知識の定着は授業を受けるだけでは不十分、アウトプットが大切
新しく学んだ事を定着させるまでには想像以上に時間がかかります。
授業でインプットした内容を定着させるためには、様々な形でその内容をアウトプットする必要があるからです。
アウトプットというのは問題を解くこと自体ももちろんそうですし、他にも誰かに自分の考え方を口頭で説明してみること、自分の理解出来る内容と理解できない内容をノートに書き出してみることもアウトプットにあたります。
教えていて学習速度の早い生徒さんはこのアウトプットする習慣が身に付いているケースが多いです。
「見た事あるけど、実際にやってみると解けない」というのは、皆さんも経験があるのではないでしょうか?
自分が教えている生徒さんからよく耳にするのは、以前一度見た事がある公式や知識を使えば良さそうだけれど、似たような論点がいくつもあってまだ体系的に整理出来ていないので、目の前の問題に必要な知識がパッと出てこないという話です。
多少の個人差はありますが、数学の問題集なら学んだ知識が使いこなせるようになるまでに最低3周はする必要があります。
問題集を繰り返すのは多くの生徒さんにとってストレスフルな作業ですが、1周目が一番しんどくて2周目、3周目となるにつれて感じるストレスが少なくなりかかる時間も短くなっていきます。
ですので、1周目が終わったばかりでまだ思う様に成果が現れない生徒さんにも粘り強くあきらめないで続けるようにアドバイスをしています。
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