
ユニット甲子園については、イベント全体をまとめて記事にしました。
この記事でも書いたのですが、3ユニットともパフォーマンスのレベルが高い!
みらくらぱーくのみならず、スリーズブーケも、DOLLCHESTRAも、シリーズの先輩ユニットに引けを取らないレベルの高さ!
2曲ずつのパフォーマンスでしたが、すっかり魅了されてしまいました。
ライブ自体はラブライブ!シリーズの「お祭り」ですから、ライブが終わってもしばらくその余韻が抜けません。
トップバッターの「ド・ド・ド!」で盛り上がったのはもちろん、「水彩世界」、「AWOKE」も耳に残る名曲。
この3曲が収録されたデビューミニアルバムを改めて聴いてみたところ、その魅力にどんどん引きこまれていったのでした。
その流れで、蓮ノ空のストーリーをプレミア公開してくれたので、見始めると思わず見入ってしまった。
すべてのストーリーを追う事ができませんでしたが、スリーズブーケ、DOLLCHESTRAの結成秘話を見る事ができて、これは面白そうだ!とこちらも興味が湧いてきました。
そして遂に、104期が始まった日にアプリを入れてみました。
私はどうも、「とりあえず始めてみるか」と手を付ける事ができない性格のようで、何かにハマるには必ず何かしらのキッカケが必要になります。
昨年末の異次元フェスには参加しなかったので、直接的なキッカケがユニット甲子園となったわけです。
生でパフォーマンスを見て、強烈に興味が湧いたのでした。
でも、今から1年というギャップを埋めるのは至難の業。
新入生が加入するストーリーまで追いつくには、まずは3ユニットが結成された物語を追わなければ。
2週間ほどかかりましたが、ストーリー10話まで追いつきました。
ここからは、蓮ノ空のストーリーを、各ユニットの「始まりの歌」にスポットを当てて追ってみたいと思います。
花咲きたい!スリーズブーケ
このお話の主人公であり、蓮ノ空女学院に入学してきた新1年生、日野下花帆。
彼女の故郷である長野から、母親も通っていたこの学校に憧れをもってやってきました。
蓮ノ空女学院があるのは、石川県金沢市。
駅からバスに揺られて連れてこられたのは、山奥の全寮制の学校。
もちろん、周りには何もありません。
この学校で「花咲きたい!」と思っていた花帆。
学校帰りにショッピングしたり、カラオケに行ったり…。
彼女が思い描いていた高校生活とは真逆の環境…。
入学早々、彼女は脱走を企てます。
そこで見つかってしまった…もとい、出会ったのが、上級生の乙宗梢。
彼女は花帆に「あなたの知らない世界をみせてあげる」と言い、ライブを観に来るよう誘いました。
そこで見た光景は…
華やかな衣装で歌い踊る梢の姿。
すっかりスクールアイドルに魅了されてしまった花帆。
梢は、来週にもライブがあるので、それまで手伝ってほしいとお願いします。
クラブを手伝っている最中も、学校に残るべきか悩む花帆。
梢にも心境を吐露したところ、ライブへの準備に変化が。
音楽一家で育った彼女は作曲も自らこなすパフォーマー。
次のライブで披露する曲を花帆に聴かせ、「ダンスの参考にするから」と言って、考えている振り付けも伝えて踊ってもらい、それをチェックするという作業を繰り返したのでした。
今まで脱走を企てた…いや、山奥の学校で思い悩んでいた人を何人も見てきたからなのか、それとなく自分の気持ちをぼやかしながら伝えてきた花帆の気持ちを汲み、知らず知らずのうちに積極的にライブに参加するよう促す梢。
ライブを手伝ううち、花帆の気持ちに変化が…。
花帆が思う「花咲く」ことは、この学校ではできないと思っていた。
でも、私にもまだまだできることはあるかも!
「私、この学校を笑顔で満開にしてみせる!!」
花帆は梢の元へ。
「私、スクールアイドルやります!」
梢は花帆の分の衣装も用意してくれていたのでした。
その時披露したのが、「水彩世界」。
心躍る美しいメロディの王道ポップス。
心地いいミドルテンポのリズムに合わせて、キュートで華やかな衣装がよく映える二人の歌声が溶け込む。
ライブを観て、そしてストーリーを追ってから聴き込むと、その魅力がどんどん膨れ上がる。
こんな感じのポップスが元々好き、という事もあるのですが、「二人の始まりの曲」がスーッと心に入っていく感じ。
ライブパフォーマンスも素晴らしかった。
花帆ちゃん役の楡井(にれい)希実さんと、梢センパイ役の花宮初奈(にいな)さん。
二人とも歌もダンスもハイレベルで、目を、気持ちを奪われてしまった!
