見出し画像

【合格体験記】Sier営業がPL-900 【Power Platform Fundamentals】に合格するまで

Sier営業がPL-900 【Power Platform Fundamentals】に合格するまでの軌跡
 


はじめに

PL-900とは?

PL-900とは、マイクロソフトが認定する資格試験です。PL-900の認定試験では、Microsoft Power Platformに関する問題が出題されます。

Microsoft Power Platformは、ビジネスの業務改善に役立つの様々なアプリケーションを簡単に実装できるクラウドサービスです。

PL-900の難易度や受験のメリット・試験対策方法を解説!|Udemy メディア (benesse.co.jp)

Power Platfromには現在5つのサービスがあり、それぞれのサービスに関連した問題が出題される。

Power Platform サービス一覧

なぜPL-900の勉強を始めたのか?

元々は営業業務を効率化するために、Power Automateを勉強し始めたのがきっかけだった。

経理、総務、営業などのバックオフィス部門はどうしても非効率的な作業が発生しやすい。業務内容が変化しづらいため、率先的に効率化を行う人がいなければ、変化する時代とそれに合わせた仕事の出現により、どんどん業務量が増加する傾向にある。

営業部門でも100人以上いる顧客に対して、同じ内容のメールを一人ずつ送信したり、エクセルと基幹システムで同じ内容を管理するなどの非効率的な業務が多くなってしまい、どうにか効率化できないかと調べていたところ、
Power Platformの存在を知った。

結果的に、自社の業務改善だけではなく、顧客への提案にも繋がる事に気づき、本格的に勉強を開始することになった。

勉強方法

Power Platformを実際に実装してみる

やはり実装が一番勉強になる。
開発環境に関しては、一般人でも無料でPower Platformの開発環境を試せる【Microsoft開発者プログラム】を利用させてもらった。

準備するまでが少し大変だが、実装するのはやっぱり楽しいし、全体的なイメージも掴めるようになる。
試験に合格するだけなら、下記の勉強方法だけでも良いだろうが、実務で使うことを考えるなら、やはり実際にサービスに触れておいた方が、結果的に実装がしやすくなると思う。

Microsoftの試験対策動画

他のブログでも多く書かれている通り、この動画が一番試験対策として有効だと思う。
PowerPlatformの全体的な概要の説明から、試験問題の解説、Microsoft特有の難しい日本語訳への解説まで説明されており、この動画一本だけでも合格することが可能だと思う。

動画が約4時間と結構長いので、休憩しながら見るのがおススメ。

Udemyの問題集

他ブログでもおススメされることが多かったので購入してみたが、結果的にはなくても良かったかと思う。
上記の動画に出てくる過去問がそのまま載っていたり、解説が雑だったり。

更に、実際の試験問題の出題形式は、問題集に出てくるような1問1答形式ではなく、実際の業務でどのようにPower Platfromを活用するかのパターン問題のような形式なので、問題集と実際の試験問題のスタイルは違うということも意識しておいた方がいい。
※回答形式の方は、単語だけを回答するようなパターンなので、出題形式だけが違うイメージ。

出題形式や回答形式は、PL-900公式ページにある、試験サンドボックスで体験できるので、そこで慣れておくのも良いかもしれない。

試験前にどういった過去問が出ていたかをざっくり確認したり、頻出する用語を確認するのに使うのは良いと思う。

受験結果

766点でギリギリ合格。

合格のコツとしては、試験に頻出する単語(例:エンティティ、クラウドフロー…)の意味をしっかり調べ、それらが実際の業務でどういう風に使えるかを理解しておけば、試験のパターンに対しても迷いなく回答できると思う。

更に、今回の試験の場合は45分しか時間がなかったため、時間管理もある程度しっかりしておいた方がいい。

合格できたため、次はPL-400も受講してみたいが、その前にAZ-900(※Azureの試験)も受けたいし、Pythonデータ分析試験もG検定も来年受けたいので、
再来年になるかなー。
後、基本情報技術者試験もいい加減合格したい…。

余談だが、MicrosoftのVirtual Training Daysという動画コンテンツを受講すると、試験が無料になるチケットがもらえると聞いていたのだが、自分の場合はもらえなかった。
今の時期だと、もうもらえないのだろうか…。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?