遅刻したときに考えた、"逃げ出したい欲"について

第26話

先週の水曜日のことなんですけど、

普通に寝坊しまして、
普通に遅刻しました。

まあ1限に5分遅れるくらいのかすり傷だったんですが。

私は、しっかり良い子に育ったので(?)、
遅刻が確定していても急いで行くんですよ。
良い子なら遅刻すんなって話なんですが。

でもね、悪魔サイドもちゃんといて、
遅刻確定の電車内の私は
よぎったっていうか、純粋に思いついたんですよ、

「逃げ出すなら今じゃね?」

"何から"かは言及されてません。
大雑把に「日常」とか「現実」とかで良いんじゃないですかね。


逃げ出すとしたら私は何をするのでしょうか。
妄想するだけならタダなので、ちょっとやってみましょうか。

8:30 途中駅で降りる。
うーん。とりあえず西口の小高いところにある神社のベンチで休憩。
お腹が空いたらからあげクンを買って食べる。
それでラッシュはやり過ごす。

家に帰るわけにはいかないですからね。母か姉がテレワークしてるんで。

あっ、そうだ。カラオケでも行こう。
私、まねきねこの会員なんでね。1回しか行ってないですが。

今何時?まだ昼にならない?

河川敷でも行く?なんのため。画としては逃げ出してるっぽいけど。


……
私、想像力落ちたのかなあ。

というのも、私が8才の頃に描いた漫画、『なの人』3巻には
『家出』っていうタイトルの回があるんですよ。

『なの人』第3巻より

内容はここでは触れないとして、
8才の私の頭には、「家出」という単語があったんです。

まあ当人にどのくらい"逃げ出したい欲"があったかは
こちらの知るところに無いですし、多分ほとんど無かったとおもうのですが、
「家出」という行動アイデアが当時の私の頭にあったということが
歴史(自分史)的に重要な意味があるんです。

また、作曲が急発達した中1時代には

『I can't fly』

という歌を遺しています。
といっても紙に書いたとかじゃなく
記憶としてなんとなく覚えてるだけなんですが
確か歌詞が、

不意に思うんだ、なんでこんな世界に生きてんのかって

とか

I can't fly 
天変地異でも起きないかな

とかです。

ここにおける「fly」とは、現実から飛び出すことを意味してて、
で、それができないんだよな〜、って歌です。

いつの時代(←自分史における時代ね。)にも
"逃げ出す"という考えがあったんですね。


みんなもそうじゃありませんか?

(急に話振られてビックリしますね。)

"逃げ出したい欲"、ありません?

物語のジャンルに「異世界転生モノ」があるの、
絶対"逃げ出したい欲"があるからだと思うんです。

具体的に何が嫌とは言えないが、
漠然と、この日常から逃げ出したい。

んですよ。みんな。知らんけど(保険)。

もっとも、口では言えませんけどね。
相手に、何が嫌なのか考えさせ、申し訳ない気持ちにさせてしまいますから。


1,100字超えましたが、まだ終わりません。
もう少し書きたいことがあるんです。

私にとって、noteを書くということも、ある意味
"逃げ出し"た姿なんですよね。

日常から逃げ出し、夢を追いかけ、辿り着いた街がnoteなんです。
気持ち的にはもう移住してます。

今や夢を追いかけて来る街は東京じゃないんですね。
(ちなみに実際の私が住んでいるのは、ほぼ東京、東京の隣の市です。)

母や姉にはnote活動は内緒にしてますからね。
じゃないと書けない回が結構ありますからね。

今はいいですよね。
身体は日常に置いときながら
夢を追いかけ"街"に出れるんですから。
そこにドラマチックな"家出"は必要ないわけです。

ですが、"街"に生きる私だけを本当の私とするには、
ドラマチックに、親とかに言わないといけないんですかね。

その点現代が有利なのは、親とかに言うとき
実績を見せつけて納得させることができるかもってとこです。

あっ、みなさんよろしくお願いしますね。
このまま日常側の私が優位だと、大学行くことになっちゃうんで。
「いや行けよ」じゃなくて。

第1話とか第2話とか読んできてください。


えーっと、なんの話でしたっけ。
なんか話がころころ転がっちゃいましたね、今回。

「#なんのはなしですか」付けよ。

以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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