曲もストーリーも完全に把握した今、もう一度ライブを堪能したい!
次にライブを観るときが楽しみです。
二人にとってのスクールアイドルとは?DOLLCHESTRA
入学初日のバスの中、花帆と出会って一方的に話しかけられた女の子、村野さやか。
彼女は高校生である傍ら、フィギュアスケーターの顔も持つ。
自身がスケーターとしての目標にしていたお姉さんが怪我で演技が出来なくなり、お姉さんの分まで頑張る!と意気込んで活動を続けていたのですが、どうしても成績が伸び悩み、さらに表現力を付けたいと蓮ノ空へやってきたのでした。
何とか自分のプラスになる部はないものか…?
そこへ突然声をかけてきたのが、1学年先輩の夕霧綴理。
彼女はまさしく「天才」。
パフォーマンスは見る人すべてを魅了し、校内で突然踊り出すと人だかりができてしまうほど。
しかし、パフォーマンス以外の生活はめちゃくちゃで、言動も何を考えているのか掴みづらい点がある。
綴理はさやかに「ライブをみてほしい」と声をかけます。
それが、花帆が初めて梢のパフォーマンスを見たライブのステージでした。
その表現力に引きこまれてしまったさやか。
迷わず、綴理に教えを乞うためにスクールアイドルクラブに入部することを決めたのでした。
綴理はパフォーマンス以外からっきし。
反面、さやかはしっかりしていて、身の回りのことも、コンディション維持も完璧。
結局、さやかが綴理の身の回りの世話をすることになりました。
朝は起こしに行って、お昼もお弁当を用意したり…。
先輩に教えを乞うわけですから、相撲やプロレスの世界によくみられる「付き人」といったような関係性を想像しますが…彼女の場合は「仕方なく」面倒をみている、と言うべきでしょう。
そうしないと、綴理の生活が心配…。
感覚で行動するため、発言も具体的ではなく、感覚的。
フィギュアスケートをやっていて素養があったからか、そんな綴理の指導を受け、めきめきと上達してゆくさやか。
そんなある日、学校からスクールアイドルクラブへ学校説明会でのライブの打診が舞い込みます。
前回のライブはスリーズブーケがステージに上がったのだから、今度は二人でどうか、と話をする梢。
しかし、綴理はその誘いを断ります。
誰の目から見ても素晴らしい綴理のパフォーマンス。
しかし以前、「あなたは夕霧綴理であって、スクールアイドルではない」と言われたことが心の中で引っかかっていました。
しかし、綴理のもとでさやかは毎日頑張っている。
さやかの気持ちを想像したことはある?と梢に問いただされてしまう。
さやかは、自分の至らなさを悔いて、綴理に頭を下げます。
綴理が何も言わずにライブ出演を断ったために、思い込みから勘違いをしてしまっていました。
人に気持ちをうまく伝える事ができない綴理がさやかに伝えた言葉。
スクールアイドルは好きだが、自分が今までパフォーマンスしてきたものとは違う。
完璧ではないけど、みんなでひとつの方向に向かって頑張る姿が美しい。
それが、スクールアイドルだと思っていた。
ひとりでどれだけ踊っても、スクールアイドルにはなれない。
綴理はそう思っていました。
しかし、さやかの言葉にハッとさせられる。
「わたしにとって、あなたがスクールアイドルです」
綴理はひとりよがりになってしまっていたようでした。
それだけの事が前年にあったからに他ならないのですが…。
でも今年入学してきたさやかにとって、それは知る由もないこと。
「ボクは、スクールアイドルになりたい。キミは、ボクをスクールアイドルにしてくれるの?」
「どうしても一人じゃダメだって言うのなら、私が隣に立っていますから」
こうして二人揃ってステージに立つことが出来たのでした。
そんな二人の初めての曲「AWOKE」。
マイナー調の曲に合わせて、ダークな衣装に身を包んだ二人が踊る。
イントロのリズムから難解で、キメが鋭い。
ちょっと聞いただけでも難しい曲を、レベルの高い二人のパフォーマーが完璧に歌い、踊る。
数々のレベルの高い先輩がシリーズを彩ったアミューズの新たなパフォーマー、さやかちゃん役の野中ここなさんと、元乃木坂46の2期生としていくつもの大きなステージに立ち、多くの観客を魅了した綴理先輩役の佐々木琴子さん。
この難しい曲を難なくパフォーマンスしてしまう。
ライブを観た時、一発で魅了されてしまいました。
曲もクールで好きなジャンル。
スリーズブーケと真逆のイメージながら、どちらも魅力的なユニットです。
スリーズブーケとDOLLCHESTRA。
この2つのユニットについてと、梢センパイ、綴理先輩の関係性についてはもっと深いお話があるのですが、それはまた別の機会に。
幼馴染の約束 みらくらぱーく
4人での活動がうまく回り始めた頃、クラブの扉を叩く子がひとり。
留学先のカリフォルニアから帰国した大沢瑠璃乃。
学校へは途中からの編入となりますが、彼女たちのライブを配信で見て、興味をもってクラブに入ってきてくれたのでした。
いつもハイテンションな瑠璃乃。
ひとまずは仮入部として練習にも参加したのですが…
突然いなくなったっきり、練習に戻ってきませんでした。
後を追った花帆とさやか。
そこで、瑠璃乃の秘密を知ることになります。
彼女は周りを気遣ってハイテンションを演じていましたが、それにかなりのパワーを使ってしまい、バッテリー切れを起こしてしまうのです。
そうなると、ひとりで過ごす「充電」をしなければならない。
しかし、せっかく入ってきてくれた新メンバーをみすみす失う事はできない!
