見出し画像

母から息子へ〜少しの後悔とワクワクするビジョンとを持って〜

もうすぐ新しい家が建ちます。ワクワクしています。

昨年末からの家族や人生について課題を与えられたような日々も、未来志向で考えて結論を出し、かなりスパッと割り切り、乗り越えてきましたが。

子供、、子供にだけは、時として、めちゃくちゃvulnerableになってしまう事を自覚しました。

「どうしてああもダメなんだー!」と子供のことを嘆いていたら、昔の友人に、「DNA。仕方ない。」と、バサッと切られ。

同じ友人に、「そろそろ日本出たい。飽きてきた。」とも呟きましたら、「君はね〜、そういうタイプの人間なの。俺は早く気づいたから、ずっと日本にとどまる仕事を選ばなかった。君も同じ。どうして出なかったの?」とも言われ、おぉぉぉぉ・・・と嘆きとも諦めともつかぬ、ちょっと切ない気持ちになりました。

ずいぶん長い間、「こうあるべき」「こうした方がいい(世間的に)」に、囚われて生きてきたなぁ、と。だーれも気にしちゃいないのに(笑)

大人になり、母になり、自分の欠点も長所もわかってきて、うまーく力を抜けるようになって、生きるのも楽になってきて、人間関係も素敵になってきて、どんな問題も軽やかに乗り越えられるようになった気になっていて。

成績で評価する教育なんて・・・

点数で人の価値は決まらない・・・

なーんてキレイゴトを偉そうに思っていましたが。

いざ夏休み。長男いよいよ高校受験!なのに、これでもか!!というくらいの悪い成績を取ってきまして・・・

動揺しまくりました。

自分の今までとか、あの日あの時あの場所がいけなかったんだろうか・・とか、ひとり小田和正モードになり(昭和限定ネタ)、問題集を爆買いし、ビリギャルの本まで買い・・・見事に「クヨクヨ悩んでいる」そのまんまの行動。笑

そして、冒頭の友人の言葉を思い出し。

そうだよね、みんな、自分の人生を、「自分の選択で」生きていきたいものだし、持って生まれた性格というものもある。そして、日本にはその自由がある。

親としてできることは、「ここへ行け!」「○○点を取れ!」と指示することではなく、今、この日本の中で、子供なりに個性を活かして、楽しんで生きていき、将来、生きていきたいところへ自分の力で行けるようにサポートしてあげること。

そのために、親である私が経験したことを伝えること。人として大切な振る舞い、心の持ち方を教えること。

勉強ももちろん、今からできることをたくさんアドバイスしてあげること。全力で応援すること。

気づくのが遅い。もっと早くやってあげれば良かった。後悔なんて尽きやしないけれど、今、この瞬間から子供達のためにできることをしてあげよう。

子供自身が、自分がどんな人間かを知り、どこでなら自分の力を発揮して、人や周りや地球のために貢献ができるか?考えられる人間になるサポートをする。

いい大人になっても、発展途上であることに変わりはないだろうけれど。
がんばろう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?