いのち支える自殺対策推進センターの意見交換会に参加しました
2024.1.13
いのち支える自殺対策推進センター主催の、「自死遺族等支援団体向け研修・意見交換会」に参加しました。
20もの団体の方のお話を聞いたり、一緒に考えていただけて、沢山の学びがありました。
子どもの自殺は年間500人で、大人の自殺と比較して人数が少ないと言われることもあるため、皆様あまり馴染みがないことを覚悟していたのですが、
他の団体からも子どもの自殺の話が出たり、多くの方に関心を持っていただけて、心強かったです。
考える会としては、
①不適切指導による自殺があることを知っていただけたり、
②子どもの自殺の背景にある遺されたきょうだいや同級生の取り上げ方について一緒に考えていただいたり、
③子どものグリーフケアや集いの場を用意する意味を教えていただけたり
できたことが、大変有意義でした。
ただ、「子どもの自殺は数が多くないから」「大人の方が亡くなっているから」と、重要度を数で見ている方もいることを知りました。
様々な立場の方々と交流できたという意味では、貴重な機会となりました。
毎年500人もの人が、大人になることもないまま自殺で亡くなるのは「多い」と思います。
たった10何年しか生きていない子が自殺するほど追い詰められることはもちろん、たった10何年しか生きていない子が友達やきょうだいを失う経験をすることは、数の多い少ないだけでは計れない重大なことだと思います。
声をあげない(あげられない)ことは、何も思っていないのとは違います。
そういうことを一緒に想像していただける人を一人でも増やしていけるように、これからも努力していこうと思いました。
初めて参加したのに温かくお話をきいてくださり、沢山のことを教えてくださった参加者の皆様に感謝いたします。
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