花帆を中心に引き留めにかかる中で、瑠璃乃はクラブのみんなも自分とはタイプが違うものの、個性的なメンバーの集まりだと気づきます。
趣向も性格も違うメンバーが同じ方向を向いて活動するスクールアイドルクラブ。
「やりたいって気持ちがあれば、どんな個性だって受け入れられるのがスクールアイドルなんだよ!」
花帆の言葉に背中を押されて、瑠璃乃はクラブへの正式入部を決めます。
しかし、彼女がここに来たのはもう一つ理由がありました。
幼馴染の藤島慈(めぐみ)と一緒にスクールアイドルをすること。
瑠璃乃のひとつ上の慈。
一足先に蓮ノ空へ入学し、スクールアイドルを始めます。
その姿を瑠璃乃にも見せて、一緒にやりたいと熱心に誘いますが…。
その後、ライブ中に彼女はステージから転落し、怪我を追ってしまいます。
怪我は完治しましたが、ステージに立つとその時の恐怖が蘇り、歌ったり踊ったりできなくなってしまったのです。
それが元で彼女はクラブから去ってしまいました。
当然、瑠璃乃にもその事を告げずに。
そうとも知らずに帰国した瑠璃乃は、梢たちから初めてその事を聞かされます。
慈の部屋にも詰め寄りますが、追い返されてしまいました。
もうスクールアイドルの事を嫌いになってしまったのか…?
しかし、自身の配信では、蓮ノ空スクールアイドルクラブの事を熱心に語っていましたし、花帆たちが入学した後もしっかりライブはチェックしていました。
慈に元に戻ってほしいと願う瑠璃乃は、ひとりでライブをすることを計画。
時季は夏休み。
彼女の特訓も兼ねて、クラブのメンバーは夏合宿へ。
実は密かに慈に合宿の事について話し、瑠璃乃を指導してほしいとお願いしていた2年生のふたり。
最初は合宿の参加を否定していましたが、よほど気になったのか、こっそり姿を現したのでした。
元々運動神経抜群で、体力もある瑠璃乃は、しっかりライブをこなせるまでに急成長。
ライブを数日後に控えたある日。
瑠璃乃は慈に内緒でポスターを貼ってライブをアピールします。
しかし、そこには慈の名前が。
それを知った慈が瑠璃乃に詰め寄ります。
慈自身も過去、梢や綴理に協力してもらって、なんどもステージ復帰を試みましたが、うまくいきませんでした。
それ以上に、二人に迷惑をかけてしまった…
その気持ちもあり、ますますライブ復帰の道を自ら閉ざしていたのでした。
しかし瑠璃乃は諦めません。
何度も慈の前に立ち、一緒にライブをやろうと声を掛けます。
「めぐちゃん、待ってるからね!」
…それは幼少の頃、慈が瑠璃乃にかけた言葉でした。
一緒に楽しい事をして、世界中を夢中にさせるような無敵のユニットを組む、という二人の約束があったから…。
瑠璃乃は衣装を身に纏い、ひとりでステージに上がります。
それを客席で見守る慈。
「何度つまづいたって、転んだって…やっぱり、諦めるのなんてムリ!」
ひとりでステージをこなす無理がたたって、体制を崩す瑠璃乃。
それを支えたのは…
同じ衣装を身に纏った、慈でした。
「ふたりで、世界中を夢中にさせよう!」
ライブは大成功。
慈もちゃんとパフォーマンスできていました。
ずっと練習を欠かさなかった努力もありますが、幼い頃の約束が二人の中にずっと残っていて、それが形となった時に、心の中の恐怖心をも打ち消した結果だったのでしょう。
第10話のラストに流れた、「On Your mark」。
徒競走でのスタート前の掛け声「位置について」の意味。
瑠璃乃を迎え、慈が戻ったクラブは、ようやくスタート地点に立ちました。
ミニアルバムには2曲目に収録されている、クールだけど力強い曲。
疾走感のあるフレーズが耳に残り、高揚感が高まる!
ライブでも、6人のフォーメーションが光る!
この曲は一発で気に入ってしまいました。
まだ実際のライブでは見たことがないので、その時が楽しみな曲です。
みらくらぱーくの最初の曲は、冒頭でもお話した「ド・ド・ド!」
幼馴染の絆が感じられた泣けるストーリーとは裏腹な、楽しい!がいっぱい詰まったテクノポップ。
他の2ユニットとは比べられないようなはっちゃけた曲ですが、「ふたりで、世界中を夢中にさせよう!」という二人の気持ちが目一杯詰められた曲なのはすぐにわかります。
ユニット甲子園の1曲目でしたが、盛り上がりがものすごかった!
ルリちゃん役の菅叶和(かんかんな)さんとめぐちゃん役の月音こなさんの選手宣誓も力強かったし、二人が現れてイントロが流れ出した瞬間のパッションがすごい!
「おぅりゃりゃ~!とぅりゃりゃ~!」の大合唱にはびっくり!
イベントのオープニングから、蓮ノ空の人気の高さを味わったパフォーマンスでした。
蓮ノ空を追いかけ始めての感想
本当に最近始めたばかりなので、アプリのすべての機能をまだ全然楽しめていませんし、ストーリーを追うだけならYoutubeの動画でもできたのですが、今後深く楽しむために敢えてこのタイミングから始める事にしました。
10話は序盤~中盤に差し掛かったところですが、蓮ノ空が人気な理由は十二分に理解できました。
今のところ、ストーリーは「先輩と後輩の関係性」を描いたもので、お互いを思い合い、共に成長する内容。
今までのラブライブ!のストーリーでも、ありそうでなかったものでした。
敵を作ると炎上するし、尺が短いと中途半端になってしまう。
しかし先輩、後輩二人の関係性を丁寧に時間をかけて描くことで、より深く、素敵なストーリーを見せてくれていると思います。
そして、各キャラの深い部分まで描くことは、多くのファンが見たかったストーリーなのではないかと思います。
こんな青春物語は「部活」という括りでしか表現が難しいと思いますし、女子高生の日常ならではの内容でもあると思います。
6人になったスクールアイドルクラブ。
そして新入生が加わって、9人へ。
これからもっと深いストーリーを見せてくれるでしょうから、早く追いつかなければなりませんね。
特にラブライブ!に挑戦したお話はnoteの記事が急増するぐらいのインパクトだったようですから、今から観るのが楽しみです。
ラブライブ!に挑戦して夢破れる経験は今まで先輩方も経験し、乗り越えてきた道ですが、果たして彼女たちはどんな気持ちになり、そこから何を得たのか?
また、「With × MEETS」も「Fes × LIVE」も体験したことがないので、アーカイブで少しずつ見ようと思います。
ストーリーが追いつけば、リアルタイムで楽しむことができるでしょう。
月1回ライブが見られるのはやはり楽しいですからね。
しかもバーチャルであっても、キャストがそのままパフォーマンスしているのは凄い。
ライブをこなす事でパフォーマンスの質も上がるでしょうし、ストーリーで見たままのキャラが歌って踊るのも斬新。
ライブは是非移動中ではなく、テレビの画面でしっかり見て感じたいですね。
キャストのライブについては、残念ながら先日開催された2ndライブ千葉公演は見逃してしまいましたが、連休明けには兵庫公演もありますので、そちらは是非見てみたいと思います。
「On Your mark」のパフォーマンスは是非見たいですからね。
あと、ストーリーを見ていて気になったのが、瑠璃乃ちゃんのキャラ設定。
これについてはお話したいことがありますので、別の記事にていずれきっちり語りたいと思っています。
決して設定に文句がある、というわけではありません。
私も含め、瑠璃乃ちゃんの言葉や行動に「共感」する人たちの存在を知ってもらうためにも、しっかり書きたいと思っています。
■お知らせ
ラブライブ!シリーズ関連の記事をまとめた「ラブライブ!シリーズを語る」マガジンを公開中です。
蓮ノ空の記事は初めてでしたが、アニメの感想とまとめやライブの感想など、今までシリーズを彩ってきた先輩方の活躍を書いた記事をたくさん書いてきました。
興味のある方はこちらも是非チェックをよろしくお願いします!
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